a journal of sociology

社会理論・現代思想を主に研究する今野晃のblog。業績については、右下にあるカテゴリーの「論文・業績」から

携帯できる仏語文法書(上級者向け:仏洋書)

2015年08月31日 | 言語
Grammaire Methodique du Francaisクリエーター情報なしPuf  久しぶりに仏語関連の本の紹介を。それも、文法書。  私の場合、出先で本を読む際、辞書のみでなく文法書が安心できます。ただ、上級向けの仏語文法書は、持ち歩くにはかなり重いことも……。ただでさえ都心から遠いところに住んでいるのに、重い荷物まで持ち歩くのは……。ということで、上の本を持ち歩いています。   . . . 本文を読む

『パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト』(DVD)を観る

2015年08月26日 | 映画
パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト(通常盤DVD)クリエーター情報なしポリドール映像販売会社  ここのところ、たまにしか更新していないが、久しぶりに見た映画(DVD)について。  この映画、バイオリニストにして作曲家でもあったパガニーニを題材にした映画である。私は、クラシック音楽について詳しいわけではないが、そうでないからこそ楽しめた部分もある映画だった。故に、クラシックファンでない人々に . . . 本文を読む

「連帯」の占める社会的位置?

2015年08月15日 | 読書
L'invention du socialクリエーター情報なしPoints  私には、本によって、いくつかの方法で読んでいる。上のジャック・ゾンズロの『socialなものの発明』(未邦訳)は、かなり詳しく読んでいる。  著者がこの本を書いている、社会的・歴史的コンテクストを見極めた上で読まなければならないから、でもあるのだが。  で、著者のドンズロは、デュルケムの「連帯」概念を、共和制が抱え . . . 本文を読む

信念への冒涜は不愉快だ。

2015年08月04日 | 社会問題
 日本に住む仏人の友人が、「信念への冒涜は不愉快だ。」と呟いていました。ただ、どんなコンテクストで、こうしたことを言ったのか、わかりません。今度直接聞いてみたいですね。日本社会の現状と関連させて。  ただ、私自身は、彼の言葉を、次のように補って言いたいと思います。  信念の表明を、エゴイズムと冒涜するのを見るのは不愉快だ  と。いずれにしても、基本的人権などのレベルで退行している社会状況を見 . . . 本文を読む