鈴虫寺(願い事が一つだけ叶う)

2013-11-01 16:38:17 | 

先月「京都 鈴虫寺」に行ってきた。

わらじをはいたお地蔵様にお参りすれば「願い事が一つだけ叶う」として
大変有名なお寺なので知っている人も多いと思う。

2011年6月、J2第16節 京都vs大分戦を応援に行った前日、
嫁と2人で鈴虫寺に行き別々のお願いをした。

私の願いはまだ叶っていないので公表できないが
嫁の願いは30歳を過ぎた娘の「結婚」だった。

娘からは「私は結婚はしない」「だから孫なんて夢の話」とずっと
言われていたので私自身はもう無理かなと半ば諦めていた。

嫁はそれでもお地蔵様にすがってみようと思ったのだろう
熱心にお願いをしていた。

昨年(2012年)の4月、京都vs大分戦の前にも嫁は一人遠征で
この鈴虫寺にお願いをしている。

それから4ヶ月後、2012年の8月。
岡山vs大分戦が終わり、岡山のホテルで休んでいると
娘から電話で
「赤ちゃんができたみたい」・・という報告。

今年(2013年)4月15日、元気な男の子が生まれた。
「結婚」と「孫」が同時にやってきた(笑)

今回はその「お礼参り」と
そのときに頂いた「黄色のお守り」を返しに
行き、別のお願いをする事が目的だ。

京都は以前、車で行って大変な渋滞に巻き込まれた
思い出があるので西大分から「さんふらわあ」に乗ることにした。
夕方に乗れば翌朝神戸に到着するので大変便利だ。






船内は広く「ハロウィン」仕様になっていた。







翌朝6時の神戸港。
久しぶりの船は揺れる事もなく朝日がまぶしかった。



神戸港から電車を乗り継ぎ「松尾駅」に到着。

私達は電車から降りたとたん運良くバスに乗ることができた。
GW(ゴールデンウィーク)や紅葉の美しいシーズンには、
2~3時間待ちなんていうのは当たり前の
長蛇の列が出来ることでも知られている。






ここから左側の階段を上がっていく。
雨降りは滑りやすいのでそれなりの靴を履くといいだろう。






若い女性が多いのが目立つ。








門をくぐって受付で拝観料500円を払い、お茶とお菓子をいただきながら、まずお話を聞く。
内容としては
お地蔵さんの拝み方(幸福お守りの幸の字を手で隠さないこと)
お願いは一つに絞ること。 
人を幸せにする願い事だけをすること。 
一足飛びに成就を願わずステップを踏むこと 

(彼氏がいないのに結婚したいといったお願いではなく、
まずいい人と巡り合えますようにとお願いすること)
と言ったことなどをちょっとしたユーモアを交えて話される。








お堂の中には鈴虫が7700匹いるということだ。
1年中、いつでも鳴いている。






お守りの、お地蔵様の頭に当たる部分
(「幸」の字が見える感じ。)
を出すようにしながら、両手ではさむようにして持ち、
自宅から京都の方角を向いて、
かならず住所と名前、そしてお願い事をひとつだけいう。

そうすると、
鈴虫寺のぞうりをはいたお地蔵様(幸福地蔵様)が、
歩いて願い事を叶えにきてくれる。
住所と名前を言わないと、お地蔵様が歩いてくるときに、
道に迷ってしまうということだ。







せっかく鈴虫寺にお参りしたなら、京都の町が眺める庭園をゆっくり回るのもいいだろう。
三角四角竹もあり煎茶(無料)も飲める。




わらじを履いたお地蔵様は唯一ここだけらしい。
そのお地蔵様がわらじを履いて参拝者のところまで歩いて行くために
願いが叶うまで時間がかかるといわれている。






きちんと真面目にお願い事をしたいもの。

そしてそのお願い事に対して何らかの努力をしたいもの。
ただ努力をしたくてもできない願い事だってあるはず。
そのときはそれを「必ず叶う」と信じ続けることなのではないのかな・・と思う。







鈴虫寺から再び松尾駅に。
松尾駅に着くと目の前に松尾大社(まつのおたいしゃ)が見える。

この松尾大社(まつのおたいしゃ)の旧称は松尾神社。
昭和25年(1950年)に松尾大社に改称された。

1300年の歴史を持ち京都最古の神社といわれている。







ここの神社のお使いは「亀」と「鯉」
この亀は「撫で亀さん」として知られ、撫でると「健康長寿」になるといわれている。






いろんなところに「亀」がいる。







じつはこの「樽うらない」は3本の弓の内、前にある樽の中に入ると
青色の「亀&鯉」の絵馬をもらえる。
「青い亀の絵馬」   
これは絶対に、しんけんに、集中して狙った。






見事に命中。
ちょっと解りにくいが青色の「亀&鯉」をゲット!!




この後「宇治」に行き世界遺産である「平等院」に行く。
あいにく工事中で中は見れなかった。
ここから「宇治公園」を抜けるとちょうど鵜にえさの魚を与えているところに出くわす。
そこから少し歩くと同じく世界遺産の「宇治上神社」に出る。
そこをお参りして「与謝野晶子歌碑」や「源氏物語ミュージアム」を横に見て
宇治茶・抹茶スイートの「伊藤 九右衛門」の
秋の季節限定スイートをいただく。
一つ一つがまぁ美味い。
ここで朝から歩き続けた疲れをとる。





時間も無くなってきたので京都駅の近くにある「東寺」に急ぐ。
ここに着いた時点ですでに夕方になっていた。






翌日「中山寺」に行き、慌ただしい3泊4日の京都の旅は終わった。
帰りの「さんふらわあ」号から見た明石大橋。

私の「お願い事」はいつ叶うのかわからないが
叶う日がきっと来る事を信じ続けようと思っている。



















この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大分トリニータ 第30節 10... | トップ | うすき竹宵(11月2日) »
最新の画像もっと見る

」カテゴリの最新記事