68年5月クリエーター情報なしインスクリプト
ジョフラン著『68年5月』について、続きを。
この五月革命のルポールタージュ的著作の意義を見る上で参考になるのは、著者が2007年の時点で付した序文だろう。そこで著者は、個人の解放を求めた学生達の運動が挫折したのは、五月革命に象徴されるように、組織の論理(具体的には労働組合の論理)が自由を求める学生達の要求を押しつぶしたからだと述べている。そこ . . . 本文を読む
68年5月ジョフラン著インスクリプト
最近、68年の学生運動関連の本が、日本でも多く出されているように感じます。
で、仏の五月革命(この著作では、仏語の原語を踏襲してか、「68年5月」という名称が用いられてます)に関連したこの著作も、翻訳されました。
この著作、68年5月の出来事を、詳細に日を追って詳述しています。その場にいた証人の証言を踏まえつつ。現在、この領域での議論で注目されてい . . . 本文を読む