のんびり気軽にさんぽがてら。
本日は、魅惑の洞窟体験「リアル・ドラゴンクエスト」が楽しめる、神奈川県横浜市は”田谷の洞窟”で有名な「定泉寺」です。
ロールプレイングゲーム(※いわゆるRPG)をよくやられる方にはお馴染みな単語「洞窟」
ただ、実際にそちらへ入ったことがある方というのは、なかなかいないでしょう。…たぶん。おそらく。
やっぱり、物事というのは画面を眺めているだけでなく、実際に体験してみることこそが重要だと思うのです。
ぜひ、お寺好きな世の中のお父様には、ゲームをしているお子様の手を引いて、訪れてほしい場所ですね。
たづね入る 心深くば みほとけに
あいなむ ここは 観法の洞
田谷の洞窟、正式には「田谷山瑜伽洞(たややまゆがどう)」と言います。
こちらは鎌倉時代の初期頃に開創(かいそう:初めてその寺を開くこと)された、鶴ヶ丘廿五坊(※二十五坊)の修禅道場なのです。
江戸時代までの間にちょくちょく拡張されたらしく、現在では上下三段、総延長1kmという、長さ壮大な規模となりました。
地質は粘板岩の巨大な一枚岩。
往時最先端な土木技術が使われたという合理的な構造で、あちこちの大地震でも崩れることなく、現在に至っているそうです。
本尊は「弘法大師」で、四国、西国、秩父、板東という各札所、両界曼荼羅諸尊、十八羅漢、五大明王などなど、洞窟内には数百体という仏さまらがおられます。
「今も無言の説法を続けている」とはパンフの文句でした。
…と、当たり障りないことは誰も望んでいないと思いますので、体験記をば。
訪れたのは異常に暑かった真夏ではないですが、当日は快晴でじんわりとした暑さでした。
しかし、洞窟入り口付近に立つと、まるでデパート前のようにひんやりとした空気が…。
(※あれほど強烈ではないですが)
そう、洞窟内は実に心地よい涼しさで、どこからかのすぅーという涼しい風もありました。
あまり薄着であると、ちょっと寒く感じるかもしれません。
入り口にてローソクを灯し、それを片手に奥へ進みます。
ちょっと探検ちっくですね。
ドラキーとか、出てきそうですよ。(←でねぇよ)
実際は洞窟内はところどころに明かりがあるので、ローソクが消えても問題ないです。
しかし、道のいたるところにある訳でなく、またさほど明るい訳でもないので、そちらだけでは彫られた石仏もはっきりとは見えません。
やっぱり気分的にも、頑張って消さずに進む方が楽しい(笑)と思います。
…前述したように、洞窟内は風があり、歩く早さで火が消えたりするという、スリリングな感覚でした。
うまーく火を守らないと、あっさり消えちゃいますよ。
道が上下したり、凸凹していたり、水が流れていたり、と安定した足場ばかりではないので、ちょっと注意が必要。
特に女性の方は靴に気をつけて。ハイヒールだと転ぶぞ。
ゆっくり進めば三十分くらいかなー…、一人で行くとやや不安になるだろう程度の長さです。
結構入り組んでいるので、うっかりすると無限ループのようにぐるぐるしちゃいますので注意。
(※看板ありますけどね)
[住所]
定泉寺(田谷の洞窟) 神奈川県横浜市栄区田谷町1501
※アクセス:大船駅・観音側より戸塚バスセンター行き、洞窟前下車。
徒歩でも問題ないですが、坂でそれなりに距離があるので覚悟が必要よ。
[関連記事] 【石仏っていいよねー】
⇒ 石仏っていいね (石仏・入門編)
⇒ 石仏の種類について (石仏・基本編)
⇒ 長安寺・五百羅漢像 (石仏・応用編1)
⇒ 箱根石仏群① (石仏・応用編2)
⇒ 箱根石仏群② (石仏・応用編3)
⇒ 徳明地蔵尊 (石仏・応用編4)
⇒ 箱根石仏群・記念館 (箱根)
⇒ 阿弥陀如来 (真正極楽寺)
⇒ 五智如来石像 (葛飾区・真勝院)
⇒ 地蔵菩薩・半跏坐像 清涼寺(京都)
⇒ 地蔵菩薩半跏像 (京都・石像寺)
⇒ 双体道祖神 (京都:道祖神社)
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※そんなこんなで、洞窟と言ったらやっぱりRPGですよね。
珍しく、お子様ねも楽しめるお寺だと思います。
本日は、魅惑の洞窟体験「リアル・ドラゴンクエスト」が楽しめる、神奈川県横浜市は”田谷の洞窟”で有名な「定泉寺」です。
ロールプレイングゲーム(※いわゆるRPG)をよくやられる方にはお馴染みな単語「洞窟」
ただ、実際にそちらへ入ったことがある方というのは、なかなかいないでしょう。…たぶん。おそらく。
やっぱり、物事というのは画面を眺めているだけでなく、実際に体験してみることこそが重要だと思うのです。
ぜひ、お寺好きな世の中のお父様には、ゲームをしているお子様の手を引いて、訪れてほしい場所ですね。
たづね入る 心深くば みほとけに
あいなむ ここは 観法の洞
田谷の洞窟、正式には「田谷山瑜伽洞(たややまゆがどう)」と言います。
こちらは鎌倉時代の初期頃に開創(かいそう:初めてその寺を開くこと)された、鶴ヶ丘廿五坊(※二十五坊)の修禅道場なのです。
江戸時代までの間にちょくちょく拡張されたらしく、現在では上下三段、総延長1kmという、長さ壮大な規模となりました。
地質は粘板岩の巨大な一枚岩。
往時最先端な土木技術が使われたという合理的な構造で、あちこちの大地震でも崩れることなく、現在に至っているそうです。
本尊は「弘法大師」で、四国、西国、秩父、板東という各札所、両界曼荼羅諸尊、十八羅漢、五大明王などなど、洞窟内には数百体という仏さまらがおられます。
「今も無言の説法を続けている」とはパンフの文句でした。
…と、当たり障りないことは誰も望んでいないと思いますので、体験記をば。
訪れたのは異常に暑かった真夏ではないですが、当日は快晴でじんわりとした暑さでした。
しかし、洞窟入り口付近に立つと、まるでデパート前のようにひんやりとした空気が…。
(※あれほど強烈ではないですが)
そう、洞窟内は実に心地よい涼しさで、どこからかのすぅーという涼しい風もありました。
あまり薄着であると、ちょっと寒く感じるかもしれません。
入り口にてローソクを灯し、それを片手に奥へ進みます。
ちょっと探検ちっくですね。
ドラキーとか、出てきそうですよ。(←でねぇよ)
実際は洞窟内はところどころに明かりがあるので、ローソクが消えても問題ないです。
しかし、道のいたるところにある訳でなく、またさほど明るい訳でもないので、そちらだけでは彫られた石仏もはっきりとは見えません。
やっぱり気分的にも、頑張って消さずに進む方が楽しい(笑)と思います。
…前述したように、洞窟内は風があり、歩く早さで火が消えたりするという、スリリングな感覚でした。
うまーく火を守らないと、あっさり消えちゃいますよ。
道が上下したり、凸凹していたり、水が流れていたり、と安定した足場ばかりではないので、ちょっと注意が必要。
特に女性の方は靴に気をつけて。ハイヒールだと転ぶぞ。
ゆっくり進めば三十分くらいかなー…、一人で行くとやや不安になるだろう程度の長さです。
結構入り組んでいるので、うっかりすると無限ループのようにぐるぐるしちゃいますので注意。
(※看板ありますけどね)
[住所]
定泉寺(田谷の洞窟) 神奈川県横浜市栄区田谷町1501
※アクセス:大船駅・観音側より戸塚バスセンター行き、洞窟前下車。
徒歩でも問題ないですが、坂でそれなりに距離があるので覚悟が必要よ。
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⇒ 石仏の種類について (石仏・基本編)
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※そんなこんなで、洞窟と言ったらやっぱりRPGですよね。
珍しく、お子様ねも楽しめるお寺だと思います。