うべプラネタリアン

プラネタリウム解説の活動を通じ、いろいろ感じたことをさまざまに語りたく....

こんな面を見ていたら....(C10-3)

2007年03月24日 17時25分10秒 | 新・星座物語
きっと、書ける。
日本から、発する星座物語。
さて、究極の女性の面。
般若(はんにゃ)。女の鬼。嫉妬の鬼。
角はあっても、髪が毒蛇だ なんて発想はない。

小面には、万媚も般若もひそんでいる。
矢次師は「小面が打てたらあとは何でも打てる、小面に始まり小面に終わると言ってもいい」と言い切る。
だから、ある意味で般若は容易だと言うのである。
そんな話をしていて、以前のNHK・TVで白洲正子さんの武相荘の中継をしていたときに柱に掛けてあった松田正平画伯の言葉とイメージが重なった。
「魑魅易、犬馬難」(ちみはやすく、けんばはかたし)

こんな面を見ていたら....(C10-2)

2007年03月24日 17時06分30秒 | 新・星座物語
何か物語が書けぬか。
先の、小面から、少しばかり年月が経って、女の怖さが、じわっと出てきたころの面。万媚(まんび)の面。
ある意味で怖いでしょ。この怖さは東洋だなぁ...
これらの面(おもて)をうったのは、矢次杢忠(やつぎもくちゅう(79))さんという山口市在住の能面師。
月に1回くらいふらりとお邪魔して(まさしく邪魔)話を聞くのが楽しみ。

今日は大雨....(C10-1)

2007年03月24日 16時53分56秒 | 新・星座物語
星のことはほったらかしで、雑感を。
先日のペルセウスの掲げるメドゥサが不気味だったので、口直しに
(にもならないか?)3枚の女性の顔を載せる。
東洋と西洋と。
香りの違い。
鬼面の表し方の違い。
わかっちゃいるが、これが同じ人類か、というくらいの違い。
この面は、能の「小面(こおもて)」といい、14~5才のまだ若い娘を表していている。
りんと張っている。
将来どう変化するか、あらゆる可能性と夢を抱きつつ、業も負っている。