故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

正直に話す

2014-07-30 02:51:56 | よもやま話

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いつものように、正直に話すことにしました。
記憶容量が小さくなったせいか、ごまかしや繕いの発言は続かなくなりました。こちらではこんな風に話した、あちらではあんな風に伝えた。細かく覚えられなくなりました。よって、感じたまま、その時のベストの考えを伝えることにしてから、かなり経つように思います。伝えにくいことも率直に話すことにしました。

先輩と同様、同じ話題を何度も話すこともしばしばあります。
そんな風に感じた時は、「前にも話したかもしれないが」と前置きすることにしました。自分がこんな風になってから、先輩のテープレコーダーのような話も許せるようになりました。注意して聞いてみると、前後関係、脈絡が都度異なることに気づき、違う話の展開として聞けるようになりました。

今のプロジェクトエンジニアーを辞めると、「聞くボランティア」をやりたいなんて考えています。年寄りは孤独です。連れ合いに先立たれ、親しい友人も減っていきます。先輩のように、尊敬できる作家も医者もいなくなっていきます。価値観を共有できる人が少なくなるのが孤独のはじまりです。聞くことで人助けができるならこんな良いことはありません。時代背景も、その人のパーソナルヒストリーも勉強しなければなりません。面白いことだと思いますが、皆さんいかがでしょう。

感動は、追体験で起きるように思います。その人と同じ経験も工夫もできません。映画のワンシーン、歌のワンフレーズに感動します。涙の訳は、笑いの根源はすべて自分の中にある追体験ではないかと思います。米丸師匠のように、「それだけのことです。」と言って笑わせるなんて最高です。重みを感じます。

正直に話すことにしました。少しくどくなりますが、許してください。皆さんもそんなに変わりはないでしょう。

それだけの話です。期待させてすみません。

2014年7月29日



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