絵のタイトルは、「たんぽぽの目」です。
9年目前の自画像です。
よくやっているね。
と感心しています。
口から出るのは、いつも子憎たらしい小言です。
それが、ジジイ。
北海道網走で、呼吸器内科の専門医を続ける鈴木裕子医師のドキュメンタリー番組を視た。
今日のタイトルは、「話すから泣けてくる」です。
彼女は、3度癌を切除しています。
その度に、あきらめないと、患者が待っている現場に復帰されています。
大阪から網走に移住したのは、地元の漁師と恋に落ちたからだと放送されていました。
普段は、辛いことは話さずに噛みしめている。
インタビューを受けて、自分の気持ちを素直に説明した。
話さなければ、自分の中で堂々巡りの哀しい想いです。
誰かに話すことで、溶けだすように想いがにじみ出してくる。
そんな表現でした。
頭では分かっているようでも、実際にやってみるとうまく行かないことばかりです。
人間関係であったり、仕事上の躓きだったり、自分の欲望との葛藤だったりします。
私はやりたいこと(草刈で地域活性化)をしています。
だけど、身体が悲鳴をあげます。
お前はこんなものかと自問します。
「もうだめだ」と根をあげます。
ぼろ布のように寝込み、朝になります。
痛いところはそのままですが、何とかできそうです。
ボロボロの時ほど、人に優しくなれます。
自分の性根の腐った所を話すと楽になります。
「そんな人だったの」といつも厭きられます。
爺ちゃんも、ジージと言われるのも好かん。
ジジイと呼ばれたい。
眼光鋭く、どうしようもないくそジジイを貫きたい。
出来なくなったねと、妻から笑われようと、意地悪ジジイでいたい。
2023年5月4日
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