うべプラネタリアン

プラネタリウム解説の活動を通じ、いろいろ感じたことをさまざまに語りたく....

きれいなかった....(E1033)

2010年11月15日 23時45分51秒 | 水の存在
きれいと美しいとはどう違うのか。
紅葉を見て、口では「まぁきれい!」という。「まぁうつくしい!」とはほとんど言わない。
美しいという表現は文章の場合だ。
ま、それはともかく、「きれいなかったぁ...」と言うのは、山口弁だ。
これは否定ではない。形容動詞の過去形。「美しかった」という意。面倒な表現だ。
あの集いはゆかいなかったっちゃ。あの絵はみごとなかったでよ。などと多用される。
そ、きれいなかったのは足立美術館。紅葉の最高の季節にバス旅行をしてきた。
昭和45年開館との話だから訪れるのに遅きに失した感はあるが、春夏秋冬いつでもいいから
「まだ行っちょらん」方はぜひ。横山大観の絵画収蔵量の質と量の圧倒的迫力もさることながら、
なんたってお庭がいい。世界一との評価も頷けるところだ。

わっ! 寒~い....(E1032)

2010年10月26日 20時17分25秒 | 水の存在
北の国では初雪だそうだ。
つい先日は夏の名残の大雨が奄美で大被害をもたらしたのに、今日は一転、各地で冬たより。
極端だなとおもうが、日本列島は南北に長いのだ。
朝の散歩に常盤公園に出向くと、さすが秋深まった感が強い。
所用あって午後防府へ出向いたが、途中、佐波川大橋を渡る際、姫島やその向こうの
国東半島を見ると、蜃気楼状態だった。海水温は依然高く、気温は下がったので、
逃げ水の蜃気楼となって島が浮いたのだ。秋を飛び越えて冬に転げ込むのか。
常盤公園のペリカン島の青鷺も寒そう。

おいでませ秋吉台....(E1029)

2010年10月04日 16時43分45秒 | 水の存在
秋吉台は、秋吉というくらいだから、秋がよろしい。
今はススキと萩が盛り。さらに秋が深まると、野菊やセンブリ、リンドウの花盛りとなる。
大田絵堂から長登銅山跡を経て、育成牧場を横に通りすぎると、長者ヶ森を見下ろす展望台に着く。
駐車場は乏しいが、トーチカのような展望台の側までゆける。
ウィークディには訪れる人とてない。風が渺々と渡るのみ。萩が揺れススキがおどる。
夜ともなれば、星が降る。
ぜひおいでませ秋吉台へ。


今年の彼岸花....(E1028)

2010年09月29日 21時17分18秒 | 水の存在
異常に暑かった今年の夏は、彼岸花の開花を遅らせている。
感覚的に10日か2週間遅れている。9月末になってやっと咲き始めた。
例年なら花期はもう終わる頃だ。やっぱ異常気象かなぁ...
そう言えば、蝉の声も、“つくつくほうし”はほとんど聞かないまま、
クマゼミの“しゃわしゃわ”からいきなり秋になった。
今後、そう言えば...という事象に気付かされるんだろうな。
やっぱ異常気象かなぁ...