2021-3-14 第4節(ホーム)大分vsFC東京 1-1 ヤマト初スタメン 初ゴール おめでとう!

2021-03-15 18:12:12 | 大分トリニータ
試合が終わった後、90分間の戦いに満足し、全身の力が抜け、しばらく呆然としていた自分がいました。
いやぁ本当に選手の勝ちたいという気持ちが観えた良い試合でしたね。
あの開幕の徳島戦の前半と比べれば雲泥の差。
わずかの期間によくぞここまで立て直したものだと今更ながら片野坂監督の手腕に驚いています。
結果は1-1のドロー。
FC東京相手に勝ち点1は十分ではないでしょうか。


ということで第4節のFC東京戦を振り返ってみたいと思います。


 「LTO プロジェクト」   
「海にゴミは行かせない!」を合言葉にサッカー・野球・バスケットボールのプロスポーツ12チームと実施している「LTO プロジェクト」です。


どうです。
溝も観えないほど溜まったこの落ち葉。


溜まった土に根が生えて手作業では終わりそうもありません。



それでも何とかかんとか、ここまで綺麗になりました。
続きは次のホームゲームでやろうと思っています。
自分たちのドームが綺麗になっていくのは気持ちのいいものですね。



まだ小さかった頃にスポパで会った子供さんの大きくなるスピードのなんと早いことか(笑)
ご挨拶いただきありがとうございました。


今節の思い出にパチリ!
中村 慎吾さん、ありがとうございます。


仲間の皆さんとパチリ。


それにしても「黄色」が(笑)



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ここから気持ちを切り替え戦闘態勢!
「絶対勝つぞー!」


第3節のアウェーガンバ大阪戦がコロナで延期になりこの日がリーグ3試合目となる第4節。
相手はFC東京。
大分で育った東選手、森重選手は残念ながらメンバーに名前はなし。


大分のスタメンは俺達の高木。
サブにポープ。


メインとバックに挨拶した後、両手を地面に着けるのが高木のルーティーン。


おヒゲ軍団のポープをトップに伊佐とトニー。


その後ろにおヒゲの福森。


さらにおヒゲのタカザワ。


そしてトリニータで一番おヒゲが似合わないであろうヤマト。
北斗は似合うかも(笑)


その北斗のルーティーンは選手が集合したときにする「ほっぺ プー」
(おお!ギャップ萌え(笑))
嫁に試合後教えてもらったんだけど、そんなことは早く言ってよね、プー!(笑)



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試合開始。

大分8位vsF東9位の戦い。
9位以内が目標の大分。
かたやJリーグ制覇が目標のF東。


大分の最終ラインは左から上夷、坂、ハネケン。
三竿はどうなった、との声も聞こえてきそうだがC大阪戦に使うために休ませた…と思いたい。


前節神戸に敗けたF東。

開始早々、大分にハイプレスをかけてくる。


右のWBイノケンはスピードを生かしストレート勝負という感じだが、左のWB福森はどちらかというと相手に球筋を読ませない変化球という感じでどちらも面白い。
4分、その福森がシュートを打つが枠の上。
F東のハイプレスをなんとかいなす大分。
間違いなく開幕戦よりは良くなっているが大分はまだまだこんなものではない。


驚いたのが「坂」の高さ。
坂の相手は9番ディエゴオリベイラ選手。
なんとその上を飛んでいるではないか。


跳躍の高さといい、ロングフィードの正確さといい、坂の持つポテンシャルの高さに驚愕する。



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「21分」「25分」とF東に攻められなんとか高木のパンチングでクリアするもののセカンドボールを拾えない。


「28分」
アダイウトン選手のクロスに渡辺凌磨選手が頭で合わせF東が先制。
昨季、J2山形で39試合に出場し、7得点した選手だ。
0-1 大分1点のビハインド。


1点先制したF東のハイプレスがゆるくなったところで大分が反撃開始。


「39分」
イノケンがカットインからシュート。
枠の上だったがこの積極性は良い。


さらに「44分」
ヤマトがトラップからマイナスのグランダーを北斗に。
これを北斗が枠を捉えた目の覚めるシュートを放つ。


しかし相手DFに当たり枠を超えた。


F東のゴールをこじ開けることはできず前半を終わって0-1 大分1点のビハインドで後半に。

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「ハーフタイム」



サブの選手がスタメンの選手をピッチで出迎えるシーンがたまらない。


            
「後半開始」



後半から大分はCBの右と左を交代。
左からハネケン、坂、上夷となる。


修正能力に長けている片さんのこと。
これも一つのオプションなのだろう。


「56分」
上夷 克典 → 黒﨑 隼人
小林 成豪 → 髙澤 優也に交代。

黒﨑はリーグ戦J1デビュー。
                   
「リーグ戦デビューすることができました。
これからも大分トリニータのために頑張ります!
引き続き応援宜しくお願いします。」 
黒﨑はやとTwitterより


この交代のとき、いち早く成豪と上夷の下に駆けつけたのが今季から副キャプテンを任されたトニー。


私はそのことを知らなかったが試合後に嫁とフォロワーさんのツイートで知った。
さすがトニー。
あのヒゲと強面で1歩引いてしまうところもあるけれど、実は面倒見の良い心優しい選手(と言いつつ私も1歩引く一人(笑))



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「小さな違和感」   
「59分」のF東の交代のときに小さな違和感を感じた。


交代する選手は自陣のゴールのすぐ近くにいた。
すぐピッチ外に出れば2〜3秒ですむ事なのにわざわざ次の選手のいる場所までゆっくり歩いて時間をかけたのだ。
勝っているから当然のこと、と考えたのだがしかし試合時間はまだ30分以上もある。

(誤解を招かないように書くと、その行為を良いとか悪いとか言ってるわけではない)


点差は1点。


J1優勝を狙っているチームとしてはどうしても勝ち点3が欲しいところ。
アウェーだからといって勝ち点1で満足していては川崎の独走を許すだけ。
ならば2点目、3点目と追加得点して、大分にとどめを刺したいと考えるのが普通じゃないのか。


何故時間を使った?
そこに違和感があった。


もしかしてピッチ内の選手は気持が守りに入ったのではないか?


開幕から前節までF東は全て先制されていた(リーグ戦の話)
今季初めて先制したのだ。
前節の神戸戦で負けたこともあって『勝たなければ』から、先制したことで『勝てる』に気持ちが変化し、それが『守る』になったとしても不思議ではない。



監督の思惑とは別の感情がピッチ内の選手に生まれたのかもしれない。


点差はわずかに1点。
ならば大分にもワンチャンスで同点、さらに逆転のチャンスもあるではないか。
心の中でワクワクしながらその時を待った。

(もちろんこれは私個人がその時に感じたことであって、まったくの的外れな事なのかも知れない)



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「73分」
井上 健太 → 刀根 亮輔
長沢 駿 → 伊佐 耕平に交代


トニーはクローザーとして輝きを増している。


大分の前線が活発になった。
伊佐が前からプレスに行き、タカザワ、ヤマトが連動する。


交代から3分後の「76分」
坂からのロングフィードを伊佐が胸で落とし、こぼれ球に反応したヤマトがゴール左に叩き込んだ。


私はこのとき伊佐の姿だけをずっと追っていた。
伊佐の反応だけでゴールを見極めようと思ったのだ(なぜそんなことを思ったかは今でも分からないが(笑)
伊佐が不思議な動きをした。
何だ?
と思った瞬間…


少し跳ねてガッツポーズをした。
同時にドームに「ワーッ!」という歓声が上がりゴールしたことを知った。
その直後伊佐が吠えた。


そして今季から導入された「VAR」
この待たされる時間が一番ドキドキする。
どうなんだ?


決定!
ヤマト今季初スタメン・初ゴール!
貴重な同点ゴールを決めた。


あの屈強なFC東京の選手相手に果敢にボールを奪いにいくヤマト。


あるときは吹き飛ばされたり倒されたり。
それでもボールに食らい付いていく姿。


まさに獅子奮迅の働き。


この気持ちは何なんだろう。
サッカーは勝ち負けのゲーム。
それは分かっている。
しかしヤマトを観ているとそれらを超越して、胸が熱くなってくる。
こんなプレーが観たかったんだ、と改めて気づかされる。



弾き返されても、弾き返されても立ち向かい、貴重な同点ゴールを決めきったヤマト。


                                
「ヤマト 今季初スタメン・初ゴール おめでとうございます!」 
「ヤマト J1ベストイレブンに選出 おめでとうございます!」




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同点になった。
これで逆転できる。


しかし地力では上回る強豪F東。
81分に永井選手を投入。


大分も負けてはいない。
タカザワが果敢にゴールを狙えば


伊佐も体を張り全員で勝ち点3を奪いに行く。


「89分 」
羽田 健人 → 長谷川 雄志に交代。
この交代の意味はなに? と思ったがハネケンが足をつった為と分かり納得。
CBの左のハネケンの位置に長谷川が入った。
長谷川にしたら貴重な体験になったと思う。


アディショナルタイム4分。


勝ちたいが無理をして失点も怖い。


しかしこんなにも頑張っている伊佐やタカザワにゴールを決めてもらいたいという思いも強い。
もちろん長沢にも。


長い笛が鳴り試合が終わった。
1-1の同点。


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追いついた引き分けは大きい。
F東は勝ち点2を失い、大分は勝ち点1を得た。

(新太と成豪 この2人の会話が聞きたい)


J1の舞台で強豪相手に勝ち点1を取るのがどれだけ大変でどれだけ価値があるのか、ということを過去12連敗した時に嫌というほど思い知った。

(無口な2人がいったい何を楽しそうに話しているのだろう?(笑))


ましてやコロナによって開催が不安定な今、いつ試合ができなくなるかも分からない現状を考えると今は少しでも勝ち点を積み上げるとき。


そういう意味でも勝ち点を積み上げられたこの試合の意義は大きい。


大分の2021シーズンの手応えを4節目にして感じたサポーターも多かったのではないだろうか。


3試合を終えて1勝2分け。
勝ち点5。
順位は(暫定)9位。

ここまで無敗というのがこれまた嬉しい。


ただ安心している時間はない。
明日は絶好調の大久保選手率いる4位のC大阪。


連戦の中、厳しいだろうけど怪我をしないで全力で戦ってもらいたい。


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「選手バス 見送り」 

選手バスを見送りました。
バスの中で手を振っているのは片さん。



熱いプレーで大分を牽引する伊佐くん。



監督を始め選手、スタッフの皆さんお疲れ様でした。


             
「勝って笑えるようにがんばります!」
試合後のコメントで最後にこう締めくくったヤマト!


                  
頑張れ! 大分トリニータ!!
頑張れ! 大分12番!


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真ん中の彼は名古屋在住でトリサポのOくん。
この日初めてお会いしました。
現在大学生。
バイトをして遠征費用をためて夜行バスでやってきたそうです。


トリニータグッズをたくさん買って資金は大丈夫だったのでしょうか?
大分県民だけではなく、いろいろな地域の人に支えられているトリニータ。
一緒に頑張りましょう!

「Oくん、また会おう!」



最後に

今節もわざわざ私たちの席までご挨拶に来ていただいた皆さん、
お気遣いいただいた皆さん、

ありがとうございました。


















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