故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

あんねえ

2020-05-23 10:11:57 | よもやま話

絵のタイトルは、「ぼくにちょうだい」です。
真剣そのものです。
あんねえ、一つしかないのよ。


思わず言葉にする。
そう、今日のタイトルは「あんねえ」です。

近くの自動車板金工場の会長が口をもぐもぐやっています。
想いはあるのですが、言葉が出てきません。
すかさず、隣りにいる奥様が、ああなのよこうなのよと説明されます。
旦那は、静かにうなづいています。

今日の「あんねえ」は、台所の片づけの効能です。
私は、4000円もする洗いかごを持っています。
水気のついた食器を入れると、あれ不思議、水が洗いかごの底を流れて流しに戻っていきます。
底面は、ステンレス(冷間引き抜き板の2B仕上げ)製の折板です。
少しだけ勾配が付いていて流しに落ちる部分だけ切り欠いています。
ガス台も、炊飯器の中(釜の下)もすべて真っ平です。
汚れたらすぐに拭ける代物です。掃除が簡単な道具を選びます。
使ったあとは必ず汚れを拭きとっておきます。

昨日までに台所の色んな道具と食材を整理しました。
道具も食材も、日々使うものだけと極端に少なくしました。
フロアーに出ていたものがなくなったからアプローチが直線的です。
食べた後の片づけが、楽になりました。

返す場所を迷わなくなった。返す場所が極端に少なくなったからです。
洗った食器は水が切れると同時に、換気の良い下にタオルがある収納場所に拭かずに戻します。
戸棚に入れるものだけ拭いて収納します。
元あった場所に戻すから使う時も簡単に見つかります。

早く聞きたいから、言葉の速度アップをしてほしい。
そんな時こそ、「あんねえ」と余裕をもって含むように話します。
腑に落ちる瞬間です。

あんねえと 手を添えもっと 上なのよ

2020年5月23日
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