2019-10-6 大分発・北海道一周 自走車中泊 夫婦旅 (五稜郭タワー・五稜郭・函館ラーメン・立待岬・函館山)39日目

2019-10-07 07:06:16 | 北海道一周 自走車中泊夫婦旅
2019-10-6(日)
北海道上磯郡木古内にある『道の駅 みそぎの郷 きこない』で39日目の朝を迎えました。
天気は晴 気温8℃
ここの道の駅は2日間泊まったことになります。
1日目は初めてということもあって迷うこともあったのですが、2日目ともなると慣れたものです。
しかしさすがに2年連続でNO1を獲得した道の駅だけあって掃除は行き届いています。

さて、昨日(10月5日)大分を出発して38日目で6、000kmを突破しました。
パチパチパチ。
日本一周が約12、000kmと言われていますので、日本を半周したことになります。
現在、自己新記録更新中です。


AM9時 『道の駅 みそぎの郷きこない』を出発!

AM9時40分。
ここでノーンビリと風まかせで飛んでるカモメに惹かれて寄り道。


朝日に輝き広がる白波にも心惹かれます。


函館山と函館の街が見える『ふれあい漁港公園』


目の前に見えるのが今夜夜景を眺めに行く『函館山』です。
2日間天気が良くなかったので観光をこの日に伸ばしたのですが、綺麗な夜景を見たいものです。



AM10時30分 『五稜郭タワー』到着。
五稜郭タワーは高さ107mで、最上階の展望台は五稜郭を一望できます。


そもそも五稜郭って何なの?

この五稜郭は、江戸幕府により安政4年(1857年)に、蝦夷地を管理して外国から防御するために7年かけて作られた、日本でも珍しい星型要塞(稜堡式城郭)なんです。


なぜ五稜郭が星の形をしているかというと、堀で囲んだ星型の先端に、砲台を設置できるようになっていて、本拠地である箱館奉行所を敵から守る為のものなんです。
つまり五稜郭は戦場ではなくて、あくまで本拠地であり屯所ということです。
タワーから見た五稜郭です。
少し斜めなので分かりにくいと思いますが五稜郭の名前の通り、五角形になっています。


こちらの方が分かりやすいかも。
タワーの中にある五稜郭の模型です。
1ヵ所だけ突き出た場所は防御と出撃の拠点となった半月堡です。
(例えば、門から打って出る味方の人数を相手に把握されにくい等)

五稜郭の周りには約1,600本のソメイヨシノが植えられ桜の名所になっています。


新撰組 土方歳三の像。
なぜ土方歳三が?というのは後で説明します。


函館の街並みと函館山です。


立待岬が見えます。
後で行くことにします。


タワーから五稜郭へ移動です。
五稜郭の広さは、外周が約1.8km、敷地は約125,500平方メートル。
東京ドームの約3倍分の大きな城郭です。
と、東京ドームとよく比較しますがその東京ドーム自体の大きさがよくわかっていない私です。


では五稜郭の戦いである『箱館戦争』って何でしょう?

箱館戦争とは、江戸時代最後の年の慶応4年(1868年)から、2年間にわたって全国で起こった戦い「戊辰戦争」の、最後の戦いのことです。

戊辰戦争は、開始した慶応4年(明治元年)の干支が戊辰だったことで名付けられ、東北や会津など全国のあちこちで戦いを繰り広げました。


では、そもそも戊辰戦争はなぜ起きたのでしょう?

嘉永6年(1853年)に黒船でペリーが来航してからというもの、江戸幕府は外国からの圧力に悩まされ、それがきっかけで尊王攘夷が起こります。

新選組も元々、江戸幕府のもとで天皇と都を守る警察のような組織でした。



開国派(薩摩藩等)は、江戸幕府を倒して権力を一つにまとめるため、天皇の名のもとで新政府軍を作って、江戸幕府が率いる旧幕府軍(新撰組、土方歳三等)と戦いました。

結果は開国派の新政府軍が勝ち、江戸幕府の政権を天皇に返す「大政奉還」になるわけです。

こちらは土方歳三、新撰組の旧幕府軍の皆さん。


こちらは新政府軍です。
皆さんありがとうございました。
(SNSアップは了承済み)



さて、そろそろお腹も減ってきました。
函館と言えば、そうです『函館ラーメン』です。
どうしても函館ラーメンを食べたいという嫁。
函館ラーメンで有名な『あじさい本店』へ行きました。
といっても五稜郭タワーのすぐ横、歩いて1分。


並びましたがそれはもう想定内。
気にしません。
函館塩ラーメン。


味彩の人気メニューNO1のラーメン。
スープは道南産の昆布をベースに、火で炙って旨みを閉じ込めた豚骨と鶏ガラを使用しています。
ご馳走さまでした。



お腹も膨れたところで移動です。
13時15分
『立待岬』到着!







右手に松前城のある松前半島。







その左手に津軽半島の竜飛岬。
『ごらんあれが北のはずれ竜飛岬と〜』で有名な竜飛岬です(笑)



さらにその左手に下北半島の大間岬。


ここがあのマグロで有名な大間です。
マグロを釣りたい。
食べるよりも釣りたい欲望が強いのは祖父が漁師だった血を引くのでしょうか?
嫁?
嫁は『大間のマグロを食べたーい』と言っておりました、当然ながら(笑)

14時30分
『函館山ロープウェイ』に到着。




最終便が22時です。

夜景が17時40分の予定ですから今から3時間待つことになります。

ここから3分間の空中散歩になります。

ここのロープウェイは中の支柱がありません。
そのため景色は見やすくなっています。
スピードはかなり早く感じました。
今まで乗った中でも一番早かったような気がします。




函館山は、火山活動や地殻変動によって出現し、海流による漂砂で亀田半島とつながった陸繋島です。
三方が海に囲まれ、標高約334m.周囲9kmとなっており、別名"臥牛山"とも
呼ばれています。



600種の植物。
津軽海峡を南下・北上する渡り鳥の休息地として重要な役割を果たしています。



17時。
夕陽が山に沈む時間が迫ってきました、


全ての物は夕陽色に染まっていきます。
ススキも。


世界中から集まった人々も。



17時30分。
函館山はピークを迎えます。
夜景を見るための場所は人で溢れかえっていて撮影できる状況ではありません。

一旦施設の中に入り時間を潰します。
その間にも海外からの団体客が次から次へとやって来ます。

この昼間の景色も最高に綺麗ですが夜になるとどのようになるのでしょうか?



どうでしょうか。


目の前には世界3大夜景といわれる大パノラマが広がっていました。





この景色が見たくて2日間待ちました。









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