2019-8-3 第21節(アウェー) 鳥栖戦 2-2 ドロー & フジモン神戸に完全移籍

2019-08-07 19:33:38 | 大分トリニータ
フジモンの神戸行きの話があって朝の5時前に嫁から起こされました。
それからはやきもきしながら公式の発表を待ちました。

夕方、公式から発表されました。
                              
「藤本憲明選手 ヴィッセル神戸へ完全移籍のお知らせ」


【コメント】
「いつも応援してくれているみなさん、この度ヴィッセル神戸に移籍することを決断しました。
眠れなくなるほど悩みました。
ここまで僕を成長させてくれた仲間、スタッフ、いつもどんな時でも応援してくれたサポーターのみなさん、感謝しかありません。
シーズン途中で去ってしまう事になって本当に申し訳ありません。
必ずトリニータはJ1残留できると信じていますし、僕も成長してきます。
永遠に僕は『LOVE TRINITA』です。
あっという間の1年半でしたがかけがえのない濃い1年半でした。
またスタジアムで会いましょう。
本当にありがとうございました。 勇者であれLOVE TRINITA」

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ショックで頭が真っ白になりましたが、フジモンからしたら奥さんも子供もいるわけで。
大分が好きという以前になによりも家族を養うのが一番の最優先事項です。

今季の年俸が900万と発表されていました。
サッカー選手の現役は短いわけですから、少しでも年俸の高いところに行くのはプロとしては当たり前の事。
もちろん寂しさはありますし、大分に残って欲しいという気持ちもあります。




フジモンも苦渋の決断だったことはコメントからも伺われます。
トリニータも残留ラインが見えてきましたし、今自分が移籍すればクラブにも移籍金が入る。
そういうこともあって、タイミングとしては『今しかない』と思つたのではないでしょうか。

大分に来てくれたことに感謝したいし、何よりもフジモンの意思を尊重して快く送り出してあげたい。




神戸に行ったからにはもっともっと活躍して藤本憲明の名前をさらに高めてほしい。
ただ神戸戦で敵として戦うとしたら、絶対にゴールは決めさせません。

頑張れ! フジモン !
寂しいけど心から応援する!


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朝からかなり動揺しながら気持ちを切り替えて鳥栖戦のブログを書いています。
「絶対に残留しよう」と改めて決意しました。


九州ダービー、鳥栖戦。
猛暑でした。






日曜日の朝の5時に自宅を出発し、帰ってきたのが翌月曜日の午前2時半。
猛暑の中を21時間30分。
この年齢でこのスケジュールは無謀でした。
月曜日は案の定、起きれません。
ダラダラと1日寝て過ごし、やっと体力が回復したのが火曜日の朝。
試合後に自宅に帰り月曜日に仕事をされた皆さん、体力は回復しましたか?
『お互いキツかったですね、本当にお疲れ様でした』



「お預かりしたババケン選手の弾幕にメッセージ」


鳥栖スタジアム待機列に7時半到着。
すでに暑くて汗が噴き出ます。
待機列に鳥栖のスタッフさんが来るのが13時半。
それまでの6時間。
この猛暑の中を待ちます。
昼過ぎには38度になる予報が出ていました。
37度を越すと生命の危険があり、外出を控えるように言われますがそれより暑い38度。
サッカーを見るのも命がけです。





熱中症対策としてポカリと水とお茶の3種類の飲み物を冷凍してクーラーに詰め、塩気の食べ物を用意して待機列で過ごしたものの風は熱風となって体力を削っていきます。
木陰を求めて少しづつ移動するものの焼け石に水状態。




『トイレに行く以外は場所は離れない方が良いんじゃない』という嫁の言葉もあって場所を動けません。





その間、前節の川崎戦の時にお預かりしたババケン選手の弾幕にメッセージをいただきました。
書いていただいた皆さん ありがとうございました。
また、弾幕を持っていただいた皆さんありがとうございました。




あまりの猛暑にセミも留まるところを間違ったようです(笑)




そこはニータンの目(笑)



黄色いスカートの姉妹(笑)



8月17日の鹿島戦に無料配布するユニ。
(今思えばいつもはLTポーズをする榎社長がなぜかしなかったので違和感を感じたのですが・・今日納得がいきました)







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個人としては3回目の鳥栖スタジアム。




今までは好きなスタジアムでしたが・・・残念です。




過去J3、J2、J1といろいろなスタジアムに行きました。




全てとは言いませんが個人としては全国を回っている方だと思います。



「アウェーの洗礼」はどこのスタジアムでもありました。


もちろん我が昭和電工ドームでもアウェーの方からすると不満はあると思います。





これ以上書くのはやめますが、夏の鳥栖スタジアムはアウェーサポに厳しすぎました。






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「試合開始」

まずはコートチェンジから。



風の向きを考えると大分がチェンジしたのかな、とは思うが不明。





トーレスの現役引退も決まり、鳥栖は残留をかけて全力で大分を倒しに来ることだろう。
前節から2週間開いており大分を研究してきたものと思われる。




その中で大分はスタメンのゴッチャンにボールを集める。
「5分」
「10分」
「14分」
ごっちゃんが裏抜けするもわずかに合わず。



大分は右サイドを人数をかけて攻める。



鳥栖で怖かったのは金崎夢生選手。
とにかくボールを持ったらゴールを狙う。




少々強引でもシュートを打とうとする姿勢はFWならではのもの。



気になったのは左サイドのタナタツ。
フリーで待っているにも関わらずボールがほとんど行かない。





この日はレイがカットインからパス、もしくはクロスとキレキレだった。
やはりタナタツの加入が良い方に影響したのかもしれない。




オーバーラップをする智輝。
レイが一呼吸おいてパス。
これが絶妙のタイミングで智輝に繋がる。
智輝がクロスを上げる。

この動きを何度も繰り返す2人。
この地道さが後半のゴールにつながっていく。







「46分」
大分にチャンス。
タナタツがごっちゃんに精度の高いクロスを上げる。




ヒールで合わせたごっちゃん。




決まったかに見えたがわずかに枠の外。





これは惜しかった。



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「後半開始」



後半開始早々、一瞬のすきをつかれ、ゴールを決められた。
「1-0」
鳥栖 1点リード。



フジモンが呼ばれる。




「63分」
タナタツがカットインから




相手DFを振り切りクロス。



三竿が合わせてシュート。




これで「1-1」の同点。
                             
「三竿 大分移籍 初ゴール おめでとうございます」




トーレスとアドのマッチアップ。




「69分」

トーレスを長谷川が倒したとしてイエローカードをもらったシーン。



大学を卒業してJ1大分のスタメンを勝ち取りトーレスに対しても物怖じしない長谷川。




どれだけ肝が座っているのか。
頼もしい存在である。



「79分」
小塚からさんぺーに交代。
なぜか躍動しているさんぺー。



彼が入るとピッチの雰囲気が変わるから不思議で仕方がない。



残り10分。
ここからドラマが待っていた。
「81分」
智輝がボールを持った瞬間の配置。
タナタツ、アド、フジモンがゴール前にいてDFがそれぞれついている。


智輝がカットインから切り込む。
ここでレイが中に動き相手DFは引っ張られる。



結果 シュートコースが空いた。
そこで左足で智輝がシュート。



ゴールキーパーの左奥に吸い込まれていった。






智輝 スーパーゴール。



大分「2-1」 逆転。


                      
「智輝 逆転ゴール おめでとうございます」 




これで終われば良かったのだが、このあと鳥栖に同点にされ「2-2」のドロー。



拳を叩いて悔しがるタナタツの姿が印象的だった。



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勝ち点がスルリと手の中から逃げていくこともあれば逆のことも当然ある。
『人生そのもの』と嫁は言う。
良い時も悪い時も自分の人生であるように、負けても勝ってもどんな結果でもそれがトリニータ。





結果は引き分けた。
それでも楽しかった。
帰りの車の運転はきついし眠たかったが隣にいるトリサポと(嫁さんのこと)この日の試合の話ができることが楽しかった。




勝ちを目の前にしたら誰でも勝ちたいと思う。
ただ1秒あれば1点が入るのがサッカー。





審判が笛を吹くまで何があるか分からない。
勝ってた試合なんてそもそもあるわけがない。





だからこそ面白いしワクワクドキドキするのだと思う。





監督が言ったように『ホームとアウェーで(鳥栖を相手に)勝ち点4』
これが悪いと思わない。
アウェーで勝ち点1を積み上げた。
これでまた残留に一歩近づいた。





目標勝ち点まであと『12』
残り13試合。
仮に全部引き分けでも目標勝ち点に届くところまで来た。
相手は必ずトリニータの研究をし、大分対策をやってくる。
勝ち点3が難しい状況もやってくる。
そこは割り切って勝ち点1を積み上げられる切り替えも必要になってくるのではないかと思う。






『共に戦いましょう』
私はSNSの中でこの言葉を好んでよく使う。





なぜなのか?
それはこの言葉の中に責任を感じるから。






負けた試合の後、あの選手にもう少し決定力があれば、とかあのときあのミスがなければ、という思いが自分の中で少しでも芽生えると最初の『共に戦う』という言葉を思い出す。





勝てなかったのは選手だけの責任なのか?
共に戦った自分自身の責任はないのか?
そう自分に問いかけるようにしている。

勝てば共に戦ったと言う反面、負ければ選手の責任にする。
それで自分はトリサポと胸を張って言えるのか?
そう自問自答する。



『共に戦う!』

好きで応援し始めたトリニータ。
もう残り少なくなった人生のアディショナルタイムの中で、これから先どれだけトリニータに関われるか分からないが

『これからもずっとトリニータと共に戦い続けたいと思う』

神戸戦。
絶対に勝ちたい。
いや勝たなければいけない試合です。
藤本選手がいなくなったからこそ、残った選手がゴールを決め無失点に抑え完勝する。
こんなに燃える試合はありません。

絶対に勝つ!
神戸を倒す!
                                
戦え 大分トリニータ!
戦え 大分12番!  



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「最後に」

今回の遠征で一番悲しかったことは、元大分トリニータの選手である金崎夢生選手が試合後に挨拶に来たときに聞くに耐えない言葉を浴びせたサポがいたことです。
それを下を向いてじっと聞いていた金崎選手の胸中を考えると、本当に悲しく悔しかった。

以前、愛媛の河原選手がゴールを決め試合後にゴール裏に挨拶に来たときにも酷い言葉を浴びせたことがありました。
それまで対戦するたびに挨拶に来てくれていた河原選手は挨拶に来なくなり、ツイッターから大分トリニータの文字は消えました。



金崎選手は大分のホーム戦の後に自身のブログにこう書いていました。

大分サポーターへ
2019/05/07 15:18

あたたかい拍手本当に嬉しかったです。
ありがとうございます。
挨拶に行けなくてすみません。
大分トリニータでの3年間があったから、今があると思います。
ありがとうございます。
これからも自分らしく頑張ります』


来るのに勇気がいったことでしょう。
それでも来てくれました。
もちろん拍手もあったし、頑張れの声もありました。
しかしその中に心無い言葉があったのも事実です。


私の大好きなトリニータのサポーター。
Jリーグで一番温かいサポだと思っています。
試合後に挨拶に来てくれた元大分トリニータの選手にこれから先、悲しい思いはさせないでもらいたい、と心からお願いします。
                                         
『ムー、挨拶に来てくれてありがとう、本当にありがとう』







































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