前々回のエントリーで、お世話になった先生や先輩方とお会いさせていただく機会があった話をした。
その際、いろいろな話をさせていただいたが、主な話題になったのは欧文(主に英文)で論文を書くことの難しさだった。欧文で論文を書く場合、日本のコンテクストと距離を取って書く必要があることを、先生方が強調していた。
私の場合、欧文で書くというと仏文なのだが(英語の要旨を書く場合も、私は先に仏文で書き、 . . . 本文を読む
このブログでは、すでにsociologieという言葉がコントよりも先に、シエイエスの遺稿の中で使われていた話をしました(sociologieという言葉を最初に用いたのは、sociologieという言葉を最初に用いたのは))
シエイエスの未発表の遺稿は、すでに二巻刊行されておりますが、そこでは彼がsociologieという造語を書き残したドキュメントの部分は収められてはいません。現在のところ . . . 本文を読む
先日は、ある集まりで、以前お世話になった先生や先輩、長らく会っていなかった同期や後輩と会う機会があり、非常に貴重な機会だった。
まあ、自分の身分が相変わらずなことを感じる機会でもあったのだが(苦笑)、ただ、私は個人的には、「そういったことにめげずに研究を続けていくことが重要」と考えているので。
さて、そこでの話題は、日本の社会学を海外にいかに発信して行くか?
これに関して、日本の中の . . . 本文を読む