兵庫県美方郡新温泉町用土
熊野神社の参拝を終え、当初の目的であった五十鈴神社に徒歩で向かう。
地形図には川沿いの堤防の道しか描かれていないが、田園の真ん中を進む未舗装の農道を進む。
というか、移動中はスマートフォンのグーグルマップを見て行動しているので、それにはこの道がちゃんと表示されているし気にならなかったが、どの地図よりも正確だと信頼している地形図が負けているのは困る。
更に、地形図では岸田川に架かる橋から神社まで一直線に繋がる道が記されていて、水田の真ん中に参道が続いている風景を想像させるのだが、実際にはこんな道は無く、これもグーグルマップが正しかった。
まあこれは地形図が間違っているというよりは、更新頻度が低いために道路の情報が古い、ということなのだろうが・・・。
田圃の向こうに鳥居が見えてくる。
鳥居へと一直線に続く道が無いのは残念だが、豊かな稲の緑の先に見る鳥居もいいものだ。
いったん鳥居の正面を通り過ぎて右折、更に突き当たりでまた右折する形で神社前へ。
熊野神社から7、8分といったところか。
神社の手前辺りから、一センチ前後の小さなカエルが無数に足許で逃げ惑う。
踏まないように歩くのに苦労する。
鳥居の手前に電気柵があるので、プラスチックのグリップ部分を掴んで外す。
鳥居の奥に本殿覆屋が見えているが、これまた一直線に向かう道はなく、右、左、左と曲がって進まねばならない。
鳥居と光を浴びる蕗と、ドクダミ、その他いろいろ。
もう雨が降ることもなく、陽射しが強くなってきた。
神社を外から見たときに、いちばん目立っていた木。
本殿覆屋。
本殿前から振り返る。
覆屋の扉は開けられるようになっていたので、本殿を見せてもらうことにする。
扁額には「礼川神明」と書かれているように見える。
ふと頭上からの気配を感じて視線を上げると、このお方と目がばっちり合ってしまった。
というか、知人のS君と顔がそっくりだったので微笑んでしまう。
神社の外に出れば、緑の色はもう夏の装いになっていた。
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正面参道はあるいは昔はあったのか元からなかったのか…(^ ^)
久しぶりに丹波へ行く予定が駄目になったので
奈良のどこかでふらっとしてきます(笑)
実際に見たくなりました。
なかなか新温泉町まで行く機会も時間もありませんが・・・
瓦屋根はまだ新しいのでしょうね。
最近葺いたようにも見えますが、風景を損なっていないのが良いですね。
私が思っていた神社とは違いましたが、惹かれる風景です。^^
山際にひっそりと佇む杜の木陰から
明るい田園を眺めてほっこりする、という感じです。
地形図の道が、まさか元々無かったとは思いたくないのですが・・・。
恐らく圃場整備などで消えたものだと。
まあ国土地理院も絶対ではないですけどね(笑
あらら、丹波は中止ですか。
では、奈良のふらり紀行を期待しときます。
おや、思っていた神社とは違いましたか。
でも鳥居は気に入っていただけたようで良かったです。
基本的には深い木々と鳥居の組み合わせが好きですが、
やはり田圃と鳥居は似合いますよね。
瓦の方は、実は現地ではちょっと違和感がありました(笑
いや、瓦よりも覆屋の壁の色かな。
やはりもう少し歳月が経ったほうが良さそうです。
この辺り、遠いのですが、隣の香美町に行きたい神社がいくつかあって、
涼しくなったら行こうかと。
橋がとても狭くて、自動車では行けない場所だったような・・・3年ほど前なので、よく思い出せませんが。
社殿は崖の下にあったかも知れません。
壁の色、確かに真っ新みたいな色で、ちょっと周囲とアンバランスですね。
でも彫刻は良い味が出ていますね。
S君(笑)そっくりとか言うお方は何方なのでしょうね。
地形図で判断する限りでは、
海に近いというか河口にある神社記号がそれのようです。
背後は急傾斜なので崖である可能性は高いですし、
近くにある橋はとても狭そうです。
遠目に見えた時から、木々の間に覗く覆屋の色が浮いてたんです。
鳥居はいい感じだったんですが、それがちょっと気になって。
彫刻は決して凝ったものではないのですが、
素朴な味わいがあると思います。
この力士の彫刻とS君は確かに似ているのですが、
S君はスマートです(笑