たむたむの独り言

写真を中心にした情報です。

ワンチャンスを狙って佐渡へ

2010-12-28 10:21:58 | Weblog

2010年12月27日(月)、数日前から冬型の気圧配置が強まり、新潟市は暴風が吹き荒れる日が続いている。台風なら数時間で暴風のピークは過ぎ去るのだが、日本海側の冬の嵐は2、3日ず~と暴風圏に入ったままで風が弱まらないことが多い。昨日で2日目の冬の嵐は、ようやく今日になって少し収まってきた。今日は佐渡に行く予定になっていたが、昨日の大荒れの状態では今日はあきらめざるを得ないかなと思っていた。しかし、佐渡汽船もしばらく欠航が続いたため、今日は多少の荒天でも船を出すことにしたようだ。今日を逃すともう明日は御用納めである。ジェットフォイルも今日は欠航にならなかったので新潟港発10:00の船に乗船した。

 海はまだ少し荒れ模様で、うねりもあったが海面から浮き上がって航走するジェットフォイルは、カーフェリーほど波の影響を受けないので揺れは少ない。しかし、時々大きな波が80㎞で走る船底に当たり、かなりの衝撃音がする。船底が壊れるのではないかと不安になるくらいだ。1時間あまりで両津港に定刻に到着。両津は新潟と同じくらい10㎝程度の積雪である。しかし、国仲平野に入ると全く雪はなくなり、目的地の相川も、手前の山の中で多少白くなっていた程度で、全く雪はなかった。

 途中トキが飛んでいないかと周りを見渡しながら走ったが、残念ながらトキは見つからなかった。夜のニュースでは、今年放鳥された中の1羽が新潟市内で死体で見つかったというニュースが報道されていた。これで2羽目らしいが、ケージの中でテンに襲われて9羽が死んだことを思えば、自然の中に放鳥された中の2羽であれば、思ったより生存率は高い。

〈昨日の海の様子(関屋浜)〉

〈関屋分水河口の様子〉

〈帰りのジェットフォイルは、やっと波も静かになって平常通りの乗り心地になった。〉

 

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