2019-9-26大分発・北海道一周 自走車中泊 夫婦旅 (赤い靴少女像・洞爺湖・レークル牧場・昭和新山・有珠山)29日目

2019-09-27 07:06:39 | 北海道一周 自走車中泊夫婦旅
2019-9-26大分発・北海道一周 自走車中泊 夫婦旅 (赤い靴少女像・洞爺湖・レークル牧場・昭和新山・有珠山)29日目です。
北海道虻田郡留寿都にある『道の駅 230 ルスツ』で29日目の朝を迎えました。
天気は快晴 気温6℃
6℃という温度があまり寒いと感じなくなりました。
慣れというのは面白いものですね。


さて、昨日どうも私たちが行こうとしていた場所とは違う場所に来てしまったようです。
まぁ、そうは言っても『そこでないとダメ!』というわけではありません。
トイレがあって安全ならどこでも良いわけです。


ところがこの場所が意外と、と言ったら失礼ですが思ってたよりステキなところだったのです。
朝、目覚めると目の前には羊蹄山が朝陽に照らされています。



北海道らしくた凛として澄み切った空気の美味しいこと。
体の中に溜まっている毒素が洗われるようです(笑)
おかげで今日も元気をもらいました。


『道の駅 230 ルスツ』から1分の場所が今日の最初の観光場所です。
AM8時30分 『赤い靴公園』到着。



"母思像"

母思像(赤い靴公園)
童謡「赤い靴」の歌詞にある女の子をイメージして建てられたものです。
この歌詞は、留寿都村に開拓に入るために幼い娘をアメリカ人宣教師に預けた母親が娘を案じた心情を、歌詞家・野口雨情が「赤い靴」として発表したものです。
留寿都村では「赤い靴」ゆかりの地として女の子の像を建てました。
女の子の名前は岩崎きみ。
「ルスツふるさと公園」に"きみちゃんのお母さん像"の"開拓の母像"があります。
さっそく行ってみましょう。
でも探しても見つかりません。
そらもそのはず・・



「ルスツふるさと公園」"開拓の母像"
この公園は私たちが車中泊したすぐ横にあった公園でした。
探してもないはずでした(笑)


ルスツふるさと公園の開拓の母像は、童謡「赤い靴」の女の子の母親をはじめ、開拓に関わった多くの女性をイメージして建てられました。
「赤い靴」の女の子の母親の名前は岩崎かよ。
母は娘(「赤い靴」の女の子)がアメリカに渡ったと思いながら一生を過ごしましたが、病に冒され孤児院で9歳の生涯を遂げていたそうです。
開拓の苦労の陰に、童謡「赤い靴」の悲話もありました。
=ルスツ村 観光情報より=

ルスツ村の母像の周りには日本各地にある赤い靴の少女がいます。


ここルモイ市の赤い靴の少女像。


横浜市にある赤い靴の少女。


麻布十番にある赤い靴少女像



清水市にある赤い靴少女像。


この村は、公園を含めて村全体が綺麗に整備されていますが、観光地化されていない素朴さも兼ね備えた気持ちの良い村です。




AM9時15分出発!


AM9時35分
『道の駅 とうや湖』到着。


建物の中に入ると『ホタテのみそ汁』ができているのでいただきました。

1杯=200円 お安い!


体が温まったところで展望台へ。


少し遠くですが洞爺湖が見えます。


群馬県から来たというご夫婦と少しお話をしました。
すかさず『群馬のサッカーチームを知ってますか?』と聞く嫁。
残念ながらサポーターではありませんでしたが、別れ際『良い旅を続けてください』と。
素敵なご夫婦でした。





AM10時20分。
『洞爺湖展望台』到着!


サイロが可愛いサイロ展望台です。


ここへは5年前も来ました。
同じ場所で同じように写真を撮ったけど・・・


同じ景色なのに当時とは違って見えます。


当時は初めての北海道ということで余裕がなかったように思います。


今回は2回目という事での余裕。
さらに年齢を重ねると見えるものが違うのかな、とも思います。




AM11時。
牧場のアイスクリームを食べに『レークル牧場』へ。
看板を見て何気なく立ち寄ったのがここ。






ここが良かったですね。


嫁が向こうから呼ぶので行くとなんという景色。


羊蹄山とヤギと可愛い小屋。
これは反則でしょう(笑)



寄り道ばかりで先に進みません。

ヤギと遊び、ジェラートを食べ、もぅ〜昼寝でもしょうかな?



‪時間に縛られない旅行は最高です。‬


名残惜しいですが移動です。

‪正午。『洞爺湖湖畔』に到着。‬



‪ちょうど遊覧船が出るところでした。‬



‪洞爺湖はほぼ丸い形をしたカルデラ湖です。‬



‪夜は花火を打ち上げるようですが‬そこまではいません(笑)





‪12時50分‬
‪『昭和新山』到着!‬


昭和新山の辺りは、もともとは平坦な麦畑でした。
それが地震とともに突然隆起し2年ほどで今の昭和新山が誕生しました。


何も無かった麦畑にいきなり火山が生まれる。
まさに大自然の奇跡!

世界的にも希少な火山で、1951年に国の特別記念物に指定されました。

4ヶ月の爆発の末、402mのベロニーテ型火山を出現させたのです。


三松正夫という方が土地を失った住民を支援するために私財を投じてこの土地を買い取りました。

昭和新山は三松さんの所有物なのです。
このような例は世界的にも珍しいそうで、これも奇跡的なエピソードですね。



‪13時
昭和新山からロープウェイに乗って有珠山に行きます。




‪まさに地球の鼓動を体感!‬
‪15分おきに出るロープウェイに乗ります。‬




‪一番先頭です。‬
‪座る場所はロープウェイの一番後ろの席。‬


‪ロープウェイのスタッフさんに言わせると前よりも後ろの席の方が最高の場所‬らしいのです。‬
‪パノラマとして紅葉を見るのなら一番後ろの席が良いですよ、と。‬
でも紅葉はまだまだでしたね。



‪ ‬

‪過去100年間で4回の噴火を経験しています。‬
有珠山に到着です。


右手に昭和新山、左手に洞爺湖が見えます。





さて、ここから噴火口まで歩いていきます。



といっても5〜6分も歩けば噴火口まで行けます。



この有珠山噴火口で話しかけられたのが大分県別府市から観光に来たご夫婦でした。


私がサッカーの大分トリニータのユニを着ているのを見て
『もしかしたら、大分の人でトリニータが好きな人かも?』と思ってくれたようです。
このご夫婦はトリサポではありませんでしたが、以外な場所で大分の方に会うと郷土愛が溢れてくるから不思議なものです。


14時20分ロープウェイで下へ。



ここで今日の観光は終わり。
これから温泉へ。

ホテルの温泉は男湯は貸し切りでした。
熱い湯も、ぬるい湯も、露天風呂も1人だけという贅沢さ。
いやぁ極楽、極楽。

さて、今夜の寝床を探すとしましょう。
今日は間違いなく目指した場所に着きそうです。

今日も一日無事に終わったことを感謝します。


























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