「果てなき乙女心」が絵のタイトルです。
自分の目に狂いはなかった。
そういうことにしましょうね。
今日のタイトルは、「至福の時は案外短い」
残っているトロ芋の皮を丁寧に剥き擂る。
納豆に味噌汁を少し入れ擂ったトロ芋も入れ混ぜる。
残った煮ものと天ぷらを弱火で温める。
やはり残り物の大根と人参の酢の物のラップを外す。
塩こうじに漬けた大根と胡瓜を取り出し、水洗いし口に入れる大きさに切る。
自前のドレッシングで和え、鰹節を振る。
ジャガイモに榎茸とあげを加え、味噌汁にする。
朝早く炊きあがっているご飯に少し水を加え二度炊きします。
ふっくらご飯になります。
これだけで、一時間以上かかります。
ところが、食べるのは15分です。
朝ドラの間に食べ終わってしまいます。
美味しいねも、一瞬のことです。
恋愛も、「ああ、いいな」と一瞬の眩暈です。
それからの長いこと。
共に白髪まで行けば、幸せです。
ところが、遊ぶにも働くにも、長ーっく付き合えるものを見つけました。
ものづくりです。
例えば、農業。
種を植えました。
蝶々が寄って来て卵を産み、地中にいる根きり虫に茎をぷっつん切られます。
豆なら蔓が伸びてきて支えの竹を準備する。
葉物なら、鳥に突かれないよう網をする。
この辺りのカラスは、ジャガイモを掘り出し、皮だけ残し食べてしまいます。
今年の出来はよくないな。
来年リベンジです。
土から作ろうかとなります。
イノシシや鹿に、顔の見えない人であったり、収穫までのライバルは無限です。
収穫後だって、虫に食われ、寒さにやられます。
長い長い。
そして、草を二週間ごとに刈り、面倒です。
神様にお供えする物が今年も採れた。
お神酒で祝い、おすそ分けで生き延びる。
森羅万象、一瞬のためだけに生きています。
2023年6月9日
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます