うべプラネタリアン

プラネタリウム解説の活動を通じ、いろいろ感じたことをさまざまに語りたく....

星空かんさつ会2日目...(10170)

2010年07月31日 23時23分18秒 | うべプラネタリアン
なんと言っても、この会のメインは、ときわの森で楽しむナマの星空観察だ。
昨日とはうってかわって好天。ただし、猛烈にムシ熱い。その中で星空かんさつ。
解散間近の20:30頃になってよく晴れてきた。夏の大三角もさそり座もよく見え、
まずまずの会を展開できた。参加の子ども達の反応はともかく、こちらとしては、
ナマの星に接してもらうことが第一義と考えているので、まずは成功!としておこう。

星空かんさつ会初日...(10169)

2010年07月30日 22時19分19秒 | うべプラネタリアン
7/30・31は、市の社教主催の星空かんさつ会。
初日は9:30に集まって星好き子ども達の話を聞き、午後はプラ一辺倒とした。
夜自由参加で天体観望会としたが、ベタ曇。それでも家族も交え50人も集まったか。
夏休みの宿題自由研究のテーマにしたいらしく、親子とも熱心だ。
自由研究もいいが、やはり「観察」してナンボである。
金星一つ観ずして西空の惑星集合など書いて欲しくない。
流れ星一つでも見て、ペルセ流星群の実際が書ける。
できれば同じ時間たとへば0~1時の一時間、8/1、8/13、8/14、8/20、8/30の5回くらい
観察することだ。一つも見えなくても、見えなかったとレポートを提出すればいい。
「観察をした」ということが大切なんで、結果は二の次。
さあ、レッツトライ。

夏休みの工作....(10168)

2010年07月29日 22時00分44秒 | うべプラネタリアン
7/21に夏休みの工作に、銀河を作ったらどうかと提案したが、その後“百均店”に行ったら、
いいものがあった。パーティモールだ。これならそのまま使える。
手芸店で星のスパンコールを買うとかれこれ2000円くらいになるが、
これだと千切っても、とぐろに巻いても使い方次第。結構量があるから安上がりだ。
全部の材料をかき集めても500円で済むだろう。金をかけないのはいいことだ。

シャドウバンド....(10167)

2010年07月28日 19時19分07秒 | うべプラネタリアン
皆既日食のとき、皆既直前直後、第二 第三接触時、即ちダイヤモンドリングが見える頃
地上の明るさが波打つように揺らぐという。それをシャドウバンドと言う。
日食の時しか観られないので、ぜひ観測したい貴重な現象とされている。
昨年の種子島の日食は、小雨だったので、日光の揺らぎの観測どころではなかった。
この現象はせせらぎのようなものだから動画でしか表せない。
ところが、この度のイースター島の日食観測では、見事に固定写真にそのシャドウバンドが写っている。
添付画像はAPODに出たものだが、最初これを見たとき、出来の悪いダイヤモンドリング写真だと思った。
改めて良く見るとしま模様が平行にたくさん走っている。
この縞がシャドウバンドだとの説明は一切なかったが、あ、これこそそれだと確信した。
後日i-Laboさんから、これとは別に天体写真家の沼田さんもシャドウバンドを撮ったと連あった。
こんなに鮮やかに表せたのはおそらく初めてかと、申し添えてあったとのこと。
非常にめずらしいものだそうだ。
どんな条件が整えばこんな画が撮れるのか、今回のイースター島での特殊条件は何だったのか、
もろもろ知りたいことがわんさと出てくる。おもしろいなぁ。

遊び仲間....(10166)

2010年07月27日 19時09分04秒 | うべプラネタリアン
星遊びの仲間を作りたくて、星空かんさつ会なる天文レクチャールームを開催している。
対象は小学4~6年生だが、今年は参加者が少ない。21人。
少なければ、先生はてきとーにお茶を濁しておけばいい..ってもんじゃないんだな、これが。
メンバーの中身が問題だ。こわい連中わんさか。半数は天文クラブのメンバーだし、
種子島で辛酸を舐めた(舐めさせた)奴らだから、どれもこれも一筋縄ではいかない。
きっと手ぐすね引いて襲いかかって来るに違いない。
マサミチもユイもアヤもリンもヒロトもモネもタイチも...ぎゃはは である。
会は今週 金・土(7/30&31)。昼間は星の話、夜は観望会。
3年前は泊まり込みだったが、諸般の都合で泊まり込みは中止となった。
が、やっぱ 目玉は土曜の夜の観望会だ。一旦21:00にお開きの後、さらに遅くまで星遊びを
続けようじゃんというわけ。子ども達の夜遊び好きはわかっているが、
天文クラブに入っている家族なんて、父も母もみんなみんな“ほしあそびびと”なんだもの。
時間を忘れる異常人ばっか。それを迎え撃つのは、天文同好会の古手だ。これまた手強い。
今週末は遊具もそろったし、たぁのぉしぃぞぉ~~
天文同好会の諸氏、そういうわけで、次の例会日(7/31 最終土曜)は、青年の家広場に集合されたい。
メールネットでも確認入れておこう。

星遊び....(10165)

2010年07月26日 20時24分58秒 | うべプラネタリアン
「星遊び」という言葉は、おそらくない。多分私の造語だろう。
が、突然思いついて、これほど我々に適した言葉はないと思った。
天文同好会の仲間は等しく星遊びをしてるんだ。
星遊びほど、老若男女の隔てなく、経験知識の濃淡有無に関わりなく楽しめるテーマは
ないのではないか。
大の大人が喜々として遊んでいると、子ども達は磁石に吸い寄せられる鉄片のように
寄ってくる。天文普及、宇宙教育なんてしゃかりきに構えたって誰もついてこない。
こちらがうれしそうに遊んでいると必ず寄ってくる。良寛さんの如く。
というわけで、せつせと星遊びに勤しむのだが、それにはちょっとした道具が欲しい。
その格好の遊具がこれだ。昨日の㌻でも記したが、広い遊び場所「宇宙」を勝手に駆け回る道具。
本日最後の部品もそろった。しっかりした三脚にセッティングしたので、もうばっちりだ。
天候を見測らって早い内に「ほしあそびびと」を集めよう。

双眼鏡....(10164)

2010年07月25日 19時05分07秒 | うべプラネタリアン
宇部天文同好会で、双眼鏡を購入した。
オペラグラスのようなちゃちなものではない。70mm F6.2。画像では上のタイプ。
かねてより、明るい広視野のスコープが欲しかった。
たとへば、すばるを一度にとらえる。アンドロメダ銀河をばくっと観る。ペルセ二重星団を堪能する。
宇宙の深さを感じるには、暗い高倍率より、広視野低倍率が楽しいのはご承知の通り。
というわけで、はないっつぁんとも相談し、大型の双眼鏡の導入を決めた次第。
もちろん架台や三脚は別のもの。よほどしっかりしたものが必要。まだ、一部部品が
そろわないのでファーストライトの観望会はちょっと先になるが、それも、近々OKのはずだ。
いて座からはくちょう座カシオペア座に至る天の川銀河をさあぁぁっと観て歩くには最適なメガネだろう。
この購入に当たっては、奇特人からのご寄付をベースに、ちょい足し添えた。
消耗品や飲み食いに使うより、宇宙を一緒に散歩できる喜びをわかってもらえるはずだ。
今度のペルセ流星群の時は、流れ星の合間にそれで遊ぼう。
その余裕のないほど流れるといいが、それはそれ。よく晴れて、さまざまな星遊びができれば
もう言うことはない。


明るくしないでっ....(10163)

2010年07月23日 19時44分35秒 | うべプラネタリアン
と、YUI-MAMAは叫んだ。
プラネタリウムの一般投影の後、ちょっと居残っていただいて、[Back To The Earth]を
観てもらったのだが、終わったときの言葉がタイトルの通りだったというわけ。
涙が出て仕方がなかったとおっしゃる。
たしかに感情移入してしまうよ。上映技師側の私ですら、最後のシーンで、
はやぶさのシルエットがカプセルを守って舞うさまは、じぃぃんときてしまう。
それ、毎回だもの。困ったことだ。というわけで、星好き人は一見の価値あり。
わしゃ星好きじゃが、あんなことじゃ泣かんぞという向きは、そりゃそれで自由さ。
全く人それぞれで...。

星空指数予報....(10162)

2010年07月22日 22時32分57秒 | うべプラネタリアン
なんじゃ、こりゃ!
天気予報・星空指数はこれから1週間先ずぅ~と100やん。
つい先週はずぅ~と0やったのに。月齢悪くなると晴れる。
そりゃ梅雨明けやから、当分いい天気かもしれんが、まあすごい日射し。
多治見で今日は40℃だったって。昨年とは大違い、皮肉やなぁ。
今日、はないっつぁんはプラネタリウムに来たお客さんに、
望遠鏡で昼間の星[金星]を見せてくれた。なかなか珍しい対象だが、
さして人は感動しないようだ。
望遠鏡なら当然と思っているのか、あまりにもなじみがないせいか。
きっと、夜(夕)の金星すら見たことないのに、いきなり青空の中の金星を見せられても
ピンとこんのやろ。