2022-9-3 第33節アウェー新潟戦 中川値千金決勝ゴール ・下さん歓喜の雄叫び!

2022-09-05 15:34:55 | 大分トリニータ
「アウェースタジアム!」

色々なところから色々な人が集まって知らない人と知らないまますれ違う。
そんなアウェーならではの寂しさ。
以前はアウェーに行くと、アウェーサポさんとの縁を深めようと積極的に声をかけてきました。
が、それにも限度がありました。
なにせ相手の”人となり”が分からない状況で声をかけることは、ある意味ギャンブルのようなもの(笑)
あと一歩の勇気のなさに断念することもしばしばありました。

しかしそれは過去の話。
今では真逆。
相手のサポさんから積極的に話しかけてくれるようになったんです。
それがこの大分が産んだスーパースター!
    
『圧倒的ニータン』

(自画自賛してすまん)


この日、まったく知らない新潟サポさんから声をかけられ旅のお供にとお菓子をいただきました。

SNSでうちの子・おーちゃんの事を知っていただいていたようで『会えて嬉しかった』と言ってくれました。
この言葉は本当に嬉しいですね。
アウェーにおーちゃんを連れて行くのは正直大変。
私たちは車中泊なので寝る場所が限定されるからです。
それでもスタジアムに連れていきたいのは圧倒的ニータンのことをできるだけ知ってもらいたいという前提は勿論として【待っていてくれているアウェーサポさんがいるかもしれない】から。


ホーム新潟戦で「25ニータンズ」が揃いました。
さまざまなところで話題になり新潟でも圧倒的ニータンが来るのか?来ないのか?と楽しみにしてくれていたようです。
(写真は星くんサポさん。試合以外は懐かしい仲間です)


いったいどれだけのサポさんが声をかけてくださったのか、どれだけのサポさんが写真を撮ってくださったのかわからないほどの人気ぶりでした。

(またまた自画自賛ですまん)
スタジアムの前でトリサポ仲間の皆さんとパチリ!


オオ!
可愛いワンちゃんが近くに来てくれました。
ワンちゃんの名前は『ジョリーくん』
男の子。
おとなしいのです。


ご主人のいう事をよく聞いてじっとしています。
可愛いですねぇ。
2ニータンズと3ショットも可愛い!!


そんなジョリーくんの肉球に触ろうとする怪しいサポさん1人(笑)
ぬき足さし足!
触った!!
おめでとう!
(なにが? (笑))


こちらはジョリーくんのご主人さんがジョリーくんを撮っているところを後ろから撮っているトリサポを撮っている私です(笑)
まさにシュール(笑)


それにしても「おーちゃん」の友達の『くーちゃん』は来ません(笑)

うーん、どうしょう?
もうすぐ開門なんだけどなぁ?

オオ!
来た来た、来ました『くーちゃん』(右)
いつもホームで一緒のところに並んで応援しているお仲間です。



    
午後4時 【開門】


初めてのビッグスワン。
大きくて綺麗ですね。
さすがワールドカップのスタジアムです。
毎試合ここに1万5千人近くが入るのかと思うと身震いします。
大分も2万人、3万人の時があったよなぁ・・・としみじみ。


いやいや今日はそういった感傷に浸っている場合ではありません。
まずはおーちゃんの席を決めます。
雨に濡れないギリギリの席で、選手からも見えるように!


今日はお初の「圧倒的ニータン」が来ています。
名前は「たぁーたん」



私の知っている圧倒的ニータンにはそれぞれ名前があります。
皆さん我が子のように可愛がっています。
左から「カメオ」くん、「くーちゃん」、お初の「たぁーたん」くん、「おーちゃん」、「にーたん」くん。
今日は「5ニータンズ」で応援します。


開始時間が迫ってきました。


雨の中をずぶ濡れになりながら応援する大分サポ。


こちらは新潟サポさん。

あのアウェー感を感じて身震いした埼スタ、アルウィン・・・
そしてここビッグスワン。
今日は声出しができませんが、声を出しての迫力ある新潟サポさんたちの応援を観たかったなぁ。

それにしてもあの手拍子は圧が凄かった。


ピッチ内練習の挨拶で吠えた「朝陽」
気合が入っています。


    
『キックオフ』



ポゼッションの両チーム。
新潟は現在3連勝中。
勝てば今季20勝に一番乗り!



開始早々、中川に得点のチャンス!
高い位置で奪い、GKと1対1になった開始3分。


中川が放ったシュートは枠の僅か左。
これは惜しかった。



さらに『6分』のサムエルのシュート。
これは枠の上。
決まりそうで決まらない。
握る拳に力が入る。

3連勝中3試合連続無失点の新潟。
守備には絶対の自信を持っている事だろう。
何としても先制点が欲しい。
   
『19分 』


朝陽のクロスから試合は動いた。


サムエルが相手DFを引き連れ中央にスペースができた。


そこに2列目から中川が飛び込んだ。


頭で合わせたボールはゴールマウスへと勢いよく向かう。


GKが触れたもののネットへと飛び込んだ。



Jリーグで一番小柄な選手がヘディングするとは・・・予想もできなかったに違いない。


まさに練習どおりの得点。


大分先制!!


『この試合に人生を賭けていた』
試合後に語った中川。



17番が近づいてきた(笑)まさか今日はキックをしないよな、と神様に祈っていた(笑)
    
「中川 選手 先制ゴール おめでとうございます!」



選手が喜ぶ中、GK吉田は吉坂コーチに呼ばれひと言、ふた言・・・


さらに・・・(笑)
吉田にとって神様、仏様、吉坂様。
それにしてもどこに行っても吉坂コーチが教えたGKがいるって凄すぎる。
今日の新潟のGK小島選手も吉坂コーチの教え子。


  
「ハーフタイム」 

私たちのいつもの「ゲン担ぎ」
まずは嫁が「goal!」のゲーフラに星を貼り、ゴールをした選手の背番号を書きます。


その様子を動画に撮っている様子を写真に撮る私。
そして嫁がここで一言
「今日は勝つよ」の言霊。


ここまでが「ゲン担ぎ」のいつもの流れ。
偶然始まった「いわてグルージャ盛岡」で勝利。
秋田戦も同じことをして勝った。
で、今回もやってみた(笑)
2度あることは3度ある。

    
「担げるものは何でも担ぐ」  by おーちゃん



もう一つ忘れられないのが前回のブログに「カニの夢を見た」と書いたところ調べてくれた優しい仲間の存在。
それによると「夢占い」ではカニは「勝負に勝つ」ことのシンボルのようです。
そのためカニの夢は、あらゆる勝負事の運がついていることを教える幸運の予兆となっていると教えてくれました。
これでテンション爆上がり!
「ありがとうございました」

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「後半開始」




試合後の公式のスタッツを見ると
新潟のシュート18本
大分のシュート9本
新潟の方が2倍の多さ。


それでも大分の方が得点の匂いがした。


大分がただ守るだけの受け身状態なら、もしかしたら新潟にゴールが生まれたかもしれない。


そうではなかった。


相手の隙を突き、ボールをカットし決定機を作りだした。


リスク管理をしっかりしながら攻撃の姿勢を見せ続けた。


秋田戦でも感じたこと。


ピッチに立っている11人全員からゴールを死守するんだという熱い気持ちを感じた。


今季の前半に感じたバラバラ感は今は微塵も感じさせない。


同じ選手のはずなのに。
なぜか別人のようにも感じる。
今の大分の選手一人一人が愛おしくてならない。


アデショナルタイム。


全員が立ち上がりその時を待った。


その瞬間の監督を撮ろうか選手を撮ろうか迷った。
監督に「フォーカス」した。

勝った瞬間、両手をあげ


   「雄叫びをあげた!!」


そしてそのままガッツポーズをしながら


膝を突き


拳に力を込めた。



さらに立ち上がりながら



再びガッツポーズから   「雄叫びをあげた!!」



その一部始終をファインダー越しに観ながら、熱いものが込みあげてくるのを抑えることはできなかった。
この試合に賭けた監督の想いを強く感じた。



勝つか負けるか!
もう引き分けはいらない!



ベテランが若武者が!
あの場所を目指す!


2012年!
京都を破り。
苦手だった千葉を破りJ1昇格!


あの勢いを思い出せ!


ミンチャレのあの最後の怒涛の追い込み!!
みんな思った事だろう!
よくて8千万。
1億にはとうてい届かないだろう、と。
かくいう私も思った。

『すまん』



しかし、誰もが予想していなかった1億を超え最終的に1億2千万を超えた。
わずか一日で5千万!!


トリサポの誰がいったい予想しただろうか。


      
大分の底力に鳥肌が立った!!



しかし水戸戦であえなく完封負け。


後半を無敗で走ってきた大分に初めて土がついた。


ミンチャレの勢いは水戸戦の敗戦で一旦は止まりかけた・・・かに見えた。


しかしここでも「大分は底力を出した」


不動の守護神・高木の代わりに出場した吉田が神セーブを連発しアウェー秋田に1-0で勝利。


さらに現在2位と自動昇格圏を走るアルビレックス新潟を同じく1-0で倒しアウェーの地で勝ち点3を掴み取った。


思い返せば大分は最初から苦難の連続だった。
まずはコロナでキャンプの始動日が遅れた。
仕切り直したキャンプ出発日の大地震。
これでさらにキャンプが遅れてしまった。
さらに11月に行われるワールドカップで日程が圧縮され、その上にルヴァンカップ戦の恩恵?で11連戦、9連戦、7連戦の地獄の日程が続いた。


選手とて鉄人ではない。
無理に無理を重ねた結果、怪我人続出。
残った選手が無理を重ねさらに怪我をする悪循環。
そして主力の欠場!


それでも大分は絶体絶命の危機の中をもがき足掻いてなんとしてでも生き残るために踏ん張った。


コロナや怪我で出れない仲間の分までオレがやる!


そんな気持ちが伝わってくる気迫あるプレー。


1人だけならまだしも、チームの中にそんな気概が広がっていき、いつしか全員が当たり前になっていった。


今こそ奮い立て! この戦場、主役は君だ!!


残り8試合!

崖っぷちから2連勝!
秋田、新潟と1-0の完封勝利!
吉田の『むしって〜ん』が続く。


大分の『修羅場上等』の精神は脈々と受け継がれていく


願い続けたJ1復帰。


クラブの想い、サポーターの想い、支えてくれるスポンサーの想い。
想いを背負って戦う選手!


昇格したあの喜び!
降格したあの悔しさ!


絶対に帰る!
俺たちが戦うあの場所へ!



J3の地獄から1年で這い上がった唯一のチーム!
大分の誇りをかけて必ずJ1へ復帰する!!


俺たちのホームで掴み取れ  勝ち点3!
『大分よりの使者』をドームに響かせろ!

『最高で最愛の大分トリニータ!』
今季初の3連勝へ!!


次に繋げた秋田、新潟の連勝!
ホーム仙台戦、宜しくお願いします!
車に『勝ち点6』を積んで遠征旅を続けます。
残り8試合。
今の闘うトリニータを楽しみたい!!

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試合後 3人の元大分の選手が挨拶に来てくれました。

「小島 亨介」選手


「星 雄次」選手


「伊東 涼太郎」選手


「みんな頑張れ! 微力ながら応援しているよ!」



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試合後にご挨拶していただいたご夫婦です。
声をかけていただきありがとうございました。


本日の圧倒的ニータンの保護者の皆さんと「勝ち点 3」



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そして待っている人も、待ってなかった人も恒例の
    
【オマケ】


『もう一つの戦い その2』

旅の途中の車の中。
嫁が大分トリニータのチャント
「青と黄の情熱』
を歌い出しました。

『♪青と黄〜色の情〜熱を燃やせ〜♪』

うん? なんか違う。

『それって(色)がいらないんじゃないの?』
『悪いけど私はもう何十年もこうやって歌ってきたの、間違ってるわけないじゃない』

『何十年って(笑)
ツッコミ所が満載だけど(色)が付いたら歌いにくくない?』

『良いの! 本当のチャントを聴いてみて!(きいろ)って言ってるから』

「でもそれだったら(青と黄の情熱)じゃなくて(青色と黄色の情熱)にしないとおかしくない?』

『ふーん、そこまでいうんだったらチャントの歌詞を調べてみるわ、間違ってたら私に謝ってよ』

・・・・間・・・・

『どうやった? 』
『・・・・』

『ねぇ、ねぇどうやった?』
『・・・・』

『もしも〜し(笑)』
『ねぇ・・チャントの歌詞を変えた?』

『なんでやねん!取り敢えずオレに謝ってな(笑)』
『だってそれで今までずっと歌ってきたんよ・・謝らん!』

その30分後。

今度は(色)無しで歌う嫁(笑)

『♪青と黄〜の情ね〜つを燃やせ〜お〜もいのせ〜戦おう〜♪』

今度は良くなった。
『うん、それそれ、良くなったよ』

『でもまだなんか違うかもしれんけん、ちょっとヒロボー、あんた見本に歌 ってみて!』

(あれ? こんなしおらしい事を言う嫁だったか?)

歌おうとしたらこっそりスマホを取り出し景色を撮るフリをして録音をしようとしている。

(ははーん、俺のチャントの声を録音して、自分のブログネタのしでかしと交換をして無かった事にするつもりなんだな、甘い、甘い(笑))

(ここからは心理戦(笑))

『じゃあ歌うけど、一緒に歌おうか?』
『いやいや私は良い、あんただけ歌って』

『そんな事言わんで、一緒に歌えば良いやん』
『いやいや、私はアレだから、ヒロボーは歌が上手いやん』

・・・・

『ふーん、なぁ、もしかして何か企んでる?』
『エエエ・・そ、そんなことせんよ、な、なんで?』

だからすぐに分かるって(笑)

という事で私の連勝記録は続くのであった
(チャン、チャン)




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