紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

年末恒例のお餅つき

2021年12月31日 | 我が家の食&漬物作り

今年も長男夫婦が主役で孫達はお手伝い、自分達夫婦がサポート役となり、総勢8名でお餅つきをした。いつもは朝から始めるが、今年は孫が塾から帰ってくる夕方からお餅つきを開始した。

6升のお餅なので、2升単位の3回、餅つき器を回した。

<お餅つき>

<持ち切り器>

夕食は「お餅」だったので、まずは腹ごしらえが先。

「きな粉」

「あん」

「砂糖・醤油」

熱々の柔らかいお餅をそれぞれが「きな粉」をつけたり、「餡」を包んだり、「砂糖・醤油」につけたり頬張った。1升以上は食べたかも知れない

<神棚など12カ所の重ね餅を丸めた。孫達も頑張ってくれた>

<雑煮用のお餅も作った>

<「のし餅」を作った>

「のし餅」は、やや固まった1~2日後に食べやすい大きさにカットする。今年は「餅切り」にも使うつもりで「カボチャ切りカッター」を買ったので、餅きりが楽しみ。

 

・・・川柳チャレンジ№12・・・

『孫はしゃぐ 家族が和む お餅つき』

⇒お餅つきイベントが大好きな孫達。お餅を丸めたり餅きり器を回してくれたりとお手伝いもしてくれたが、彼らの一番の楽しみは、つきたての柔らかいお餅を競うようにして食べ、「とりこ」で悪ふざけしたりして遊ぶこと。

でも、そんな奔放な行動がお餅つきを楽しく和やかな場にしてくれた。来年も参加してくれるかな・・・

 

・・・昭和の思い出・・・

孫たちの様子をみて我が幼少の頃のお餅つきを思い出した。当時は「石臼」と「杵」のお餅つきだった。父は杵を振り、母は相方で石臼のお餅をひっくり返す役割だった。

重い杵を持たしてもらったこともあった。杵を振り下ろしたら、母のイタズラでお餅が消えていて石臼をたたいたこともあった。大笑いしたり、数回振り下ろしただけでギブアップしたのを覚えている。

昔使っていた石臼は、今、庭の花壇で寂しそうに佇んでいる・・・

 

・・・年のおわりに・・・

今年もブログのおかげで脳トレできたり自己満足したり。

拝見するブログで元気をもらったりホッコリさせてもらったり。

ありがとうございました。

どうぞ良いお年をお迎えください!

 


貴重な「川田みかん」&無農薬みかん

2021年12月30日 | 我が家の食&漬物作り

・・・川田みかん・・・

2年に1回しか収穫できないと言われる「川田みかん」をみかん作り名人が持って来てくれた。糖酸度のコクがある美味しいミカンとのことだった。

以前、他の農家からもらったかすかな記憶が残っている。味を思い出そうと懸命に脳内検索してみたが徒労に終わった・・・

『よくあることや。気にせんでもエエ!』

そんな声がどこからか聞こえてきた。

 

・・・無農薬ミカン・・・

近所のミカン農家が離れた他地区のミカン園の管理に手が回らず、薬剤散布しなかったことによる「無農薬みかん」だった。

そんなミカンを家内がコンテナに2杯も貰ってきた。

食べきれないのでジャム作り始めたばかりだと言うのに・・・・しかも好みのサイズではないし・・・

ミカンを無駄にしないためには、残りをジャムにしてアチコチ配りするのがベストな気がするが・・・そんな気力はありそうもないし・・・

ミカン産地ならではの贅沢な悩みを抱えている・・・

 

・・・川柳チャレンジ№12・・・

『してみたい お金あふれる 悩み事』

⇒ミカン贅沢させてもらっているのは有難い。でも一度でいいから、お金がありすぎて困る悩みもしてみたい。「何? ありすぎても困れへん?」 夢でもいいからそんなことを言ってみたい・・・


みかんジャム & 柿ジャム

2021年12月29日 | 我が家の食&漬物作り

・・・みかんジャム・・・

ミカンを味わうには生食が一番。たくさん貰ったミカンは「みかん三昧」させて頂いているが、食べきれないと思いジャムにした。

<用意したミカン>

<いつもの食べ方と同じく「四つ割り」にした後、皮を剥き、ジャム作りが早まるよう包丁でカットし、弱火で煮た>

<出来た 色合いが綺麗!>

途中、味を見ながらミカン風味を損なわないよう砂糖を少量だけ入れた。倉庫の冷蔵庫で冷凍保存した。

 

・・・柿ジャム・・・

倉庫に保管している富有柿の内、熟成しすぎてジュレ状になってきた柿だけをジャムにした。

<鍋に入れたジュレ状の柿>

<出来た>

柿ジャム作りは、今季3回目。前回まではレモンを絞って入れていたが、今回はユズを5個絞って入れた。わずかにユズ風味がする柿ジャムが出来た。

これで瓶詰めした柿ジャムは今季14個。みかんジャムはもう少し作ろうと思っているが保存する瓶がなくなった。何個買ってくるかが思案どころ。冷凍スペースにも限りがあるし・・・

 

・・・川柳チャレンジ№11・・・

『ジャム作り 旬の味わい 託すため』

⇒食べきれないからジャムにした。でも、カッコよく言わなきゃ、生産者にも果物にも失礼すぎる。


紅はるか お見それしました

2021年12月28日 | 我が家の食&漬物作り

日本海側のドカ雪には驚くばかり。今朝の室内気温は9.6度と昨日よりはましだった。風も昨日よりは弱まりそう。大晦日から元日の寒波予想が気にかかる。

「紅はるか」は「天ぷら・大学芋・芋フライ・お味噌汁」などに使うことが多く、焼き芋にするのはミニ芋だけだった。

焼き芋はネットリで甘い安納芋と決めていた。今回、初めて普通サイズの芋をじっくりと弱火で1時間余りかけて焼いてみた。

出来た

皮を剥いてみた。テカテカ光っていたので、水分をタップリ含んでいるのがわかった。

一口食べてみた。安納芋にも負けないほどネットリで甘かった。

今まで、紅はるかを過小評価していた。じっくり焼けば、ネットリで最高やん!

 

・・・川柳チャレンジ№10・・・

『腰抜かす ネットリ甘い 紅はるか』

⇒今まで過小評価していた「紅はるか」さん。お詫びのしるしに褒めたたえておいた。


みかん 裏年で不作だった

2021年12月27日 | 我が家の食&漬物作り

日本海側の雪の降り方や積雪量を報道で知ってびっくり。除雪の大変さや日常生活の不便さには慣れているのかも知れないが、我が地だったら間違いなく右往左往するばかりでパニックになると思った。

そんな我が地でも、今朝は室内気温が8.4度と今季最低だった。昨夜から電気毛布も出したので寝床だけは暖かかった。

 

先日のこと。

ミカン農家に立ち寄った時、『もう みかん終いや。これで最後の出荷や。3Sのミカンも受付けしてくれるけど量が少ないので出荷せんとこと思てんのや。良かったら持って帰ってよ』と。

コンテナに2杯、もらってきた。

今年のみかんは、裏年で不作だった。不作だと加工用扱いとなる大玉ミカンが多くなる。例年だと、忙しさから安価な加工用でしか出荷できないミカンに構っていられず、木が傷まないよう収穫時に切り落としたままで畑に放置する。

今季は不作で収穫作業に余裕があったのか、大玉などの加工用ミカンも全て収穫したとみえて、どの畑にも放置されたミカンが見当たらなかった。

一方で、不作の年は自分が好むミニサイズのミカンが少ない。加えて早生みかんは3Sサイズも出荷できるので、我が家に回ってくるミカンは極めて少なくなる。

そんな今季のミカン事情だったが、「ゆら早生」と「早生みかん」のミニサイズミカンを少なくてもコンテナで10杯以上は貰った。重量換算すれば200kg以上は貰ったことになる。

おかげで自分のみならず、家族や親戚までもが「みかん三昧」の恩恵に与った。

 

・・・川柳チャレンジ№9・・・

『有田の地 みかん三昧 当たり前』

⇒ミカンの主産地、有田に生まれたことに感謝するばかり。ミカン農家の温かさにも感謝するばかり。


寒波に備えて

2021年12月26日 | 家庭園芸&直売所

昨夜から強風が吹き荒れている。寒波が紀伊半島まで南下するらしい。しかも今回は数年に1回の寒波と聞く。

前回の寒波のように、強風でレタスを覆ったビニールがまくり上げられ、雪でも降ればせっかく育ちかけた幼い苗は耐えられない。

昨日、寒風の中、ビニールが吹き飛ばないようスコップを使い土を盛って抑えておいた。

楽しませてくれている庭の山茶花も、花びらが舞い散ってしまうかも知れない。

 

・・・川柳チャレンジ№8・・・

『頑張れー 寒波に勝て! コタツから』

⇒今日はエアコンを入れた部屋でコタツに入り、寒波に耐えて頑張る「レタス苗」と「高校駅伝の選手」を応援することにした。


久々の和歌山市内

2021年12月25日 | 旅行・街歩き・お店・写真

選抜甲子園出場が濃厚な「和歌山東高校」を横目にみながらETC専用ICで降り、郊外に向かった。 

知人が住むのは街の中心部ではなく、街はずれにある昔ながらの山間の集落。和歌山市内ながらも我が家より自然豊かな場所だった。

「みかん・さつま芋・白菜・大根の麹漬け・白菜の漬物」を届けた。しばし、両夫婦で歓談。

帰りに、保存用の「タケノコ」をもらってきた。大好きな「酢豚」料理が浮かんできた。

・・・久々の回転ずし・・・

途中、久しぶりに外食をした。

車を走らせながら「何食べる?」と聞いた。

『はま寿司!』 

家内の一言であっけなく決まった。頭の中で、いろんな食べ物をアレコレ思い浮かべる暇もなかった。

自分は刺身を食べない。が、寿司飯は大好きという変わり者。当然ながら食べる品数は限られる。

とりあえずタッチパネルでパッパッと注文したのも「エビ三種盛り2皿・うなぎ・あなご・炙りエビマヨ」の5品だった。

追加で注文したのも生魚以外の握りだった。

刺身大好きの家内は、ダイエット中と言いながら、次から次へとお皿を平らげていた。

この「はま寿司」、平日は特別メニュー以外、全て1皿が税込み99円と家計に優しい。ついつい食べ過ぎてしまった。

 

・・・川柳チャレンジ№7・・・

『外食は オミクロン株 来る前に』

⇒県内では、コロナ新規感染者数が23日間連続で「0人」。もちろんオミクロン感染者もいない。気にすることなく外食した。


大根の麹漬け&白菜の漬物 配った

2021年12月24日 | 我が家の食&漬物作り

配る分だけを取り出した。

<約1か月漬けた「大根の麹漬け」>

<約2週間漬けた「白菜の漬物」>

<家ごとに仕分けした>

 

・・・川柳チャレンジ№6・・・

『漬物で 喜ぶ笑顔 持ち帰る』

⇒漬物配りで重宝がられたり喜ばれたり褒められたりが、我が心の栄養源。昨日も、溢れんばかりの「栄養源」をもらってきた。


大根の麹漬け 試食

2021年12月23日 | 我が家の食&漬物作り

漬けてから1か月ほど経ったので、漬かり具合をみようと1本出してきた。

家内が切ってくれた。

2人で味見した。

着色料は僅かしか入れていないので、色合いは思惑どおり淡かった。

甘味料・砂糖も標準分量の2割なので、甘さは感じない。サッパリ味でご飯と相性がいい。口裏を合わしたかのように『美味しい!』

半分は長男家族に試食してもらうことにした。

 

・・・川柳チャレンジ№5・・・

『疲れ飛ぶ これ美味いやん 孫の声』


梅の剪定

2021年12月22日 | 家庭園芸&直売所

昨日の朝は室内気温が11度と高くはなかったが、外に出ると風もなくいい天気だった。

『よしっ 梅剪定や!』 冬到来で畑を遠慮し始める時期なのに、珍しくヤル気になった。

 

・・・昔ながらの梅・・・

高い枝が多かったので、脚立に乗ったり脚立から木に乗り移ったりもして剪定した。薬剤散布や収穫が大変なので、思い切って太い枝も切った。

<剪定前>

<剪定後>

 

・・・南高梅・・・

収穫量を期待していないので、徒長枝だけでなく実のつく緑枝もバッサバッサと切り落とした

<剪定前>

<剪定後>

 

・・・小梅・・・

数年前から伐採思案中の小梅。サッパリぽん。

<剪定前>

<剪定後>

 

・・・川柳チャレンジ№4・・・

『やめてくれ そんなに切るな 梅嘆く』 ⇒ゴメンチャイ!


大根の麹漬け 第3弾

2021年12月21日 | 我が家の食&漬物作り

塩漬けしてあった15kgの大根を水切りし、焼酎殺菌したビニール袋に麹で漬け込んだ。いつものとおり、着色料・甘味料・砂糖は標準分量の2割。

焼酎殺菌した中ブタ・重石で抑えてからビニール袋を閉じ、さらに重石をのせた。

風呂敷をかぶせた後、重すぎるかもと思いながら、早く水上がりさせようと約20kgの石を載せた。

これで、30kg・45kg・15kgの計90kgの麹漬けを漬け込んだ。今季の麹漬けの仕込みは完了した。

白菜も70kgを漬け終わっているので、今冬の漬物作りは、完了した。

 

・・・川柳チャレンジ№3・・・

『怠惰癖 待ち人浮かび 引っ込んだ』

⇒怠惰が潜む我が性分に加えて、健康寿命を越え大量仕込みの気力・体力も衰え始めてきた。でも、心待ちにしてくれている人たちのことが思い浮ぶと、不思議とパワーが湧いてきた。今季もアチコチ配りが出来そうで安堵している。


焼き芋 つまみ食い

2021年12月20日 | 我が家の食&漬物作り

昨日・今日と室内気温が10.1度・9.9度と今季の最低記録を更新中。車のガラスも凍っていた。

でも今朝は風も殆どなく青空も広がっているので、昨日よりは穏やかそう。ただ週末から強風や寒波が予想されているので、ここ数日で漬物作りに決着をつけておきたい。

貯蔵期間が短かいかなとは思ったが、辛抱しきれなくなって「安納芋」を焼いてみた。

選んだサイズは、「チョットつまみ食い」するのに手頃なサイズ。

じっくり焼くこと約50分。焼き上がった。

1つ剥いてみた。いい色合いだった。

一口食べてみた。期待どおり「ネットリ」で甘かった。安納芋大好き!

これなら、もう貯蔵しなくてもいい。小さいのは焼き芋で、大きいのは天ぷらや芋フライや大学芋などで楽しめる。

今季の二番苗で植えた安納芋は、不作で病害虫被害も多かったのでアチコチ配りはできない。貯蔵中の安納芋は、我が家だけで味わうことにした。

アチコチに配る予定のさつま芋は、倉庫に貯蔵中の「紅はるか」。今度は「紅はるか」を味見して配る時期を見定めしなくちゃ。

 

・・・「川柳」チャレンジ№2・・・

『絶好調 おなら・快便 芋さんで』⇒不溶性&水溶性の植物繊維が頑張ってくれているんだと思います。

『つまみ食い 薬の代わり お芋さん』⇒血圧下げたり免疫力高めたり、薬のつもりで「つまみ食い」してるんです。


強風でレタスのビニールがまくれた

2021年12月19日 | 家庭園芸&直売所

昨日は今季一番の寒さだった。風が冷たかった。ときおり霰もパラついた。

でも強風でまくれてしまった玉レタスのビニール。早く修復しないと、せっかく芽が出てきたレタス苗が傷んでしまうかも知れない・・・

寒風も何のその、ときおりの霰も何のその、レタス可愛さに畑に飛び出した。

勝手気ままな家庭園芸。時季外れに種を蒔いた玉レタス。約1か月経って、成長したのはわずか数センチ。育ってくれるのを気長に待つしかない。

間引いたり植え替えたりしながら、62個のレタス苗を育てているものの・・・

たっぷりと苗に散水しておいてから、めくれたビニールを修復した。高温防止と散水用に開けてあった穴を、風が吹き込まないようにガムテープで防ぐことにした。ビニール被せが時折りの風にあおられて難儀した。

これで、大丈夫!

寒い畑から家の中に入ると、体がポカポカしてきた。

 

・・・初めて作ってみた川柳・・・

『玉レタス いつまで経っても 赤ん坊』⇒しゃーない・しゃーない!

『レタス苗 可愛や可愛 いとおしい』⇒開き直り? 観賞用?

『コタツより 畑仕事で ポッカポカ』⇒寒い時ほど畑仕事や!


貰い物に舌鼓

2021年12月18日 | 我が家の食&漬物作り

昨夜から急激に気温が下がり、今朝の室内気温は10.5度と今季最低だった。強風も吹き荒れた。早く去ってくれ「冬将軍」。

秘かに期待していた「うっすら雪景色」は、かけらもなかった。

 

「貰い物」は、我が家では買うことのない品ばかりだった。

・・・うなぎ3種類・・・

「うなぎ飯」「薬味飯」「茶漬飯」の3種類が入った「うなぎ飯」をもらった。

1人で3種類の蒲焼を楽しめるようになっていたが、それぞれ2切れずつ入っていた「蒲焼6切れ」を家内と2人で分けた。

自分は「たれ」の「うなぎ飯」を、家内は「わさび」・「きざみ海苔」・「きざみねぎ」の「薬味飯」を味わった。

ちょっとずつでいいから、いろんな「蒲焼」を味わいたいなという時に重宝される品だった。

 

・・・浅草・今半の佃煮・・・

店の名前にうっすら記憶があった。テレビ番組の「YOUは何しに日本へ」だった気がするが、高級な「すき焼きの店」という印象だった。

まさか佃煮も売っているとは・・・

7種類全てを味わった。

いい肉で柔らかかった。「ごぼう入り」が気に入った。栄養素の宝庫だと言われる生姜味ばかりだったのは健康を配慮しているのかも知れない。

 

・・・数の子・・・

食べきれないほど、たくさん入っていそうなので「びっくりぽん」。

お正月の「おせち料理」用にと、封を切らずに冷蔵保存した。

 

・・・・・・・

どれも我が家では買うことのない品々だった。貰わなければ、味わうことのない品々だった。

『これ、喜んでくれるはず』と思って選んでくれた品々。その人々の気持ちに思いを馳せると、「貰い物」の味わいは格別な気がした。

おおきに!


完熟富有柿のジャム&冬将軍

2021年12月17日 | 我が家の食&漬物作り

今朝は室内気温16度と昨日の朝より4度も高かった。昨夜からシトシト雨を降らした低気圧が南からの暖かい空気を呼び込んでくれたみたい。雨で乾燥した空気も和んだし気温も上がったし、こんな低気圧なら大歓迎・大好き。

まもなく低気圧が去り雨も上がると、午後からは西高東低の今季一番の「冬将軍」がやってくるという。日本海側は大変だ。

『やな こった。寒いのはかなわん』と思いつつも、滅多に雪をみることがない我が地域だけに、心のどこかに薄化粧した雪景色なら見てみたいという気持ちもないわけではない。

・・・・・・・

30個の完熟富有柿でジャムを作った。

細かく切った。

1~2個なら丁寧に剥くが、数が多いので剥き方も大雑把。ヘタの部分をガバッと抉ったり、種取りも手間がかかりそうだと実がくっついたままポイしたり。全体で1割以上の「実」を廃棄したかも知れない。倉庫にたくさんの柿が残っているから、気にしない・気にしない。

中弱火~弱火で煮た。

1時間あまりかかった。底が焦げないよう柄の長い「しゃもじ」で時々混ぜなきゃならなかったので、途中、ギブアップし家内に助っ人をお願いした。

完熟柿で甘味が強いので、砂糖は味をみながら柿の風味を損なわないようほどほどにした。

レシピに載っているような水は入れなかった。

レモンを5個絞って入れると、味にサッパリ感が出てきた。

出来た!

倉庫の冷蔵庫の冷凍室に保存した。

1瓶に約4個分の完熟富有柿が入ったジャム。市販品ではお目にかかれない高級ジャムかも知れない。家庭園芸ならではの贅沢だと思っている。