道長のみた望月(千年前の11月23日の月)
平安時代の貴族、藤原道長(966~1027)が「この世をばわが世とぞ思ふ望月(もちづき)の欠けたることもなしと思へば」と詠んでからちょうど1千年後の満月が23日夕、昇ぼりました。
栄華を極めた藤原氏の時代は移り変わりましたが、望月はなお欠けることなく地上を照らし続けています。
平安の貴族・藤原実資(さねすけ)の日記「小右記(しょうゆうき)」や道長自身の日記によると、道長はこの歌を寛仁2(1018)年10月16日に詠んでいます。
この日は確かに満月だったということです。
今年の旧暦10月16日は11月23日です。
朝日新聞からお借りした、チョット興味のある話題です。
*写真:11月23日の月(東京)、道長の歌は1018年10月16日に詠まれました。
現在の暦で11月23日の満月でした。
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