先週の金曜日に立命館大学に招かれて報告をした話をしたが(こちら)、翌日に新幹線の時間まで京都観光をして帰ろうと思ったが、さて、どこに行こうかと思っていたら、地下鉄に乗ったら現在、京都市立美術館で開かれているボストン美術館 華麗なるジャポニズム展の広告が目に入った。
この展示、東京では世田谷区立美術館で開催されていたのだが、東京都下に住んでいる私には、この美術館はちょっと交通事情が良くないところにあり、結局行けずに終わっていた。ということで、たまたまの機会だったので、この展示に行くことにした。
感想から言うと、かなり良い展示だったのではないかと思う。ジャポニズムがどのようにして印象派に影響したのかを、浮世絵とそれに影響を受けた作品を並べながら、展示し、さらに解説も丁寧になされていて非常に勉強になった。と、同時に、印象派が北斎などに何を読み込んでいったか(構図や素材など)が理解できた。
ただ、構図の影響をすごく強調しているのだけれど、すこし「こじつけ」に感じるところもないでは、無かったが。
しかし、西洋をめぐる、あるいは西洋だけでなく絵画の影響関係とはどういったものなのかを知ることのできる、非常に良い企画だったと思う。これから、京都以外にも巡回らしいので、興味がある人は是非見に行くことをお勧めします。
この展示、東京では世田谷区立美術館で開催されていたのだが、東京都下に住んでいる私には、この美術館はちょっと交通事情が良くないところにあり、結局行けずに終わっていた。ということで、たまたまの機会だったので、この展示に行くことにした。
感想から言うと、かなり良い展示だったのではないかと思う。ジャポニズムがどのようにして印象派に影響したのかを、浮世絵とそれに影響を受けた作品を並べながら、展示し、さらに解説も丁寧になされていて非常に勉強になった。と、同時に、印象派が北斎などに何を読み込んでいったか(構図や素材など)が理解できた。
ただ、構図の影響をすごく強調しているのだけれど、すこし「こじつけ」に感じるところもないでは、無かったが。
しかし、西洋をめぐる、あるいは西洋だけでなく絵画の影響関係とはどういったものなのかを知ることのできる、非常に良い企画だったと思う。これから、京都以外にも巡回らしいので、興味がある人は是非見に行くことをお勧めします。