故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

耶馬渓

2015-10-14 05:45:04 | よもやま話
   本耶馬渓


鳥栖にあるお気に入りのホテルに泊まりました。
外資系の会社に勤めている頃からの定宿です。
ライバルのホテルが近くに建ちました。

このホテルのおもてなし精神は、さらに進化しました。
お風呂の換気扇はきちんと掃除されていて、騒音はしません。
古いホテルなのです。食堂のおばさんにサロンパスの工場はどこですか。
と尋ねました。フロントに頼んで、地図を印刷してくれました。
これでは分かりにくいと判断されたのか、
ホテル前からの自作の地図を書いてくれました。
私達は、ホテル裏に車を停めていました。
出かけようとすると、おばさんが追いかけてこられました。
それなら、神社の前を左に回った方が分かりやすいと説明してくださいました。

青の洞門を目指して車を運転しました。
昨日は曇り、今日は快晴でした。
2時間の行程でした。

6年前に来た時はなかった駐車場が、山国川沿いにできていました。
青の洞門を回り耶馬渓橋(オランダ橋、日本一の石橋)を渡り、
山国川の対岸を帰り、元の駐車場まで約1時間の散策でした。

オランダ橋のたもとにあるパン屋さんで、手作りパンを買いました。
禅海広場で、柿を買いました。
来る途中、杷木でたくさんの柿の木を見たからでしょうか、無性に食べたかったのでした。
広場に入る前、岩山を対岸から見たのが、冒頭の絵です。
禅海和尚が30年をかけて手彫りされたのは、青の洞門です。
現在の建機が奇岩を彫って、車用の道をつけていました。

駐車場に帰るため、橋を渡っていました。
奇岩の中腹に何やら見えます。なんだか道があるような。
それでも下の道からは、50mも上がった絶壁です。



  道のような場所には鎖が張ってあります。



私の肉眼では、何なのかよく解りません。
カメラの望遠で撮影しました。
ホテルに帰ってコンピューターで拡大したのが、下の絵です。


  なんと、石仏が鎮座されていました。

  
誰が、何のために設置したのでしょう。
またどうやって、あそこまで持ち上げたのでしょう。

その後、羅漢寺をまわりたっぷりと汗をかきました。
帰る途中、ぽつんとある食べ物やらしい一軒家に立ち寄りました。
中津名物鳥のから揚げやさんでした。
揚げたてのから揚げは、なんと骨付きでした。
骨の周りの熱々の鶏肉を堪能しました。
仕上げに柿を食べると、もうお腹いっぱいでした。
から揚げは、ケンタッキーフライドチキンに負けない位美味しかったのです。

帰りは、なにしろゆっくりと運転をして帰って来ました。

夕方には、鳥栖に来た時は必ず寄るジョージさんの店に行きました。
カウンターのショーケースを見ながら、今夜の焼き鳥を注文しました。
寒くなったからか、以前はなかったおでんもありました。

すでに常連さんで、ほぼ満席でした。
妻は、九州弁が解らないらしく、私がところどころ説明をしました。
こちらでも、お腹いっぱい食べました。

外人と来るのには便利な店だったのです。
ショーケースを覗きながら注文できるからです。
Nさんの自慢の背中全体にいれた刺青も、
ジョージさんの前では、「なんか、それは」となったのでした。
Nさんは、さっそく余っていた左肩のスペースに、横浜でいれました。
本国に帰ったNさんは、友人達にカラフルな刺青が素晴らしいと言われ、
大いに気分をよくしたのでした。

青よろし 奇岩接眼 たまげたね

2015年10月14日





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