仏人の友人と数年ぶりにあって、夕食に出かけた。
で、モロッコ料理のレストランへ。
彼とはかれこれ15年ぐらいのつきあいになるが、私の仏人の友人の中では、一番仏人らしい仏人に入ると思う。ただ、日本で生活して長いので、仏人の感覚ともズレはじめている部分はあると思う。
さて、その彼と、仏国鉄のストライキについて話題になった。彼の見解は、いまの仏では特権を持っている労働者が多いから、もっ . . . 本文を読む
つい二日前に書いたばかりだが、仏のストライキについてつづきを(現在進行形の問題なので、書く前に片がついてしまうかもしれないので)。
と言っても、今回のストに直接関係するものではないが……。
昨今の日本では、もはやストライキというのはまれなものでしかないが、人々はどのようなイメージを持っているのだろう? サービス過剰の日本社会からすると、労働者が働かないことで自らの権利要求をするというのは . . . 本文を読む
仏では、マクロンの「改革」(定年年齢や年金支給年齢の引き上げ・国鉄の株式会社化[ただし、株式会社化しても株は国が保有する、という約束])に反対して、国鉄がストライキを断続的に行っている。これについては、今回のスト戦術、マクロンの政策の進め方等、様々な側面がある。
それについては、以下のサイトで情報を見てもらうとして……。
BBC(日本語)
NHK
トラベルボイス
Guardian( . . . 本文を読む
最近、What protests in Athens, Cairo and London tell us about opposition to neoliberalismというLSEの社会政策の准教授による記事を読んだ。
ここ十年、ヨーロッパを越えて様々な抵抗運動やポピュリスト政党の興隆が起きているが、しばしば、こうした現象は、現行の経済システムやネオリベラリズムへの抵抗から説明されている . . . 本文を読む