王国と栄光 オイコノミアと統治の神学的系譜学のためにアガンベン青土社
現在は、本格的にこの著作に取り組むことはできないのだが、アガンベンの著作について、紹介を。
タイトルと、その内容だけを見ると、「よくわからない本」という印象を持つかもしれない。あるいは、現在とは無縁の主題を扱っていると。
ただし、アガンベンは、フーコーの「自由による統治」というきわめて現代的な主題を、より深く掘り下げ . . . 本文を読む
昔の大瀧詠一と山下達郎のラジオを聞いていたら(本当は、かなり前に放送されたラジオがあるサイトで聞くことができたので聞いていたら)、山下達郎が、「昔、ロックは英語で歌うべきか、といった論争があったけれど、そんなのはバカげた論争だ」と言っていたのを聞いた。
彼は、「『日本でロック』なんて事自体がバーチャルであって、今は、さらにバーチャルを重ねている」といった趣旨のことを言っていた。
私は、昔 . . . 本文を読む