2021年3月14日(日) 女房の友人から頼まれて、尾瀬の風景を水彩で描いている画家の個展を見に古町の画廊喫茶に出かけた。 日曜日のお昼頃だというのに、かつての新潟一の繁華街だった古町6番町にほとんど人通りがなく閑散としている。 50年前には人とぶつからないで歩くのは困難だったのが夢のようだ。 今日行った画廊はそのころからあったらしいが、入るのは初めてだった。 店内の壁面には見慣れた尾瀬の風景やミズバショウ、ヒツジグサなどの花の絵が並んでいた。 友人から絵を買ってやってほしいと頼まれていた女房が選んだ数枚の中から、燧ケ岳を背景にした竜宮小屋が見える風景を選んだ。 結局自分でも気に入った構図で、尾瀬ヶ原に行けば必ずと言っていいほど写真に収めている風景である。 今日はたまたま作者本人がいたので、尾瀬談議に花が咲いた。 帰りに「わが愛する尾瀬」という写真集をプレゼントされた。 写真家でもあるらしい。 今度はリクエストをして好きな尾瀬の風景を描いてもらおうかと考えている。
〈久し振りに通った古町通りはさらに寂れてきた。〉