今年の初キス釣りへ

2016-05-09 18:12:29 | 釣り
大分から一人でキス釣りに行った友人が10匹ほどキスを釣って帰ったそうです。
ところが次の休み、同じ場所に行ったにも関わらず海水が少なくて釣りにならなかったそうで・・・
どうして? と聞かれました。

もし2回とも同じ時間に行ったのだとしたら、最初に行ったときが満潮で2度目に行ったときが干潮だったことが考えられます。
さらに大潮と小潮の関係もこれに加わってきます。
つまり陸から釣る場合はその日の潮の満ち引きの時間帯と潮が大きいのか小さいのかを確かめないと釣りにならなくなってしまうことがあります。
さらにさらに、その日の天気や風の強さも調べておかないといけません。
なにやら難しそうですが、快適に釣りをするためには、下準備は必要になります。

私のようなボート釣りは風と波が怖いので、行く前日は天気予報に釘付けになります(笑)
ここの釣り場は数十年通っていますが、それでも安全第一で風の向きと時間を直前まで調べます。

通常であれば朝は陸から海に向って吹く「陸風」が吹いて、沖まで楽にボートを運んでくれます。
これが午前9時ごろまで。
風向きが変わる1時間ほど無風状態になり、10時過ぎると海から陸に向って吹く「海風」に変わります。
帰りはこの風がボートを陸まで無理なく運んでくれます。
これを知って釣り場を選ぶとボートの移動が楽になります。


針にゴカイを付けて第一投。
2本目を準備する間もなく、竿先をグーンと引き込むあたり。
今年もこの場所にキスが乗っ込んできたことを嬉しく思いました。


キスの乗っ込む時期は南の佐伯から始まり津久見、臼杵ときて大分へと移動して行きます。
佐伯は早くて、3月の半ばごろから始まります。
ここ臼杵は4月の終わりから。
ただその年によって1~2週間程度のずれがあるようです。
朝は正面(陸)からボートに向って風が吹いています。
帰り(10時過ぎ)は逆(海)から吹いてきます。
今は凪ですが、海風が吹き出すと波が高くなってきます。


本来は1本竿がベストなのですが、私は欲張りなので2本竿にします(笑)
固めの2mの竿で遠くを、柔らかい1.5mの竿で近くを狙います。
その置き竿に来たヒトデです。
真ん中の口の中に釣り針を2本、飲み込んでいます(凄い)


こちらは草フグです。
これも置き竿に来ました。
今回はこのフグが1匹だけでしたが、これから6月まではこのフグの猛攻でハリスをブチブチ切られて、泣く目にあいます。


これは2本針に2匹と嬉しいダブルです。
ダブルで来たのが3回しかなかったことを考えると、この日のキスの喰い気はいまいちのようです。


今回の釣果は 34 匹でした。
大きいキスが1匹もいなかったことが、少し不満の残るところです。


釣りたてを青葉のところまで持っていき、喜ぶ顔が見れたので「初キス釣りは大成功」という事にしました(笑)



さて、次こそ大キスを釣りたいものです。























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