米で、マルクスの亡霊がさまよっているという話。ガーディアンの記事。
現ホワイトハウス、つまりトランプ政権の経済政策顧問が、米に、社会主義的諸政策やマルクス主義に対するシンパシーが膨れあがりつつあるという危機感を報告した、という。
he socialists are coming! White House sounds alarm at rise of the left
ただし、「社 . . . 本文を読む
前回のエントリーでは、私の報告の意図が、ある研究会では、あまり理解してもらえなかった話をした。
が、私はそれは否定的に捉えていなくて、むしろよい経験だと考えている。
自分の報告の内容が理解してもらえなかった場合、それは自分の文章表現に問題があったりして、それがうまく伝わらなかったことを知る良い機会になる。また、ごくまれなことだろうが、自分の意図が伝わらなかったのは、それだけ新しい問題に取 . . . 本文を読む
先週の研究会では、アルチュセールとマルクスの現代的意義について報告させていただいた。
主題そのものとしては、すでにいくつかの研究会の場で報告した物だったが、その研究会の場は、大先生達が集まっている場で、その先生方達が若い頃に触れたであろうマルクス主義が今再び注目されていることに、どういった意見を持っているのか、しる良い機会になった。
ちなみに、その報告の際には、なぜ再びマルクスが取り上げ . . . 本文を読む
European Social Models From Crisis to Crisis:: Employment and Inequality in the Era of Monetary Integration (English Edition)クリエーター情報なしOUP Oxford
本当は、先週の研究会で報告させていただいた自分の研究について触れたかったのだが、その前にある状況について . . . 本文を読む
階級という言語 イングランド労働者階級の政治社会史 1832-1982年クリエーター情報なし刀水書房
現在、ステッドマン・ジョーンズによる『階級という言語』を読んでいる。
私の専門は社会学なのだが、この著作はイギリス労働史の重要な文献とされている。
けれども、1985年に原著が出版されたこの著作は、現在の文脈からすると、ある種の修正・転換を必要とされている。そのことは、この翻訳の日本語 . . . 本文を読む
もう、かなり時間がたってしまっているが、東京医科大学における入試の採点において女性受験生の点数を不正に操作していた問題についてである。
これについて、私は当初、仏大使館が仏では女性の医師の割合が男性より多いというツイートをしたというニュースについて(こちら)、話をしようと思ったのだが、関連するある別のニュースを読んで、考えを変えた。
というのも、
仏で女性医師の割合が多いとしても、医 . . . 本文を読む
インサイド・ヘッド MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]クリエーター情報なしウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
数年前の映画だが、ディズニーとピクサーのアニメ『インサイド・ヘッド』(DVD)を見たので、これについて。
ピクサーの映画は嫌いではないが、この映画は、仏のある精神分析医が批評を書いていて、それを . . . 本文を読む