たむたむの独り言

写真を中心にした情報です。

清津峡渓谷トンネルパノラマステーション

2018-05-25 09:30:02 | Weblog

2018年5月24日(木) 清津峡のトンネル内の改修工事が終わり、連休前にオープンとなった。 今日は設計と監理の共同企業体を組んでいるMADアークテクツの代表である馬 岩松氏が北京から現地確認のため来日した。 今回のトンネル内の改修整備は、今年7月から始まる大地の芸術祭(妻有アートトリエンナーレ)の作品としても位置づけられており、馬氏はその作家の一人としての役割も担っている。 今日現地に同行したのは、トンネル最奥部のパノラマステーションの人止め柵が特別に外されるため、本来計画した景観の見え方が確認できるからであった。 柵を外してみると、やはり写真のように人止め柵がない方が外部景観と内部の水盤に映る景色が一体となって演出効果は格段に高まる。 来訪者を水盤の前て止めればこの状態で見せることができるが、そうするとトンネル坑口から見られる渓谷全体の景観を見ることができない。 どちらを選ぶかであるが、やはりここの景観の売りである渓谷を見せないわけにはいかないだろう。大地の芸術祭の期間中に限って柵を外すことは可能かもしれない・・・。

〈人止め柵がないと演出効果は高まる〉 

〈側壁と天井に張った半ぼかしのステンレス板への映り込みの効果も幻想的になって面白い〉 

〈柵のない全景〉 

〈柵を取り外す前の全景〉

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