紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

アライグマ 大秋柿を食べている!

2022年09月30日 | 家庭園芸&直売所

昨年、未熟な「大秋柿」が害獣被害に遭ったことを思い出し、奴の正体を確かめようと監視カメラを設置してあった。

昨日、柿のヘタだけが地面に数個転がっているのをみつけた。よくみると、実だけはきれいになくなっていた。

あわてて、監視カメラの録画ファイルをチェックしてみた。感知すると1分間録画するように設定してあった。何と21時から24時までの間、8個の映像ファイルが録画されていた。

アライグマ特有の尻尾の模様がクッキリ映っていた。

1.二匹のアライグマ。立ちあがって柿の枝をつかみ、実をもぎとろうとしている。(2022/9/28 21:58:57)

2.柿を食べている。(2022/9/28 21:59:14)

3.別の枝に手を伸ばし、柿を引きちぎろうとしている(2022/9/28 21:59:18)

センサーで感知しフラッシュ・音・超音波を出す「威嚇器」も設置してあったので、威嚇器が反応すると驚いて逃げ去る映像もあった。ただ、角度の関係上、感知せず全てを追い払えていないこともわかった。

 

・・・アライグマの爪痕・・・

映像にあったアライグマが立ちあがってつかんだ枝をチェックしてみた。引っ搔いた爪痕が残った柿が見つかったので廃棄した。

 

・・・防御・・・

「威嚇器」の感知角度と感知範囲を変えた。

それだけでは心もとないので、奴が立ちあがっても届かないように「防虫ネット」を二重に張った。裾から潜られないよう鉄パイプで押さえておいた。

「威嚇器」の死角をつかれ、「防虫ネット」をよじ登られたら、お手上げするしかない・・・

 

・・・奴の嗅覚は光センサー超え・・・

隣には富有柿もある。なのに被害がない。映像で見る限り、富有柿には全く見向きもしていなかった。

甘くなった大秋柿だけを狙ってやってきたということは、遠くからでも甘い柿かどうかがわかる嗅覚を持っているとしか思えなかった。

奴は、糖度を測定する高価な光センサー以上の能力を持っているのかも知れない。外来生物で駆除対象のアライグマ。その優れた嗅覚を何とか役立てられないものかと思ってしまう。


秋の味覚 さつま芋&大秋柿&ゆら早生みかん

2022年09月29日 | 家庭園芸&直売所

・・・焼き芋・・・

8月下旬に収穫した「さつま芋」を焼き芋器で焼いた。孫たちにも配るので3回に分けて焼いた。

安納芋(中小サイズ)

紅はるか(小サイズ)

紅はるか(中小サイズ)

安納芋は、期待通りネットリで甘かった。でも、今季は不作でこれが最後。

紅はるかは甘味もあったが、甘味・ネットリ感とも安納芋ほどにはなっていなかった。ただ粉質でギッシリ詰まっていたので食べ応えはあった。紅はるかは、もうしばらく貯蔵しておけば甘味も増し、焼けばネットリ感が出てくるかもしれない。

さつま芋、やっと食べ放題できるようになってきた。ただ、アチコチ配りする紅はるかは、もうチョット貯蔵してからにしようと思っている。

 

・・・大秋柿・・・

台風14号の強風には支え棒で補強したので、鈴なりの枝も折れていなかった。

ホッとしていたが、それから数日後、補強していなかった小枝に亀裂が走っているのが見つかった。実のついたまま小枝を切り落とした。

実を食べるには少し早いかもと思いつつ、もしかしたらと思って倉庫に持ってきた。

味見した。

食感は梨やリンゴみたいにサクサクで、硬くはなかった。甘味もそれなりにあった。『これなら、食べられる』と、朝食のフルーツに添えた。

摘雷・摘果が弱かったのか、今季も鈴なりの大秋柿。食べ頃になる日は、そう遠くはない気がしている。

 

・・・我が家の秋の味覚・・・

家庭園芸の「さつま芋」「柿」はボツボツ満喫できそうになってきた。

気になるのは、みかん農家の「ゆら早生みかん」。JA共撰の色づき割合と糖酸度基準をクリアしなければ収穫・出荷ができない。出荷の「おこぼれ」がまだ届かない。

いまかいまかと、我が家に秋の味覚が出揃う日を心待ちにしている。


老人クラブの大会

2022年09月28日 | 青春クラブ・自治会・お寺

9月中旬、コロナ禍で中止していた「町老人クラブ連合会の大会」が、3年6か月ぶりに開催された。

開催日の前日、地区老人クラブである我が青春クラブ会長から、『町議会の関係で時間的に難しそうになってきたので、誰か代わりに参加するよう段取りしてほしい』と頼まれた。急な話すぎたので、ご年配の副会長さんに依頼するのも躊躇し、事務局の自分が参加してきた。

 

・・・コロナ禍の大会となると・・・

開会時、

「トイレ使用」に関して『混雑を避けるため時間差で利用すること、1F・2Fに分かれること、必ず手洗いを励行すること、備え付けの紙で手を拭くこと』とか、

『咳をするときは、咳エチケットを守るように』とか、

『途中、気分が悪くなった方は速やかに退場して下さい』など、そこまで言うかと思うほど細やかな注意事項の説明があった。

 

・・・大会では・・・

開会冒頭、全員起立し『亡くなられた会員のご冥福を祈って、黙祷』にはビックリした。

老人クラブ連合会の大会らしいとは思ったが・・・

なぜか、一瞬、場違いな処に来たような気がした・・・

主催者挨拶では、「高齢者は何らかの基礎疾患を持っている人が殆ど。今後も、諸活動は見合わさざるを得ない」と。

議題が「クラブ表彰と個人表彰」だけで閉会したので、アレッと思った。

3年も中止してきた大会。その間は当事者だけで表彰式が行われてきたのに、今回、表彰式だけなのになぜ開催したのかが不思議な気もした。

閉会後、引き続き「お笑い芸人の公演」があった。せめて、「笑ってもらって帰ってもらおう」と気遣いしたのかも知れない。が、その場を後にした。

コロナ禍で3年6か月ぶりに開催された大会。

主催者が細心の注意を払いながらおそるおそる開催した雰囲気が滲み出ていた。何とか一歩を踏み出そうとしたのかも知れない。

大会開催だけでなく、いろんな活動もしたいけど、活動して、もし会員にコロナ感染が拡がったら・・・その苦悩が痛いほど伝わってきた。


彼岸 & 病院通い

2022年09月25日 | 田舎暮らし&家族

・・・我が家の彼岸・・・

先日、家内が買い物から帰ってきてテーブルに買ったものを出しているのを見かけた。

「水羊羹」や「ぜんざい」など甘いものがどっさり。

自分:「そんなに甘いもん どうすんの?」と聞いた。

家内:『お彼岸やから仏さんのお供えなんよ』と。

自分:「ヘェー ウチの仏さん 甘いもの大好きなんやなあ」

家内:『ウフフ・・・』

多分、そのうち『これ、おやつ』と出されてきて、『甘いもんも食べなアカンで』と勧められるに違いないと思っている。

 

・・・病院通いも 考えようによっては・・・

この間から、初めての病院2カ所にいってきた。どちらも地域の中核病院だった。

一箇所は午前中診察だけで先着50名限りの制約があったので、診察受付8時開始に間に合うように行くと、すでに順番待ちだった。

診察が始まったのは9時。呼んでくれたのは意外にも早く9時半。それでも会計が終わると11時だった。処方箋は、最寄りの薬局へファックスで送ってくれた。

もう一箇所は予約のある病院だった。8時受付開始に行くと、予約制なのになぜか順番待ちだった。診察は9時に始まったが、初診で予約でなかったためか呼んでくれたのは10時半だった。検査や診察など終わると昼前だった。

初めての病院だとシステムがわからないので戸惑うし、初診だと面倒な手続きもいる。いつものクリニックや個人病院と違って、受付してからの診察待ちにも疲れた。

・・・・・・・

でも思い直した。

自分は、お陰様で「介護を受けないと日常生活ができないという健康寿命の平均」を数年も過ぎている。診察待ちには疲れたが、介護も受けず、自分で診察を待っていられるありがたさに感謝すべきだと。

これまで検査入院はあっても、手術したことも病気やケガで入院したこともない。これから先はわからないが、これまでの無事に感謝しなきゃと。

診察待ちや通院治療で済むならば、有難いこと

自分の健康寿命が延びてくれれば有難いこと

そんなことをしみじみと感じるような歳になってきた。


台風去って

2022年09月21日 | 家庭園芸&直売所

台風14号。我が地域は強風圏だった。

・・・白菜・大根は被害を受けた・・・

対策しなかった種まきし芽が出かかっていた大根・白菜の防虫ネットがまくれ上がっていた。

雨風にたたかれたのか防虫ネットでつぶされたのか、無事そうなのは白菜で半分ぐらい、大根は7割ぐらいだった。

今更、種まきするのも・・・

『まあ エエッか。我が家で食べる分には十分すぎるし』

割り切ることにした。

 

・・・対策した柿は無事だった・・・

葉っぱは飛んだりした。でも実で重くなった枝だったが補強したので折れたりはしていなかった。ただ、実が枝で擦れたりして傷ついたのがありそう。

・・・その他の果樹・野菜・・・

なすびは支柱が半倒壊。枝も折れたりしていた。

とうがらしの支柱も半倒壊。枝が根元から傾いていた。

八朔など果実は落果していなかった。

・・・雨戸・・・

雨に濡れて湿っていたので、台風が去っても閉めずに乾かすことにした。

・・・台風14号・・・

この台風14号。心配したのは猛烈な風だった。上陸と同時に弱まってくれたので、各地の被害も最小限ですんだ。

ただ、線状降水帯がアチコチで発生し雨被害は想像以上だった。幸い、人命にかかわるような大きな土砂災害が発生していないようなので、ホッとしている。

今季の台風。これで終わりにしてほしい・・・


敬老の「お祝い」&台風14号が心配

2022年09月18日 | 青春クラブ・自治会・お寺

明日は「敬老の日」。

・・・自治会からは「紅白饅頭」・・・

台風が接近しているため、今日、自治会の区長が「敬老の日」を祝って「紅白饅頭」を届けてくれた。

我が地区では、昔から70歳以上の高齢者を対象に「紅白饅頭」をお祝いに配るのが恒例となっている。

それが知れ渡っているからか、『まだ紅白饅頭をもらう歳ではない』とか、『もう紅白饅頭を貰う歳になった』とかの表現もまかり通っているほど。

・・・・・

甘いもの大好物の家内。まだ高齢者の仲間入りもしていないだけに、紅白饅頭をもらえるようになるのは、まだまだずっと先のこと。

いつも自分が貰う「紅白饅頭」を、我がことのように喜んでくれる。ただ目離しすると、いつの間にか「紅白饅頭」が消えている。目離しならん・・・

 

・・・町からは「祝い金」・・・

以前は歌手など芸能人を招いての敬老会が開催されていたが、コロナ禍以降は、敬老会の代りにと、お祝い金:2千円を口座に振り込んでくれるようになった。

これまで敬老会の催しには参加していなかったので、自分には有難い。でも2千円もらうより、敬老会が開催できるような世の中の方が断然いい。

 

・・・台風14号が心配・・・

大型で強くて過去に例をみないという危険な台風14号。

上陸の可能性が高い九州が心配。上陸・直撃されると大変。我が紀伊半島も上陸・直撃が多い地域だけに、他人事とは思えない。

我が地域は、今のところ直撃される可能性は低いものの、大型なので暴風圏に入る可能性はある

予想進路から東や南からの強風を想定し、朝から庭や畑を見回り、強風で飛ばされそうな物を補強したり倉庫に片付けたりした。

対策しても、肥大化した柿や柑橘が強風で揺さぶられれば果実の被害は免れない。対策をあきらめた芽のでかかってきた「白菜」や「大根」の防虫ネットは、風で吹き飛ばされないよう願うしかない。


青春クラブ創立10周年

2022年09月17日 | 青春クラブ・自治会・お寺

青春クラブ創立10周年を記念し、呼吸機能(肺機能)の状態を測定する「パルスオキシメーター」を会員世帯に配った。

当初、「敬老の日」に配る予定だったが、台風14号の影響を懸念し、今朝から会長と事務局4人が我が家に集まり準備した。

「パルスオキシメーター」は会員に操作してもらいながら説明した方がよかろうと、事前に電池を装着し作動確認もした。資料確認や巡回順・役割を打ち合わせ後、会員宅を回った。

幸いなことに、雨が避けてくれた。

 

・・・会員宅へ・・・

コロナ禍でクラブ活動は自粛しているし、自治会やお寺行事なども自粛しているので、同じ地区に住んでいながら何か月も顔を合わしていない会員が多かった。

訪問してのあいさつ言葉は、「オーイ、達者か!」「達者やでー!」だった。

近況や世間話のあと、10周年記念をバスツアーに代えて記念品とした事情を説明したり、パルスオキシメーターの用途や使い方を説明したり、団体傷害保険の案内をした。

どの会員も、笑顔で迎えてくれた。会員宅を後にする時は、名残惜しそうに見送ってくれた。人と人がふれあう温かさが心地よかった。

距離を置きマスク越しだったものの、記念品が「ふれあう場」を作ってくれたと思っている。

<最安値だった「医療機器認証のパルスオキシメーター」>

<文書も用意した>

<団体傷害保険パンフレット>

 

・・・あれから10年・・・

約10年前、たまたま自治会役員をしているとき、総集会で区民から「解散した老人クラブを再開してほしい」との意見が出た。

当時、同じ小学校区内で老人クラブが解散したのは我が地区だけだと聞き、自主的組織ながらも何とかせねばと走り回った。

同志10人が発起人となり、「青春クラブ」を作った。他地区の老人クラブと違って、地区内に住む老若男女なら誰でも入会できるよう准会員制度も設けた。

その時、頼み込み引き受けてくれた初代会長が今も頑張ってくれている。頼んだ責任もあって、以来、自分も事務局兼会計として裏方を続けている。

 

・・・気が抜けてきた?・・・

誰かが裏方をしなきゃと思ってから、早や10年。

コロナが勃発し活動を自粛し始めてから、すでに3年半。

基礎疾患の多い高齢者は感染すると重症化リスクが高いだけに、感染リスクを覚悟しての再開は躊躇する。かけがえのない命を危険にさらす訳にはいかない。

その一方で、宙ぶらりんのクラブ活動だけに、たまにする企画や諸準備や報告書類作成が煩わしく思えてきた。気が抜けてきたのか、歳のせいかはわからない。

長引くコロナ自粛が、老体のヤル気をどんどん奪っているような気がする・・・


大根&白菜を直播&元気の源

2022年09月14日 | 我が家の食&漬物作り

一晩、水につけておいた「大根」と「白菜」の種を直播した。

・・・大根の種まき・・・

買ってきた種は、「お徳用」の青首大根。

13ml・410粒入りだった。我が家にピッタリの量だった。

例年どおり、間引きの手間がいらず収穫量も多い「1粒まき」をした。

1畝2列で3畝6列植えた。買った種が殆ど残らなかったので約400粒を植えたことになる。

種袋には発芽率85%と表示されているので、約340本は収穫できるはず。ただ、例年、90%以上の発芽率なので360本程度は期待できそう。楽しみ!

 

・・・白菜の種まき・・・

一代交配の「60日白菜(イタリア産)」が、1袋4mlと我が家で植えるには多すぎる量の種が入っていた。なのに、隣に並んでいた「きらぼし77(0.4ml・60粒)」の「京都産」が目にとまり、ついつい衝動買いしてしまった。

白菜は、2畝で150個を栽培するつもりで畝を用意していた。

京都産の「きらぼし77」を2粒まきで30カ所に、残りの120か所には「60日白菜」を2粒まきした。

昔はポットで苗を育ててから定植していたが、いつからか得意の「手抜き栽培(省力化栽培)」に切り替え、畑に直播するようになった。

白菜も大根と同じく発芽率85%だが、種をまく間隔が大根より広く、1粒まきで発芽しなかったら場所が広く空いてしまうのが勿体ないと、リスク回避で2粒まきにした。

順調に育ってくれれば150個の白菜が収穫できる。楽しみ!

・・・・・・・

今季も漬物作り向けて、家内の協力で何とかスタートを切れた。

当面は、芽が出るまでの数日間、朝晩の散水が欠かせない。

 

・・・元気の源・・

1年老いる毎に、「畝づくり・種まき・収穫・漬物作り」への体力・気力が衰えてきたことを感じるようになってきた。

そんな自分に無理をさせまいと、毎年のように「作業大変やし、家で食べる分だけにしたら楽やのに・・・」と家内が言ってくれる。

そんな時、「大根の麹漬け」と「白菜漬け」を楽しみに待ってくれている多くの人が思い浮かび励みになり、ついつい頑張ってしまう。

 

・・・87歳のおばあちゃんからも元気をもらっている・・・

録画してあった8月放送の「ポツンと一軒家」をみた時だった。

大阪・此花区から疎開し、和歌山・すさみ町の山奥に住む87歳のおばあちゃんには驚いた。

夫に先立たれ、1人暮らしすること33年間。

自宅周辺が獣被害で家庭菜園ができないからと、ほぼ毎日、片道約30分・往復約1時間の山道をシルバーカーを押し、借りた土地で野菜作りをしていることを知った。

これ以外にも、87歳のおばあちゃんとは思えない行動を知り、頭が下がる思いをする場面がいくつもあった。

感動の連続だった。

一回りも若い自分なのに、とても真似はできないと思った。家庭園芸で気力・体力が萎えかけた時、その87歳の「おばあちゃん」を思い出せば元気がもらえている。

まもなく敬老の日。こんな「おばあちゃん」を称賛するような「敬老の日」であってほしい。

「敬老大賞」みたいな粋な賞でもあればいいのに・・・


法事がコロナに振り回された 

2022年09月11日 | 田舎暮らし&家族

滅多に親戚一同が集うことのない昨今。主催者は人一倍、皆でゆっくりと会食しお酒を酌み交わし、いろんな話に花を咲かせ親交を深めたいと願う人だった。

会食を期し、昨年、日にちも決まっていた法事をコロナ禍でやむなく中止し、わざわざ今年に延ばしたほどだった。それゆえ、今年の法事は何としてでも料亭で会食をするとのことだった。

数日前、周りの声にとうとう断念したのか、『料亭での宴会は中止し、法要だけにする』と連絡があった。寂しそうな声だった。

彼の無念さが痛いほど伝わってきた。コロナが、久々の親族の親交さえも遮ってしまった。

 

・・・・・・・

昨日、法要だけの法事が行われた。

自分は事情で法要に参加せず、前々日にお伺いし、先に仏さん参りをさせてもらっていた。

昨日、法要が終わってから、ご家族が「持ち帰り用料理」と「引き出物」を届けてくれた。

 

・・・引き出物をみてアリャリャ・・・

ぶどうの袋が入っていた。自分が「御仏前」に添えて持って行った「お供え」も、「種なし巨峰」だった。

ぶどうを持って行って、ぶどうを貰ってきた?

ただ自分が持って行ったのは、近くの「観光ぶどう園」のぶどう。

紙袋をみると、彼の知り合いの「ぶどう園」だった。もらってきたのは、歴史も古く規模も大きくて種類も多い町内にある「有田巨峰村」の「観光ぶどう園」のぶどうだった。

我が家から車で30分はかかるので、普段、皆が買うのは現地ではなく近くの「直売所」。

「シャインマスカット」と「種なし巨峰」が入っていた。

 

・・・珍しい「お寿司」が入っていた・・・

3本の内、2本はすぐに「巻きずし」とわかったが、もう1本は「おっぱ寿司」と書かれた初めて聞くお寿司だった。

※「おっぱ寿司」とは、シャリ(ご飯)が魚を「おっぱしている(方言で、おんぶしているの意味)」みたいにみえることから、料亭独自でつけた呼び方だった。

中を開けると、「さば棒寿司」と書かれたお寿司が入っていた。さばを使ったお寿司では、郷土料理の「なれ寿司」や「早寿司」が有名だが、「さば棒寿司」は食べた記憶もない。

一見、郷土料理の「なれずし」みたいにみえたが違った。載っているさばがバッテラのように昆布締めされていて、しかもよく脂がのっていた。シャリ(ご飯)は、郷土料理の「なれ寿司」と同じく塩味で、「早寿司」みたいな酢飯ではなかったが、「なれ寿司」や「早寿司」より旨みが強く、高級感もあった。

 

・・・「持ち帰り膳」の容器が粋だった・・・

さすが老舗料亭。「和膳」と呼ぶだけあって器(プラスチック)も粋だった。

・・・・・・

引き出物には、商品券やコーヒーセットも入っていた。

その品々をみた我が家の冠婚葬祭担当大臣。

何やら計算していたが、「これ、豪勢な法事やなあ・・・」と。

・・・・・・・

それにしても「人と人のふれあい」の機会さえ奪ってしまうコロナ。

共生と称するあきらめ開き直ったかのような風潮があるが、そんな風潮には安易に乗っかれない。ウィルスがどのように変異するかもわからないし、第8波が来るかもしれないし、医療関係者や介護施設職員に過重な負担を強いることになるかもしれないなど、不透明なことが多すぎる。

ウィルスを封じ込める手段が登場するか、安心できる医療技術・医療体制が担保されない限り、人間社会はどんどんコロナに蝕まれ、様変わりしてしまうかもしれない。


「観光ぶどう園」: 勘違いが「幸い」した

2022年09月09日 | 旅行・街歩き・お店・写真

昨日、500mほどの山頂にある「観光ぶどう園」へ車でひとっ走りしてきた。

「法事のお供え用に使うので」と、電話で頼んであった「箱入りぶどう」を受け取りに行ってきた。

最初、JAファーマーズマーケットに買いに行くつもりだったが、車で走る時間もそんなに変わらんし、以前に孫を連れて買いに行った時はお世話になったしと、観光ぶどう園まで山登りすることにした。

 

・・・勘違い・・・

目的のぶどう園に着いたので、念のため名前を確認してビックリ。

電話で頼んだ「ぶどう園」ではなかった。以前、お世話になった時に聞いていた名前をウロ覚えしていたため、一字違いの人に間違って電話注文していたことに気づいた。

電話で頼んだ「ぶどう園」を教えてもらい、移動した。初めての「ぶどう園」だった。若い人だった。

電話で頼んだ時、声が若そうだったので「アレッ」と思い、住んでいる地区名を確認した。『そうです。今は下に降りてきているけど』との返事だった。

『今は下に降りてきている』の意味を、『今、山頂のぶどう園にはいないけど・・・』と解釈したのが間違いだった。

着いてから、勘違いしていたことを正直に伝えた。

相手も、電話で話している時に「アレッ」と不思議に思うこともあったらしかった。

気を遣い、『ウチのじゃなく、○○さんで買ってくれたらいいですよ』と遠慮して言ってくれたが、「朝採りし、箱詰めまでして待ってくれていたのに、ここで買わせてもらいます」と。

電話で聞いた『今は下に降りてきている』の意味は、『以前は山頂にほど近い地区に住んでいたが、今は平地の別の地区に移り住んでいる』との意味だった。何と、我が地区の隣の地区に移り住んでいた。

 

・・・でも、良かったー・・・

せっかく観光ぶどう園まで行くのだからと、お供え用だけでなく、孫たち用にと「種なしぶどう」も2袋頼んであった。

話をしていて知った。

孫が好む「種なしぶどう」は、この園でないと殆ど栽培していないとわかった。名前を勘違いしたお陰で、孫たちの要望に応えられた。

もうひとつ、思ったことがあった。

今度「種なしぶどう」が必要になった時、電話で頼んでおけば、山に登らずとも車で数分の隣の地区の家まで取りに行けば貰えるとわかった。

勘違いしたのが「幸い」した。「まさかやー」だった。

 

・・・観光ぶどう園の「ぶどう」・・・

朝採りしてくれたばかりの「種なしぶどう」を用意してくれていた。

お供え用の「種なしぶどう」:法事用の「のし紙」まで用意してくれていた。

家族用に買ってきた3袋。

3袋の内、2袋は頼んでおいた「種なしぶどう」。値引きもしてくれた。もう1袋は、過去にお世話になった「ぶどう園」にも立ち寄り買ってきた「種ありぶどう」。

・・・・・・・

「種ありぶどう園」のぶどう畑

「段々畑のミカン園がある中腹付近からの景色。手前は有田川。真っすぐ伸びているのは阪和自動車道」

写真を撮り忘れたが、山頂付近からは海も見えた。久しぶりに海を見た。

観光ぶどう園への山登り。勘違いしたのがラッキーだった上に、綺麗な景色まで楽しめた。

いい日だった。


芋フライ&ネギ入りラーメン&とうがらし

2022年09月06日 | 我が家の食&漬物作り

南の海上を西へ逆走し、今度は大型になって北上している型破りな台風11号。

今朝、韓国南部に上陸したらしいが、大型で強風圏が広いので肥大化しつつあるミカンや柿が強風で傷められないかが気にかかる。

 

・・・芋フライ・・・

不作だった「安納芋」だけに、細くて使いみちがない超ミニサイズの芋も廃棄するのは勿体ないと保管してあった。

甘味が増すまで貯蔵するほどのこともないしと、芋フライに。

皮をピーラーで剥き短冊切りした。

さすが、安納芋! 超ミニサイズといえども、他の芋と違って中はオレンジがかった綺麗な色合いだった。

油で素揚げし、食塩をパラパラと振った。

味見した。意外と甘味もあって美味しかった。 これならと、孫たち、娘宅、我が家の3つに分けた

 

 

・・・九条ネギ入りインスタントラーメン・・・

久し振りにインスタントラーメンを作った。

豚骨醤油味の「ラ王」に、自家製「九条ネギ」を入れて食べてみた。ネギ好きだけに、ネギ風味の「ラ王」はいつもの「ラ王」よりも美味しいと思った。

昔食べたラーメンには、もっとたくさん細ネギが入っていた気もしたが・・・ 

若かりし頃に東京で食べたネギたっぷりのラーメンや、当時の懐かしい光景がおぼろげに浮かんできた。

 

・・・とうがらし・・・

真っ赤に染まって熟した「とうがらし」だけを収穫した。

買った苗には、「激辛とうがらし」のラベルがついていたが、キムチ漬けに使ったりすると説明書きにあったので、昔からあった「朝鮮とうがらし」そのものだった。

日陰で干して乾燥させることにした。

漬物作りや調理にタップリ使えそう。乾燥させてから「ミルサー」で粉末にし、「一味」として使うのも楽しみ。


カボチャの「スープ」「コロッケ」「延べ棒」

2022年09月03日 | 我が家の食&漬物作り

昨日、倉庫にたくさん残っているカボチャを使わなきゃと調理した。

カットに使ったのは「万能プロカッター」。

面白いように「スパッ」と切れた。気持ち良かった。なんぼでも切りたくなってきたが、切った後が大変なので大小6~7個にした。

カットしたカボチャ。

種とワタを取ってから、セイロに押し込んだ。

蒸した。

皮を剥がした。

・・・蒸したカボチャを調理・・・

1.スープ

2.コロッケ

ミンチ肉を炒めて味付けし、カボチャに混ぜてコロッケにし冷凍保存。

3.延べ棒

残りの蒸したカボチャは、「押し寿司器」で延べ棒にした。

5本できた。冷凍保存した

一見、「黄金の延べ棒」みたいに見えた。

これが本物なら数千万円? 使いみちどうする? ちょっとだけ夢を見させてもらった。

・・・・・・

家内と2人がかりで数時間。

台所で長時間の立ちっぱなし作業が多かったからか、終わった途端に椅子にへたり込んでしまった。

途中で休憩もせず、慣れないことを頑張りすぎた・・・

「アー シンド!」