故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

1.5ラウンド

2020-01-15 05:36:40 | よもやま話

絵のタイトルは、「めざす」です。
いくつになっても、めざすものがあるのは嬉しいことでしょう。


今日のタイトルは、「1.5ラウンド」です。
昨日は、先輩、先輩の友人と私達でラウンドしました。
1ラウンド終わっても余力があるのか、「もうハーフしたいな」と先輩たちから声があがりました。
結果が思い通りでなかったとも考えられます。
先輩も友人も70代後半です。
コース内をカートで回れるコースでした。腕前も似たようなものです。

ゴルフを始めたころ、夏の暑い日差しのなかでやっと1ラウンド終わったと思いきや、
もうハーフと誰かが声をかけました。勝ってるものはさらにやっつけてやるかと受けて立ちました。
人一倍歩く、打つ回数が多い私は、「ええ、まだやるの」という感じでした。
今から帰ると、都心で高速が混むから、ハーフやっても同じ時間と計算されたのかもしれません。

その仲間も、一人か欠け二人欠け、残っているものだって大病を克服したものばかりです。
それでも、年間50ラウンド回っておられます。
仲間がいると言うことでもあり、体力、時間とお金に余裕があることになるのでしょう。
妻と再婚したころ、私はゴルフを習いたてで面白くなるころでした。
妻も先輩に手ほどきを受けました。
週末、義兄のサポート(食材を届け、会話する)をしに行くだけでなく、ゴルフの練習が加わりました。
妻も私もはまってしまいました。そして、去年はついに私達も年間50ラウンドの仲間入りをしました。

地域の友人も社長業を息子に譲り、平日もゴルフができるようになりました。
それまでは、早朝ゴルフをしたのち仕事でした。
開眼したのか、腕もあがりました。私の良きライバルです。
この辺りは、10分で行けるゴルフ場も多く、いわゆるゴルフ場銀座です。
選択肢も多く料金も安い。先輩は我が家に泊り、1ラウンドして帰る。
ゴルフの前後に、地域の友人たちといっぱいやるのが通例です。
先輩もゴルフ後の長距離運転は少しきつくなったとのことでした。

ゴルフ好きの「もうハーフ」は、単なる負けず嫌いの象徴です。
まだまだ元気です。そのうち、掛け声だけの「もうハーフ」になることでしょう。
認知が始まりスコアのつけ方だっていい加減になるはずです。こんなもんだろう。
私は、いまだに先輩を越えられません。先輩の溜引が下がる音が聞こえてきます。
1ヤードでも先輩のボールが飛んだ時は、わざわざ皆を呼んで喜んでいます。
生きがいはどこに転がっているかわかりません。
私のナイスショットが木に当たると、ほくそ笑んでおられるようです。
いつまでも、師匠を越えられない私です。

目標は 自然が相手 越えられぬ

2020年1月15日
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