a journal of sociology

社会理論・現代思想を主に研究する今野晃のblog。業績については、右下にあるカテゴリーの「論文・業績」から

本を買う

2009年04月03日 | 読書
 最近Amazon.frで本を注文したところ、それが昨日発送されたというメールが届いた。今回はその話。

 しかし、今回本の注文をしたのは、3月25日(ちなみにあちら時間)。それがこちら時間の4月2日に発送されるのだから、ほぼ一週間で注文から発送にまでの作業が済んだというのに驚いてしまった。

 私の場合、毎回数十冊ぐらい注文するから、以前などは発送まで二週間ぐらい、時には一ヶ月ぐらいかかっていた。ちなみに、発送予定日が4月3日。普段は必ずそれよりも遅く発送されていた。今回こんなに早く発送されるようになったのは、仏では最近何かあったのか?と思ってしまうほどだった。

 ただ、それよりも問題が。実は、そんなに早く発送されると思っていなかったので、カードの決済日後に発送&請求がされると思って、最近は限度額まで使っていた。そんな時に、けっこうな額の請求をされたら、限度額を超えてしまうのではと心配になってしまった(私の場合、限度額そのものもあまりないからなのだが)。

 ただ、今回購入した本のリストを見直したところ、注文した本はすべて「在庫あり」の本だった。recommandationに頼って本を選択してしまうからなのだが、「売れ行き」から出てくる「お薦め」も、在庫があって購入サイクルが早いほうが上位にランクされるだろうから、そうした「偏り」が出てきてしまうのは、あまり良いことではないと個人的には思う。まあ、本屋としては、利益を出さねばならない以上仕方ないかもしれないが。
 そう考えると、確かに最近のAmazon.frで購入した本は、大手出版会社の本が多かったりする。こうした選択の偏りも、意識しておかないと、自分の読む本の偏りに気付かなくなってしまうかもしれない。そう思うのだった。
 ただし……。実物(内容)も見ずに本を注文するわけだから、そうした大手の出版社であること、あるいは著者がビッグネームであることなどが選択の基準になってしまうことも致し方ないと言えるかもしれないが。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。