たむたむの独り言

写真を中心にした情報です。

尾瀬沼三平峠ルート、大清水・一ノ瀬間に無料送迎車が試行運転

2014-08-13 17:05:56 | Weblog

2014年8月9日(土)長蔵小屋主催のイベントの案内を貰っていたので、参加しようと予約を入れたが満室で断られてしまった。ダメもとで尾瀬沼ヒュッテの方にかけてみたら偶然一室だけ空きがあった。 今回は銀山湖を船で渡って、御池から沼山峠を越えて尾瀬沼に向かい、帰りは三平峠を越えて大清水に下り、そこからバスで上毛高原駅に行くコースを取ることにした。 しかし、昨年に続いて台風の接近と重なり、船は早々に欠航が決まってしまった。 仕方なく往復とも上毛高原ー大清水ー三平峠ー尾瀬沼のルートに変更し、早朝6時29分発の新幹線で新潟駅を出発した。 大清水には10時半ごろ到着、一ノ瀬までの林道に向かおうとすると、「一ノ瀬まで無料で送りますので乗って行きませんか?」と声をかけられた。 今試行運転で無料キャンペーンを実施しているということだった。 要するに鳩待峠の一極集中を分散させる方法として、三平峠へのアクセスを良くすることで、大清水からの入山者を増やそうとする試みである。 ありがたくハイブリッドのワゴン車に乗せてもらって登山口のある一ノ瀬の休憩所に着いた。 これで1時間は助かった。 台風の接近で空はどんより曇っていたが雨はまだ降ってこなかった。 ちょうどチェックイン開始時間の1時を少し過ぎた頃尾瀬沼ヒュッテに到着した。 顔見知りの支配人が受付にいたので挨拶をして一旦部屋で少し休んでから散策に出かけた。 今日は重い一眼レフはやめてコンパクトデジカメだけを持ってきた。 ところが三平峠で写真を撮ろうとしてSDカードが入っていないことが判明した。 ここでわかっても後の祭りである。 散歩に出たついでに長蔵小屋が経営する売店に寄って「SDカードなんてものは置いてないでしょうね?」とダメもとで聞いてみた。 すると「SDカードですか?少々お待ちください。」と言って棚の中からSDを出してくれた。 「やあ助かりました。でもよく置いてありましたね。」と言うと、「時々そういうお客さんがいらっしゃるものですから」ということだった。 ボケているのは私だけではなかたようである。  夕方7時から長蔵小屋別館でピアノ演奏と宮沢賢治の詩の朗読会が始まった。 長蔵小屋の宿泊客は500円、それ以外は1,000円の入場料であった。 宿泊は断られたけどわざわざ来たんだと、多少恩着せがましく言って2人分の2,000円を払って入る。 別館には初めて入ったが、グランドピアノが置いてあるホールがあって5~60人は楽にはいることができる。 このピアノもヘリコプターで運び込んだはずだ。 ここでピアノの演奏が聴けるとは思わなかった。 翌日は朝食前に散歩を済ませ、早めに三平峠に向かった。 もう少しで一ノ瀬休憩所に着くというところでドシャ降りの雨となった。 これでこの2~3年、女房と来た尾瀬は全て雨に降られて一日もはれることは無かった。 6回連続である。

〈三平下付近の木道は今年はリニューアルされて新しくなっていた。〉

〈台風の接近もあってか、午後はほとんど人が居なくなった。〉

 〈長蔵小屋別館でのピアノコンサートと宮沢賢治の詩の朗読会、紅茶とケーキつき〉

〈早朝5時、長蔵小屋裏手から燧ケ岳を望む〉

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