故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

できることがある

2020-04-04 06:43:12 | よもやま話

孫娘の笑顔です。「笑うかどに福来たる」です。
心配するより、「できることがある」と日々過ごしたい。


2割では不足、8割の行動自粛でやっと収束に向かうと予測研究データが出た。
コロナを収束させる指針である。
人口密集地での行動制限は、厳しいものがある。
私達が住んでいる地域でもキャンセルが相次ぎ、飲食店は弁当の配達か休店に路線変更している。
固定費を支払うだけの体力がある店舗は数少ないと言える。
ほとんどが自転車操業である。
私達のカフェでも休業補償の保険に入っている。
自主休業が保険の対象になるのか確認しなければならない。
休業命令が出ない限り、無理であろうと考えられる。
政府が慎重なのはうなづける。
サリン事件が起こった時のことを思い出した。
横浜で聞いた。東京に、週に何回か出かけていた。
その時は、覚悟した。

今日のタイトルは、「できることがある」です。
私の家の燐家は70m離れている。
この日曜日には、道普請といって農道整備のボランティア活動がある。
中止の連絡は入っていない。
過疎の地域は、人との接触が少ないから安全だろうと思われるかもしれない。
首都圏からトイレットペーパーや乾燥ラーメンを買い出しに来られる。
普段は、ありえない。
野菜や米が首都圏スーパーから消えている。
地元の産直には、野菜が溢れているが買う客はいつも通り少ない。
物流業者が、行動規制を受け入れたらこの国はパンクする。
人との接触が少ない過疎地であろうとうかうかできない。
ウイルスに侵されない情報だけが、飛び交っている。

カフェの顧客はみるみるうちに減ってきた。
パンの冷凍に取り組んだり、仕込みを中心にした業務をしている。
この際と、普段できない農作業に没頭している。
連絡が疎になっている友人に手紙を書いている。
閉鎖されても、「できることがある」ことが嬉しい。

この地域のバスが一日三便は、笑えない状況ですが、今回の騒動からは好ましい。
人口過密の是非や物流を前提とした分業が、今回のことで見直されるであろう。
自宅でできる仕事を展開できる企業が生き残るであろう。
こうであったらよいな。
その一部分が、今回シミュレーションされることだろう。
社会全体でこの国のシステムを見直すことができる。
前時代的と言われる自給自足も見直されるであろう。
ものづくりからサービスに移行する経済である。
サービスは、交流があってこそ成り立つ産業である。
下請け制度(部品製作分業の一部)もどうなるのか。
今回の交流断絶を望む声をどうとらえるか試されている。
上から下への洪水のような情報だけに右往左往することだけは、避けたいものである。

美味しいを どう伝えるか 試される

2020年4月4日
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