うべプラネタリアン

プラネタリウム解説の活動を通じ、いろいろ感じたことをさまざまに語りたく....

前のページで、旧来の星座神話を...(C6)

2007年03月07日 22時02分08秒 | 新・星座物語
まとめていると書いた。
ベースは、藤井旭さんの本だが、私がやることだから、少し味付けを変える。
変えはじめると際限がなくイメージが広がって、無性に楽しく、なかなか大仕事になる。

ただ、これをやっておけば、プラネタリウムの解説に役立つ。
たとえば、登場人物も、ある狩人がね...というより、
狩人アクタイオンはね、道に迷ったんだよ、側にいる飼い犬につぶやくように声を掛けたんだ。「おい、メランボス、
おれたちゃ、今夜はこの辺で野宿だぞ」するとその時はるか遠くに一つの明かりが...という方がリアルに響くだろう。
ギリシア神話の人の名なんて、自分でキーを打たなきゃ頭に入らないよ。
そんなふうだから、今度の天文クラブで皆さんに渡す資料は、結構おもしろいはずと自画自賛。

また、星座神話は、ギリシャ神話がベースで、ギリシア神話は、西洋の小説の根幹といってもよく、
シェークスピアの戯曲のベースにもなっているわけだから、容易にシナリオ化できる。
星空の下で、何人かに登場人物の役割を振って、星座物語を演じてみたらどうだろう。
一挙に星空に躍りこめるぞ。
ゼウスになったり、プルトーンになったり、ヘルクレスになったり、もちろんオリオンになったり....
そんなことまでイメージが広がると、物語を書くキーが止まる。3月16日例会日に間に合うやろか....