たむたむの独り言

写真を中心にした情報です。

天神尾根から谷川岳トマノ耳1963.2mへ

2011-07-18 10:44:07 | Weblog

2011年7月17日(日)、一昨日まで、仕事で尾瀬燧ケ岳2,356mに登って帰ったばかりだが、今日は女房殿のガス抜きのため谷川岳の日帰り登山に行くことになった。 ちょうどJR東日本が、この連休までの10日間、新幹線を含む一日乗り放題10,000円フリーパスというお得なチケットを販売していた。 それをフルに利用して下山後に熊谷まで足を伸ばし、孫たちと一緒に夕食を食べて最終の新幹線で帰宅するという、かなりハードな計画である。

新潟発7時01分の新幹線はうまい具合に上毛高原駅に停車する。 上毛高原には7時56分に着き、8時ちょうどの谷川岳ロープウエイ駅行きのバスに乗れる。 8時40分頃にはロープウエイの山麓駅に着けるので、遅くとも9時半頃には天神平を出発し午後3時頃には下山できるという計画である。 上りのロープウエイは待ち時間がほとんどなくスムーズに乗れたため、山頂駅から更にリフトに乗って天神尾根の頂部まで登った。 ここからは一旦下りとなるが、ロープウエイの山頂駅から薄暗い林の中をトラバースするより、谷川連峰の素晴らしいパノラマが望める尾根ルートの方が気分が良い。 予定通り9時半に天神平の尾根を出発、歩き始めると間もなく登山道は時々渋滞するほど登山者の行列となる。 2年ぶりに来た天神尾根からの登りだが、記憶にあるより結構急登が続く。 年を取って体力が落ちた分、そう感じるのかも知れない。 暑かったが晴天に恵まれ、多少の渋滞もちょうど我々には適度な休憩となって順調に肩の小屋に到着した。 それでも2リットル担いでいった水を1.5リットルは飲んでしまった。 肩の小屋で500ccのペットボトルの水を1本400円で買い足した。 そこに荷物を置いて双耳峰(トマノ耳1963.2mとオキノ耳1977.0m)のうちの近い方のトマノ耳に登る。 予定より10分程度の遅れで12時10分ころ登頂。 肩の小屋の前で昼食を食べ午後1時ちょうどに下山を開始した。 さすがに下りは先日の燧ケ岳のきつい下りの疲労が残り膝と足首に力が入らない。 それでも予定通り3時前にはロープウエイの山頂駅に到着した。 ところがビックリ。 山頂駅には連休の観光客も多く、何と最後尾がどこなのかわからないほどの長い長い行列ができている。 多分今がピークだろうからアイスクリームでも食べて少し休んでから並ぶことにして、レストランに入る。 30分ほど休んでから外に出てまたまたビックリ。 行列は着いた時よりさらに長くなっているではないか! あきらめてはるか後方の最後尾に並ぶ。 結局1時間待ってやっとロープウエイに乗ることができた。 ところが、我々の乗った下りのロープウエイが途中で止まってしまい、しばらく高いところで宙吊り状態になってしまった。 「これでレスキュー隊にでも救助されれば今日のトップニュースに出るね」などという声が聞こえる。 しかし、間もなく動き出し何とか無事山麓駅に到着した。 結局山麓駅発最終17時発のバスで上毛高原駅に戻り、予定より遅くなったが熊谷に行き、 孫たちの大歓迎を受けて一緒に夕飯を食べる。 一休みして最終の上越新幹線で新潟に戻った。 12時少し前に帰宅、長い一日であった。

〈9時すぎ谷川岳ロープウエイで天神平に向かう。〉

〈天神尾根の頂部までリフトで登り、尾根を下りながら谷川岳を正面に見て出発!〉

〈山頂へ向かう登山者の列が延々とつながっている。〉

〈稜線の向こう側は雲が多い。この稜線がちょうど太平洋側と日本海側を分ける脊梁尾根である。〉

〈荷物を置いて肩の小屋からトマノ耳山頂に向かう。〉

〈肩の小屋の前で昼食をとったその足元に咲いていたハクサンフウロ。〉 

〈山頂方向から下りながら肩の小屋と登ってきた天神尾根方向を望む。〉

〈万太郎、仙ノ倉を経て平標山まで伸びる谷川連峰の稜線を見ながら下る。〉

〈ロープウエイの天神平駅は長蛇の列ができていた。〉


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