先週の金曜日に立命館大学に招かれて報告をした話をしたが(こちら)、翌日に新幹線の時間まで京都観光をして帰ろうと思ったが、さて、どこに行こうかと思っていたら、地下鉄に乗ったら現在、京都市立美術館で開かれているボストン美術館 華麗なるジャポニズム展の広告が目に入った。
この展示、東京では世田谷区立美術館で開催されていたのだが、東京都下に住んでいる私には、この美術館はちょっと交通事情が良くないとこ . . . 本文を読む
先週の金曜日は、立命館大学で現在開催中の連続講座「西川長夫:業績とその批判的検討」(こちら)の第二回「国家のイデオロギー装置と大学」に報告者として参加してきたが、その後にコメンテータ、司会の高橋秀寿先生、また西先生とご一緒させていただいた。
公演中に話した、「『甦るマルクス』が、かつては古本屋で2万円で売っていた」というエピソードがおもしろかったと言っていただいた。また西川先生と共訳させてい . . . 本文を読む
先週の金曜日は、立命館大学で現在開催中の連続講座「西川長夫:業績とその批判的検討」(こちら)の第二回「国家のイデオロギー装置と大学」に報告者として参加してきた。
それなりの数の方に聞きに来ていただいて、大変ありがたかった。また、西川先生と一緒に訳させていただいた『再生産について 上 イデオロギーと国家のイデオロギー諸装置 (平凡社ライブラリー)』刊行を機会に、交流させていただいた橋口さんや番 . . . 本文を読む
この前の日曜日は、いつもの研究会で報告をさせていただいた。思いの外、高い評価を頂き、また今後の研究を進める上でも有益なコメントを頂いた。
で、今週金曜日は立命館大学で、西川長夫先生の業績とその批判的検討という主題で、連続講演の第二回目を担当させていただく。以下はそのポスターである(再掲)。先週の第一回は、盛況で予想以上の参加者だったとのこと。これは、自分の回でどうなるか緊張。
内容は、ア . . . 本文を読む
ベックの『世界内政ニュース』を訳者の川端さんから頂きました。
世界内政のニュース (叢書・ウニベルシタス)ベック法政大学出版局
タイトルにある「世界内政」とは、国内政治の枠組みで考えられてきた「内政」を、世界という枠組みで考えようとするもの。ただし、この概念は、規範概念でもなく、他方で現実に存在しているのではないことが、訳者の解説でも明記されている(240-1頁)。
ベックが世界的文脈 . . . 本文を読む