2019-8-24 第24節 広島戦(アウェー)ツアーバス遠征 0-0 スコアレスドロー 勝ち点「35」

2019-08-26 17:40:02 | 大分トリニータ
今季初めての「ツアーバス遠征」
最近、アウェーは自走で行くのが当たり前になっていたので非常に新鮮です。
昭和電工ドームの近くにある「H駐車場」を午前11時40分に出発。
広島エディオンスタジアムを目指します。
この日は宮島で花火大会が行われるということで渋滞を避け中国道を通ることに。
少し遠回りになりますが、渋滞に遭うよりは確実との説明でした。


何度かPAで休憩をし、広島エディオンスタジアムに到着したのが午後5時過ぎ。
すでに開門時間は過ぎていました。



「もっと早く出発出来ないの?」という声も聞くそうですがドライバーさんの拘束時間が決まっていて安全を第一に考えると難しいです、というお答えでした。
これはもう仕方がないことなのかもしれませんね。




歓迎の言葉に誘われるようにスタジアムの中へ。



このスタジアムは今回で3回目。
「そういえば2013年に来たときは西川周作選手がまだ在籍していたなぁ」

懐かしいですね。



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「個サポさんの話 いろいろ」

アウェーに行くといつも会っていた馬場選手の個サポさん。
弾幕を毎回写真に撮っていました。
この日もいつものように探しましたがありません。
「そうか移籍したんだった」と改めて寂しさが込み上げてきました。

この日、久しぶりに会って「最終戦に行きます」と聞き「またお会いすることができる」と嬉しく思いました。
「最終戦、待ってます」




「ジャニちゃん」と「丸ちゃん」の弾幕。
実はジャニちゃんサポさんからミッションをお願いされました。
「前田凌佑」の弾幕とジャニちゃんを1枚の写真に収めてほしい。

タイミングは1度しかありません。
ピッチ内練習に出てくるその瞬間。
しかも他の選手と被らないようにしないといけません。

はたして・・・。



ここ。
この瞬間でした。
「弾幕と前田選手を1枚に収める」

ミッションクリアでしょうか?(笑)




ピッチ内練習の前に選手がサポーターに挨拶に来ます。



表情を見ただけでその選手の状態が分かりますか?




私には残念ながら分かりません。




凄いのは個サポさん。



推しの選手のちょっとした仕草や表情で調子の善し悪しが分かるそうです。




それって「愛」ですよ。






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「片野坂監督の眼」


気がついている人も多いと思いますが、ピッチ内練習の時。
片さんは必ず相手選手の動きをじっと観察しています。
これはホームでもアウェーでも変わりません。

片さんの「眼」になってみたい。
何が見えているんでしょう。





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「選手入場」


アウェーに行くとアウェーでしか見れない景色があります。


ビッグフラッグの中から見た相手ゴール裏。
私自身、ホームでは決して見ることのできない景色です。


このユニの形をしたビッグフラッグ好きです。



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「試合開始」


15節の湘南戦から9試合負けがない強豪中の強豪広島。
なにより18失点とF東の17失点についで失点の少なさでは2位の堅守を誇る。
ホームではその広島に成すすべもなく敗れてしまった。
この日はなんとしてもゴールをこじ開けリベンジしたい。




ここが非常に重要となる位置。
DFの間に入ってビルドアップを手助けし、なおかつパスの起点となる位置。
足元の技術はもちろん、冷静な判断が求められる。
だからこその「コバユウ」なんだろう。




「9分」
アドが落としたボールへの対応が一瞬遅れた大分。
シュートを打たれコーナーキックへ。
さらに
「11分」
森島選手の裏抜けから大分ピンチに。
「14分」
広島のチャンスが続き、コーナーキックへ。

怖いのは広島18番「柏選手」
のりが体を張って止める。


攻勢の広島だが、大分のチャンスが無かったわけではない。
「16分」
コズからのボールに反応したタナタツが裏抜け。
「18分」
同じくコズのスルーパスにタナタツがクロスを上げるもシュートまで行けず。


ボール支配率は大分。
しかし決定機は広島という流れ。


「32分」
川辺選手からミドルを打たれる、枠の中。
高木が横っ飛びでクリア。
ナイスセーブ高木。


広島のプレスが強い時間帯。
しかし同時に大分のチャンスでもある。
「33分」
シャドーに入った「シマシン」がミドルシュート。
これがこの日の初シュート。
こういう強引なシュートも必要だと思う。














「35分」
大分チャンス。
コズが倒され、いい位置からFK。




キッカーはコズ。
しかし惜しくも枠の外。




攻める広島。
守る大分。




大分ピンチ。
「43分」
佐々木選手のクロスから東選手がヘディングで合わせる。
「やられた」と思った瞬間、高木が弾き返す。
しかしすでに広島の選手が詰めている。
万事休す。
それでもなんとかクリアする頼もしい高木。


この流れから広島コーナーキック。
こぼれ球を東選手がシュート。
前田が体を投げ出してブロック。
このボールをさらに広島の選手がシュート。
今度はレイがブロック。

広島の攻撃に必死で耐える大分。
前半が終わって「0-0」












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「ハーフタイム」


夏の夜空に上がった「花火」
惜しかったのは証明の光が花火とかぶったこと。





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「後半開始」


広島に集結したトリサポ「1100名」
絶対に負けたくない。



「49分」
大分チャンス。
GKにプレスをかけるアド。




パスミスからコズがボールを奪う。
アドにパスをするかシュートを打つか。
一瞬判断が遅れたか?





惜しいチャンスだった。




「63分」
大分ピンチ。
川辺選手がインターセプトからドリブルで持ち込みヴィエイラ選手がシュート。

これを高木がまたも神セーブ。

さらに
「66分」
崩されてからのこぼれ球にヴィエイラ選手がシュート。

「67分」
大分チャンス。
高木のロングボールにアドが頭で落とす。
さんぺーがつなぎシマシンに。
さらに並走するさんぺーからレイに渡りクロス。
GKが弾いたボールをタナタツがクロス。
大分の波状攻撃が見られた。








さらに大分チャンス。
「73分」
星が倒されFKのチャンス。
キッカーは三竿。
アドに合わせるもGKキャッチ。


攻守のスピードが早く、せめぎ合いの面白い試合ではあるがいつゴールをされるかわからない展開に目が離せない。



この日はゴールが遠い。



チャンスは作れているものの決定機とはならない。



広島のゴール前までボールを運んでも広島DF陣の寄せが早い。



残留のためにも勝ち点が絶対の大分。


                                   
「アディショナルタイム 4分」 


この試合何度目かのコーナーキック。
攻める広島。
守る大分DF。



ここも高木がクリア。
迷いはない。
失敗を恐れず果敢に飛び出す。



高く上がったルーズボールを待ち受けるペレイラ選手。
しかし高木がゴールを割らせない。






主審の長い笛。
激闘が終わった。

「0-0」スコアレスドロー。







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見応えのあるスピーディなゲーム展開だった。
広島に押し込まれながらも耐えた大分、アウェーで勝ち点「1」は価値がある。




得点をするのは本当に難しい堅守のチーム広島。




得点が出来ないのなら得点を与えなければいい。



そう開き直って考えれば広島から「勝ち点1」を奪い取ったことになる。



監督のコメントにあるように

「いまの広島さんの勢い、そしてわれわれの現状を考えれば、こういうゲーム展開もあり得ることだと考えていた。
本当に今日は90分間、選手が切らさずに集中して体を張って勝点1を取ってくれた。
選手のおかげだと思う。」



さらにさんぺーのコメント
「最近は分析されてなかなか以前のように勝点が積めていないが、今日の試合で勝点1取れたのはすごく大きかったと思う。」



シュートの数。
広島「17本」
大分「3本」



圧倒的に攻め込まれたわけだが、逆に考えればシュートを17本打たれても最後の最後のところで踏ん張った大分のDFの底力に今更ながら驚かされる。


そのなかでもキャプテンのりの体を張った頑張りは特別なわけだが、それはまた違う機会にして私個人のMOMはなんといっても神セーブを連発し、無失点で抑えた高木。



では高木を含むGK4人は普段どんな練習をしているのか?



ずばり「あなたの知らない高木駿!」
と書くと大げさだが試合しか見ていない人はGK高木駿の普段を知ってほしい。
この広島戦の3日前にスポパ(トリニータ練習場)に行ってきた。



そこには「むしって~ん」とおちゃらける高木とは別の高木がいた。
軽いストレッチ、ランニングを済ませると吉坂GKコーチの「指導」の元、GKの練習が始まる。
ジャンプを繰り返す姿。




次々にやってくるボールを追いかけ右に左に走る姿。




フラフラになりながらもボールを止める姿。



ジャンプしてボールを持ったまま横に落ちたときの衝撃がどれほどなのか想像もできない。




やっとのことで立ち上がり




よろけながら歩き水を飲みに行くが・・・




飲む力も残っていないのかじっと下を向いたまま。



それでも座ることはしない。
エースの意地だろうか。


さらに練習が終わりに近づくとボクシングのグローブを使った練習が待っている。



これがどれだけ過酷なのか他のGKの顔を見たら分かるかと思う。



もちろん他のGKも同様に頑張っている。



しかし守護神の座が「高木」であることは間違いない。


なんといっても「トリニータの守護神は俺だ」という自信と誇り。
その高木の集中力が「目力」となって現れた姿に怖さを感じた。


少ない予算の中でトリニータの戦術に合った選手を見つけ、チームとして戦う戦術を落とし込んでいく。
相手は世界を代表する選手であったり、日本を代表する選手を要するJ1チーム。
そのチームを相手に戦い、勝ち点を奪うことは容易ではない。

チャンスは圧倒的に広島だったが結果として勝ち点1を積み上げることが出来た。
これは残留につながる大事な勝点。

負けなかった!
その結果がきっと次の試合につながっていく。
これで勝ち点「35」
残留である目標勝点まで残り「10」

1歩1歩、前に進んでいる。
そして次節は松本山雅戦。

大分を最も知っている反町さんが相手。
前回は何も出来なかった。


現地に行きます。
完全アウェーのアルウィンに乗り込んでリベンジしましょう。

戦え 大分トリニータ!!
戦え 大分12番!!

今節もたくさんの方にお世話になりました。
ありがとうございました。

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今節はバスツアーのため、他のお客さんに迷惑がかからないようにと試合が終わって急ぎました。
お会いした高木サポさん、挨拶を交わしただけになりましたがありがとうございました。
ご挨拶できて嬉しかったです。

また、嫁のサッカー帽子を目印に探してくれた元トリニータの山岸サポさん。
ご家族皆さんでありがとうございました。
本当に久しぶりでゆっくりお話がしたかったのですが・・・。
嬉しかったです。


























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