スポパに行ってきました（大ちゃん、誕生日おめでとうございます）

昨日（1月18日）スポパに行ってきました。
久しぶりの“ボッチスポパ”です。
というのも、関西の孫（悠月）が入院するという連絡を受けて、金曜日の朝一番で嫁は大阪へ行きました。

幸い、薬が効いたのか熱も下がり、元気な悠月の“動画”が送られてきました。
息子が悠月に「ジィジになにか言ってみて？」と言うと「ジィジ、アイス（が欲しいよ）」の声。
でも私には「ジィジ、愛す」って聞こえたんです（笑）
え？　ジジバカ？　まぁまぁ聞こえたもん勝ちということで（笑）

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1月18日は“坂井大将”の誕生日でした。　　　　　　　　　　　　
大ちゃん、誕生日おめでとうございます！



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スポパに着いたのがAM 10時。
選手はすでに練習を始めていました。
サポはまだ数人しかいません。

すぐ目の前で練習をしていたのはGKの4人。
それを教えているのが“吉坂GKコーチ”です。
目が合ったので、少し頭を下げました。
すると吉坂コーチが手を振ってくるのです。
そこで、より深く頭を下げました。
それでもなお、手を振ってきます。



頭を下げたけど気が付かなかったのだろう、と思い私も大きく手を振りました。
でもなんか違和感があるのです。
まさか、と思い振り返りました。
“やっぱり”
そこにはトリニータのスタッフさんがいたのです。
上げたままの手をどうしよう？
このまま帰ろうかな？
幸いなことに周りに知り合いはいません。
背伸びをするふりをして、ゆっくり手を下ろしました（笑）


決めました！
よし、今日はGKの練習をじっくり見よう。

他のチームの練習量を知りませんが、トリニータのGKの練習は「ハード」だと聞きます。
まずは「ムン」


慣れているはずの「ムン」でさえ座り込みました。


「ポープ・ウィリアム」はどうでしょうか？


見ているのが気の毒なくらい“バテバテ”感が半端ありませんでした。


では「小島亨介（りょうすけ）」は？


反射神経や身体能力はすごいと思います。
足元の技術は毎日見にきているシニアさんもベタ褒めでした。


では今季から「背番号1」を背負っている「高木」は？



どんなボールでも止める。
そんな「気迫」をヒシヒシと感じました。
お互いを高め合うライバルになれば最高です。



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さて、こちらも目の前で体をほぐしている選手です。
もう知っていますよね。
「高山　薫　背番号23　FW」です。


スポパ全体になんとなく“よそよそしい”感じが漂っています。


キャンプが終わると雰囲気が変わるのですが、それまでは無理なのかもしれません。


笑顔も言葉もありません。


“みんな淡々とこなしている”そんな気がします。



この選手も覚えましたか？
「庄司　朋乃也（ほのや）　背番号39　MF」です。



今更ですが「高山」と「オナイウ」がスポパで一緒に練習しているんですね。


これだけ選手がいてだれも喋りません。
「フック」


「のり」


「フジモン」


「ババケン」


「伊佐」


「岡ジュン」


おっと、新加入選手です。
「小林　成豪（せいごう）　背番号25　MF」です。
昨季は山形で12得点です。


こちらも新加入選手です。
「伊藤　涼太郎　背番号46　MF」
昨季は水戸で9得点です。


「レイ」


新加入の「オナイウ　阿道（アド）　背番号45　FW」
昨季は山口で22得点。


こちらも新加入。
「長谷川　雄志（ゆうし）　背番号40　MF」
宮崎産業経営大学です。
のりの後輩になります。



「さんぺー」


新加入の選手です。
「小塚　和季　背番号14　MF」です。
他の選手に比べてなぜか笑顔の小塚です。
彼はこの日ずっと楽しそうに練習をしていました。



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監督の合図でここから練習メニューが変わりました。
しかし、まだ不気味なほど静かです。



「星」が髪の毛に触るときは緊張しているときです、って星のサポさんが教えてくれました。
そうなんだ、ありがとうございました。
たしかに、静かな緊張ってあるもんね。



「丸ちゃん」


「大ちゃん」



「ババケン」




ここで初めて「のり」が笑顔でなにか喋り始めました。





なにを言ったかなんてわかりません。




でも、ここから空気が変わりました。




キャプテンの一言が大きかったのか・・



硬かった新加入選手の顔に笑顔が出てきました。
特に今季からプロになった選手にとって、毎日が緊張の連続なわけで、誰かがそれをほぐすことも必要なのではないでしょうか。


いつもは悪ガキの如く言われる「ジャニ」ちゃんですが、本当はめちゃくちゃ気遣いの選手なんです。
そのジャニちゃんも“笑わせる役”を買って出たようです。


ただ「伊藤涼太郎」はクスッともしませんでした。
まだ緊張しているのかなぁ。



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時間と共にメニューも変化していきます。


「フック」


「ババケン」


先程も書いたように「小塚　和季」が本当に楽しそうに練習しているのです。





それに呼応するように「小林　成豪」も笑顔で練習するようになりました。





なんだか見ているこちらも思わず引き込まれそうでしょ！






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こちらは「高山」と


「岡ジュン」の半ズボンコンビ。
元気が良い。


実は興味があったのが「伊藤涼太郎」
というのもトリニータに加入するときのコメントに惹かれたんです。


「僕の事を知っている人は少ないと思いますが、期待以上のプレーをしてみせます」
以上　2018年12月25日　公式より一部抜粋
この言葉が妙に心に残っています。


昨季　水戸で9得点の選手なんです。
いったいどんなプレーをするのだろうかと、興味津々でした。
驚きました、ボールを持ってからの判断やスピードが本当に早いんです。

でも見たのはこの日だけなので、まだまだ発見があると思います。
楽しみな選手です。


「さんぺー」


「つばさ」



「ジャニ」



今季にかける想いの強さが伝わってきます。



J1で使われていない有名選手よりも、J1の経験は少なくても、J2でバリバリ活躍していた選手を選んだトリニータ。



もちろん強化費の関係もあるかもしれません。
それでも昨年J2で活躍した素晴らしい選手ばかりを、よくこれだけ集めたものです。



2013年の地獄の負けを経験したサポとしては、あの悔しい思いはもう2度としたくありません。



『今度こそ、今度こそ』と思いながら全試合行ったドームで一度も勝てず、0勝に終わりました。
アウェーでの勝利はわずかに2勝（新潟と大宮）でした。
その2試合に行かなかった私は1年間、トリニータの勝利を見ることはありませんでした。



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心が折れるどころではありません。
負けて負けて、さらに負けて、涙は最後に笑いに変わりました。



笑わなければ、自分の心が壊れてしまうからです。



一緒に応援していた仲間はいつのまにか去っていきました。
というか、気がついたら来なくなっていました。



今季、1月9日の始動日。
隣にいたおばあちゃんが私に言いました。
『監督は残留が目標って言いよったけど、（トリニータは）けっこう良いとこに行くんじゃねえんかなぁ、5位とか6位とか』




私は何も言わずに首を横に振りました。
J1はそんな甘いものではないのです。


今季の目標が勝ち点45。
J1は全部で18チーム。
試合数は34試合。
これを1クルー6試合で6クルーに分ける（2試合多いが便宜上）
6試合を2勝2分2敗=8点
8点✖︎6試合=48点
（2試合多いので-3点)=45点


昨季（2018年）18位の長崎は勝ち点30。
17位の柏は勝ち点39で降格。
トリニータが目標としている勝ち点45というのは途方もなく高い壁、ということになります。
残留することは簡単なことではないのです。



では、トリニータには不安材料しかないのでしょうか？
そんなことはありません。
まず片野坂トリニータの戦術を叩き込まれた選手、特にスタメン組が残っていること。
それに加えて、昨季J2で活躍した精鋭が加入してくれたこと。
それも若手とベテランというのが良いんです。
J1のタレント揃いのチームに勝つには若手のがむしゃらさが必要になります。
その若手を上手く使えるベテランも必要になってきます。



既存の選手だけでなく、新加入選手の若手とベテランの息が合ってくると、さらに面白いサッカーになるに違いありません。
昨季をベースに、さらに進化した片野坂トリニータが見られるかもしれないのです。




だから期待をしているんです。

でもその一方で厳しい戦いになることも想定しなければいけません。

だからこそ今季は選手の背中を押して、押して、押し続ける覚悟を持っているんです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
勝っても負けてもトリニータ。

開幕戦まで残り約1ヶ月。

今季も気合いを入れて頑張りましょう！