先日、amazonfrで購入した本が届いたので、今回はその中からいくつかの本を紹介する。
今日は二つの伝記。デュルケムの伝記とブルデューの伝記。
Emile Durkheim : 1858-1917
Pierre Bourdieu : Vers une économie du bonheur
デュルケムの伝記は圧倒的である。細かなフォントで1000頁の大著。デュルケムの出自から触れて . . . 本文を読む
エントリーのタイトルは、誤解を与えるかもしれない。(本当は、あえてこのタイトルにしているのだが)
先日、Du jour au lendemain というラジオ番組をpodcastで聞いていたらJean Derridaが出演して、自分の著作、La Naissance du corps : (Plotin, Proclus, Damascius)について話をしていた。
このJean Derr . . . 本文を読む
アルチュセールに関する市田良彦さんの本が刊行されました。また、アルチュセールの『再生産について』の共訳者である伊吹浩一さんが長原豊先生と一緒に翻訳した『革命の秋(とき)いまあるコミュニズム』(世界書院)が刊行されます。
以下にそのイベントが開催されます。有料&予約制のようですが、興味がある方は、足を運んでみても良いのではないかと思います。(市田さんの本については、別の機会にこの場で紹介させてい . . . 本文を読む
フレンチ・セオリー ―アメリカにおけるフランス現代思想 (.)フランソワ・キュセエヌティティ出版
最近このblogに「フレンチセオリー」という検索語で来る人が多いので、なぜだろう? と思っていたところ、どうやら翻訳が最近刊行されたようである(知らなかった 苦笑)。
実は、この原書をある研究会で文献報告したいと思ってたところだが、翻訳が出てしまったら、別の仕方で発表を考えねばならない。そう思 . . . 本文を読む
久しぶりの更新。今夏は家族に不幸があり、その後もいろいろなことで忙しい日々を送っている。
ただ、最近言語(私の場合はとりわけ仏語)の基礎について考えるところがあったので、この場で少し話を。これは留学の時の話である。で、そういう時にこそ基礎的な文法が大事なのだと痛感した話である。
それは、留学一年目の一月ぐらいだったと思う。大学院の講義にはついていけないし、そもそも周囲に話を出来る人もいな . . . 本文を読む