昨日、久しぶりに(嫁とおーちゃんとちっち)でスポパへ!
青空の下、春の風が気持ち良く、一生懸命に練習する選手の様子を時間を忘れてぼーっと眺めるという楽しく幸せな時間を過ごすことができました。
(今回もあえてアップする選手を絞り、戦術の分かるであろう画像は編集またはカットしています)
私にとってここは特別な場所。
選手の皆さんからはいつもパワーをもらっています。
真剣に練習をしている姿を見ながらある選手のツイートに勇気づけられた話をしたいと思います。
【選手のツイートに貰った勇気!】
10年以上前だったか・・
ある朝、昨日まで何ともなかった日常が突然音のない世界に変わりました。
今日は静かだなぁと思いながら階下に降りテレビのスイッチを入れても音がしません。
頭が真っ白になりながら冷静になるように自分に言い聞かせ周りを確認。
水が出る音・・
扉を開け閉めする音・・
壁を叩く音・・
人の声も鳥の鳴き声も車のエンジン音も・・
何も聞こえてきません。
昨日まで普通に聞こえていたのです。
パニックになりながら急いで2階にいる嫁に今の自分の状況を説明するも自分の声が聞こえないのでうまく伝えられません。
とにかく病院へと急ぐと『突発性難聴』と診断、48時間がタイムリミットと告げられ即入院。
病院では体内に強い薬を大量に入れ、1週間後に左耳だけ回復したものの右耳は聞こえないままでした。
さらに強い副作用で様々な症状が・・
食事をすると口の中で噛んでいる音が頭の中で大きく響いたり、皿と皿のこすれる音を異様に感じたり、睡眠薬を飲まないと夜寝れなかったり・・
数ヶ月後。
他の症状は回復したものの
右耳が聞こえないままなのと両方の耳鳴りが回復しませんでした。
耳の中で1年中セミが鳴いています。
耳鳴りは2〜3年ほど悩み、違う病院に行ったり漢方薬を飲んだりしたものの回復しないまま今に至っています。
ただ人間は強いもので慣れます。
今は耳鳴りがするのは当たり前。
疲れると耳鳴りが大きくなる事で自分の体調が分かるようになりました(笑)
たまに左右の耳鳴りの波長が合うと頭の中でハウリングを起こします(笑)
10秒ほどですがそれを楽しめるほどに慣れました。
でも慣れないものもあります。
周りが静かなときは相手の声が聞き取れますが、ガヤガヤしているときは相手が何を言っているのか分かりません。
申し訳ないと思いながらも『えッ?』と聞き返すと相手は先ほどより大きな声で喋ってくれます。
(すいません)
それでも聞こえない時があります。
1度目はまだ良い。
でも2度目となると躊躇します。
(聞き返すと悪いよなぁ、どうしよう)
そこで聞こえた「ふり」をします。
でも実際には聞こえていないので答えたくても答えられません。
とはいえ聞かれている以上答えなくてはなりません。
(どうしよう、こんなことなら2度目も聞き返せば良かった・・いや、それでも・・・)
現実には2度も3度も聞き返せません。
私の病気を一番よく理解している嫁にでも(申し訳なくて)聞き返せないほどです。
ましてや他人では1度目でも躊躇してしまいます。
それで悩みました。
人の多いトリニータに行きたくない!
一度そういう気持ちになると落ち込むばかりで『行くのをやめよう』と真剣に考えるようになりました。
心配するだろうから嫁には言えないし・・どうしよう。
そのときに知ったのが町田也真人選手のツイートでした。
(2019年10月3日 松本山雅在籍時)
『町田也真人 @yamato_m10 • Follow
実はというか、
2、3歳の頃、自分で耳かき棒をさしてしまいそれから右耳が聞こえません
手術すれば半々の確率だと小学校1年時に検査で言われました。
これで育ってきたので不便さは感じていません
話しかけて僕が気付かなかったらそれはしかとではありません
なので気付くまで話しかけて下さいね笑』
サッカー選手のこのポジティブなツイートに驚愕しました。
そしてその後の対談の中で
『言わないと自分が損するというか、「シカトしてる」みたいに思われたら嫌なので。
親しくない人や、初対面の方と数人で食事に行って、右側に座られたら「右が聞こえないので大きな声で喋ってもらえますか?」とか「聞こえていなかったら肩をトントンしてください」って先に言います。「シカトじゃないんです!」って』
そうなんです。
私は『えッ?』って聞き返すことを前提に悩んでいたけれど、そうではなくて先に『右耳が聞こえないので大きな声で喋ってください』って明るく言えば良いだけのことだったんです。
聞こえないことでネガティブな考えになり、出口の見えない迷路の中で延々と同じ場所をグルグル回って疲れ果てていただけだったんです。
ヤマト選手は続けます。
『自分から明るく発信して、そうすれば相手の方も気を遣わずに過ごせるし、自分自身も「気を遣ってもらってるなあ」とか思わずに楽しく過ごせると思うので。何よりもネガティブにならないことが一番大事かなと思います』
まさにこの言葉でした!!
『何をやっとるんだ俺は!しっかりしろ!』
暗かった目の前に灯りがともったのです。
私も今後、右耳が聞こえないことを相手に明るく伝えたいと思っています。
ポジティブな言葉をツイートしてくれたヤマト選手には感謝しても仕切れません。
サッカー選手としてあの手拍子や歓声の中で仲間とコミュニケーションをとりながら一流のプレーができるヤマト選手。
その選手の発する言葉には力があり重みがあります。
今、目の前で多くのサッカー選手が練習をしています。
ここにいる全員が小さい頃に思い描いた(であろう)プロサッカー選手になる夢が叶った皆さんです。
そんな皆さんにはもっともっと発信してもらいたい!
ポジティブであれば内容はなんでも良いんです。
それで勇気をもらえる人は必ずいるはずです・・いや必ずいます!!
よろしくお願いします。
///////////////////////////
ヤマト選手の言葉に勇気を貰ったことに感謝しながら練習見学を・・・
そしてファンサ。
キツイ練習の後のファンサには頭が下がるばかりです。
片野坂監督。
選手の皆さん。
吉坂コーチ。
お疲れのところを皆さんありがとうございました。
ご一緒にしてくださった皆さん!
ありがとうございました。
(吉さんのシークレットチューリップ 見つけました(笑))
青空の下、春の風が気持ち良く、一生懸命に練習する選手の様子を時間を忘れてぼーっと眺めるという楽しく幸せな時間を過ごすことができました。
(今回もあえてアップする選手を絞り、戦術の分かるであろう画像は編集またはカットしています)
私にとってここは特別な場所。
選手の皆さんからはいつもパワーをもらっています。
真剣に練習をしている姿を見ながらある選手のツイートに勇気づけられた話をしたいと思います。
【選手のツイートに貰った勇気!】
10年以上前だったか・・
ある朝、昨日まで何ともなかった日常が突然音のない世界に変わりました。
今日は静かだなぁと思いながら階下に降りテレビのスイッチを入れても音がしません。
頭が真っ白になりながら冷静になるように自分に言い聞かせ周りを確認。
水が出る音・・
扉を開け閉めする音・・
壁を叩く音・・
人の声も鳥の鳴き声も車のエンジン音も・・
何も聞こえてきません。
昨日まで普通に聞こえていたのです。
パニックになりながら急いで2階にいる嫁に今の自分の状況を説明するも自分の声が聞こえないのでうまく伝えられません。
とにかく病院へと急ぐと『突発性難聴』と診断、48時間がタイムリミットと告げられ即入院。
病院では体内に強い薬を大量に入れ、1週間後に左耳だけ回復したものの右耳は聞こえないままでした。
さらに強い副作用で様々な症状が・・
食事をすると口の中で噛んでいる音が頭の中で大きく響いたり、皿と皿のこすれる音を異様に感じたり、睡眠薬を飲まないと夜寝れなかったり・・
数ヶ月後。
他の症状は回復したものの
右耳が聞こえないままなのと両方の耳鳴りが回復しませんでした。
耳の中で1年中セミが鳴いています。
耳鳴りは2〜3年ほど悩み、違う病院に行ったり漢方薬を飲んだりしたものの回復しないまま今に至っています。
ただ人間は強いもので慣れます。
今は耳鳴りがするのは当たり前。
疲れると耳鳴りが大きくなる事で自分の体調が分かるようになりました(笑)
たまに左右の耳鳴りの波長が合うと頭の中でハウリングを起こします(笑)
10秒ほどですがそれを楽しめるほどに慣れました。
でも慣れないものもあります。
周りが静かなときは相手の声が聞き取れますが、ガヤガヤしているときは相手が何を言っているのか分かりません。
申し訳ないと思いながらも『えッ?』と聞き返すと相手は先ほどより大きな声で喋ってくれます。
(すいません)
それでも聞こえない時があります。
1度目はまだ良い。
でも2度目となると躊躇します。
(聞き返すと悪いよなぁ、どうしよう)
そこで聞こえた「ふり」をします。
でも実際には聞こえていないので答えたくても答えられません。
とはいえ聞かれている以上答えなくてはなりません。
(どうしよう、こんなことなら2度目も聞き返せば良かった・・いや、それでも・・・)
現実には2度も3度も聞き返せません。
私の病気を一番よく理解している嫁にでも(申し訳なくて)聞き返せないほどです。
ましてや他人では1度目でも躊躇してしまいます。
それで悩みました。
人の多いトリニータに行きたくない!
一度そういう気持ちになると落ち込むばかりで『行くのをやめよう』と真剣に考えるようになりました。
心配するだろうから嫁には言えないし・・どうしよう。
そのときに知ったのが町田也真人選手のツイートでした。
(2019年10月3日 松本山雅在籍時)
『町田也真人 @yamato_m10 • Follow
実はというか、
2、3歳の頃、自分で耳かき棒をさしてしまいそれから右耳が聞こえません
手術すれば半々の確率だと小学校1年時に検査で言われました。
これで育ってきたので不便さは感じていません
話しかけて僕が気付かなかったらそれはしかとではありません
なので気付くまで話しかけて下さいね笑』
サッカー選手のこのポジティブなツイートに驚愕しました。
そしてその後の対談の中で
『言わないと自分が損するというか、「シカトしてる」みたいに思われたら嫌なので。
親しくない人や、初対面の方と数人で食事に行って、右側に座られたら「右が聞こえないので大きな声で喋ってもらえますか?」とか「聞こえていなかったら肩をトントンしてください」って先に言います。「シカトじゃないんです!」って』
そうなんです。
私は『えッ?』って聞き返すことを前提に悩んでいたけれど、そうではなくて先に『右耳が聞こえないので大きな声で喋ってください』って明るく言えば良いだけのことだったんです。
聞こえないことでネガティブな考えになり、出口の見えない迷路の中で延々と同じ場所をグルグル回って疲れ果てていただけだったんです。
ヤマト選手は続けます。
『自分から明るく発信して、そうすれば相手の方も気を遣わずに過ごせるし、自分自身も「気を遣ってもらってるなあ」とか思わずに楽しく過ごせると思うので。何よりもネガティブにならないことが一番大事かなと思います』
まさにこの言葉でした!!
『何をやっとるんだ俺は!しっかりしろ!』
暗かった目の前に灯りがともったのです。
私も今後、右耳が聞こえないことを相手に明るく伝えたいと思っています。
ポジティブな言葉をツイートしてくれたヤマト選手には感謝しても仕切れません。
サッカー選手としてあの手拍子や歓声の中で仲間とコミュニケーションをとりながら一流のプレーができるヤマト選手。
その選手の発する言葉には力があり重みがあります。
今、目の前で多くのサッカー選手が練習をしています。
ここにいる全員が小さい頃に思い描いた(であろう)プロサッカー選手になる夢が叶った皆さんです。
そんな皆さんにはもっともっと発信してもらいたい!
ポジティブであれば内容はなんでも良いんです。
それで勇気をもらえる人は必ずいるはずです・・いや必ずいます!!
よろしくお願いします。
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ヤマト選手の言葉に勇気を貰ったことに感謝しながら練習見学を・・・
そしてファンサ。
キツイ練習の後のファンサには頭が下がるばかりです。
片野坂監督。
選手の皆さん。
吉坂コーチ。
お疲れのところを皆さんありがとうございました。
ご一緒にしてくださった皆さん!
ありがとうございました。
(吉さんのシークレットチューリップ 見つけました(笑))