似顔絵のタイトルは、「あんたが大将」です。
頑張りなはれ。
やっても、やっても不満が残る。
愚痴のうちは、救われる。不満解消に走ると潰される。
私の記事に癒された。沁みましたと言われる人に会った。
ブログを書いたとて、読んでくれた記事数に応じて課金されるわけではない。
すべての努力が報われると信じて疑わぬ人は、お人よしである。
今日のタイトルは、「爪に火を灯す」です。
意味は、
けちでろうそくを買わない、あるいはろうそくも買えないほど貧乏なため、
ろうそくの代わりに爪に火をつけて灯りをともすことから。
「爪に火を灯す」とも書く。
『尾張(大阪)いろはかるた』の一つ。
(古語辞典より)
対価を求めると、不満が残る。
無償のサービスなんてありえない。
「ありがとうございました」と客に頭を下げる。
頭を下げたからと言って、収入が増えはしない。
では、頭を下げるのは何故?
小さいころから、そう教えられてきたからでは、理由にならない。
対価を求めない、心底助かった、これでまた生きられる。
大げさに言うと、そんなことです。
少ない努力で、大きな収入を得る。
自分の査定が80点(100点満点)としたら、半分の40点が客の評価です。
頭を下げて、5点くらいあがるかもしれない。
客は、一瞬気持ちが良かった。
正しく評価されないからと言って、「爪に火を灯す」ような冒険はしないほうがよい。
自ら「けち」になる必要がない。
例え、貧乏でもやってはいけない。
他に、灯を得る手段はあるはずです。蛍の光だって、月明かりだってよい。
頭を下げて、客の心に火を灯す。
客の笑顔で、自分の心にも火が灯る。
商売は、そんなきれいごとではありません。
手を揉む動作は、客の横柄な態度を揉み殺すためと聞きました。
商いは、飽きないから続けられるとも聞きました。
カフェは赤字続きです。
コロナのせいにしたくなります。
こんな「無駄」なこと、やめた方がよい。
自分の金をつぎ込んで、いつ来るか分からぬ客を待つ。
そんなに待つのが嫌なら、入り口に「電話番号」の書置きを吊るしたらよい。
「お客さん、待たせてごめんね。すぐに参ります」と好きな畑仕事をしたらいかがでしょう。
「去る者は追わず来る者は拒まず」です。
辛抱強く、チャンスが巡ってくるのを待つのです。
少しずつ、相手の息が上がる、ここが勝機と全身の力を注ぐ。
相撲取りの話でした。
視点を変えることです。
商売(仕事)をやってるからには、なんらかのメリットはあります。
メリットは、目に見えるものではありません。
深呼吸をして、心穏やかに「今日も生きられた」と寝床に着いたとき思うことです。
逆に、無償の努力ほど高いものはない。
気分が良かったから、同じものを買うなら、あのコンビニのあの人(女性が多い)から買いたい。
少し余計に歩いても、客は足を運びます。
捨てたものではありません。
悩むより すぐにかかれと Gafa言う
2020年11月20日
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