紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

いつもの朝食作り 今季初の富有柿

2021年10月31日 | 我が家の食&漬物作り

朝から久しぶりの雨が降っていた。我が家の果樹も野菜も大喜び。ただ、極早生みかんの出荷期限が迫ったミカン農家は収穫できないので嘆いている。

いつもの朝食を作った。

フルーツに、今季初めての「富有柿」が登場した。

・・・野鳥と競争・・・

色づいてきた富有柿だが、今はまだ果実は硬め。自分が食べるのは、メロンに近い食感の柔らかさになってからなので、樹上で熟すのをまだまだ待つ。

どっかに傷がある柿は熟して柔らかくなるのが早い。そんな柿は野鳥も大好きなので、彼らと奪い合いになる。ただ、2~3日に1回程度しか見回りしないので、彼らに負けることがしばしば。

<傷があるので、早く柔らかくなった柿>


大根の切り漬け 今季2回目

2021年10月30日 | 我が家の食&漬物作り

収穫してあった生育途中の大根を家内が「切り漬け」にしてくれた。

前回は1本で味見だったが、美味しすぎたので今回は4本。その日のうちに水上がりした

一昼夜漬け込んでから、待ちきれずに食べ始めた。薄塩で漬けているので、醤油を垂らし一味をパラパラ振りかけた。

予想通り、大根の苦みが多く残っていた。その苦みと一味が混ざった切り漬けは、他の漬物では味わえない味覚だった。茎のシャキシャキ感も気に入った。おかげで、お茶漬けがすすみすぎた。

アテにすれば、お酒もすすむ味だった。殆ど飲まないし飲めないが・・・

畑から「葉っぱ」つきで収穫して作る「切り漬け」。家庭園芸ならではの味わいを楽しんでいる。


選っていない2軒の「ゆら早生みかん」

2021年10月29日 | 我が家の食&漬物作り

今、市中に出回っている極早生ミカンの中で、最も糖度が高いと言われている「ゆら早生みかん」。そんな貴重なミカンを、ここ数日の間に2軒のミカン農家からもらった。

1軒は電話があって、『倉庫で選果中なので、悪いけど取りに来てくれる』と。軽トラでもらいに行った。我が家の手押し車を使った。

もう1軒は、手押し車にコンテナを乗せて持って来てくれた。

2軒とも、『このミカン、選ってない。悪いけど選って』と。

我が家:「かまへん・かまへん」

 

・・・『選ってない』『悪いけど』『かまへん』の意味・・・

2軒からは、ともに『選ってない』と一言あった。

ミカン農家の家庭選果機は、スイッチを入れるとコンベアーに載ったミカンが流れ、選果(傷物や大玉果を取り除く作業)する。選果しないとJA共撰へ出荷できない。

ミニサイズのミカンは、コンベアーに流れる手前で自動的に落下する仕組みなので選果をしていない。選果の手前で落下しコンテナに入ったミニサイズのみかんは、手作業で傷物などを取り除くという「選別」をしてから親戚などに配っている。

『選ってない』は、選果機で自動的に取り除かれたままのミカンで、「選別」もしていないので傷物などが混じっていることを意味する。なお、「選別」で傷物を取り除く作業をすると、畑などに運んで「廃棄」するという手間も必要になってくる。

彼らは、我が家ならば傷物があっても気にしないし、選別して廃棄できる園地があることを知っている。『悪いけど・・・』には、「選別と廃棄の手間がかかるけど」という意味あいが込められている。

貰えるだけで有難い我が家は、農家が収穫や選果で忙しい中、選別や廃棄などはしてもらわなくても自分でするという意味で、『かまへん』を使う。

 

・・・ありがたや・・・

残り少なくなっていた我が家の「ゆら早生みかん」。今度は食べきれなくなってきた。

ありがたや! ありがたや!


2人で薬剤散布

2021年10月28日 | 家庭園芸&直売所

昨日は風もない穏やかな天気だったので、家内と2人で手分けし薬剤散布した。

家内は、白菜・キャベツ・大根に殺虫剤「モスピラン」を2000倍で散布。自分は除草剤を70倍で散布した。

<使った5L用の電池式簡易噴霧器>

家内は薬液を3回調合し、15Lを散布した。すでに、葉っぱがかじられている白菜やキャベツや大根を見受けたが、これで被害を食い止められるかどうか・・・

自分は薬液を5回調合し、25Lを散布。これで、春まで雑草退治はお休みできるはずだが・・・

 

・・・散布前に・・・

薬剤散布後は、しばらくは収穫できないので、成長途上の大根を「切り漬け用」と「おでんなど料理用」に数本ずつ収穫。

<切り漬け用>

<料理用>

午後遅くから作業を開始したので、器具を片付ける頃には薄暗くなっていた。


大根 今季初を「切り漬け」に

2021年10月27日 | 我が家の食&漬物作り

まだ収穫するには早い細い大根だったが、1本だけ抜いてみた。

切り漬けが食べたくて、家内に漬け込んでもらった。朝、漬け込んだら、夕方には水が上がってきていた。

1昼夜置いてから味見した。醤油を垂らし、一味をパラパラと振った。

少し残った大根の苦みと一味のピリピリが、口の中を駆け巡った。他の漬物では味わえない独特の味だった。お茶漬けどころか、ご飯のお伴にもなりそうな味だった。

3~4日経てば苦みが薄らぐので、いろんな味わい方が楽しめそう。成長途中の大根だが、太くなるのを待ちきれず、どんどん「切り漬け」に回りそう。

かたわらで、冷凍保存してあった白菜の漬物が出番を待っていた。


リフレッシュプラン ④温泉予約編

2021年10月26日 | パソコン・スマホ・機器

最初、『リフレッシュプランの手順案内』を見た時、「宿泊予約」しないと「電子チケット購入」ができないと思った。

そうではなかった。調べると「宿泊予約」しなくても「電子チケット」が取得できることがわかった。「電子チケット購入」もしかりだった。お金を支払う必要はなく権利の取得だった。不適当な表現に戸惑わされた。

 

家内の希望で、以前に行ったことのあるホテルに決めた。HPで「電子チケット」が効率的に使えて、しかも「お手頃価格のプラン」を選び、「空いている日」を調べた。

「LOVE2カップルプラン」が条件にピッタリだったが、特典をみると「愛鍵/愛むすびプレゼント」など若い人向けだった。気になって、ホテルに問い合わせた。

 

ズバリ聞いた。「枯れたお年寄り夫婦でも利用できますか?」と。

若い女性の声だった。可愛い笑い声が返ってきた。『もちろん。結構でございます。どうぞ・どうぞ』と。

ヨッシャー!

 

ネットで予約するつもりだったが、以前とシステムが変わっていた。リフレッシュプランの電子チケットを利用するには現地での現金払いが必須だったので、やむなく電話で宿泊予約をした。

ついでに、電子チケットが使える枚数を確認した。貰えるクーポンの金額も尋ねた。宿泊代がほぼ半額、貰えるクーポンが4千円とわかった。

<電子チケット>

やっと、未知なる電子チケットに挑戦した苦労が報われる思いがした。しかも、コロナ禍で疲弊した県内の地域活性化に貢献できるとは。

白浜温泉 待ってて おくんなまし!

《わかやまリフレッシュプラン 完》


わかやまリフレッシュプラン ③びっくりぽん編

2021年10月25日 | パソコン・スマホ・機器

初めてチャレンジした電子チケット取得だったが、あと少しでゴールできなかった。

しばらくたってから気を取り直し、次回発売に備えようと、クレジットの認証パスワードやPassMeの決済方法を調べ始めた。使ったことのないPassMeなので、いろいろあるメニューを覗いてみた。

 

マイチケットをクリックした時だった。初めてのPassMeなのでピンと来なかったが、チャレンジした商品名が載っていた。これって、もしかしたら取得できているってこと? 数量・金額もピッタリだった。

エッ まさか? 間違いない!

 

「びっくりぽん」だった。

家内に伝えると、「エッ」「ウソッ」「ホンマ」「良かったー」と大喜び。

でも、取得したらメールでメッセージが送られてくるはずなのに、受信もしていないし・・・勘違いかも? わからん? 不安になった。

 

翌日、PassMeに問い合わせた。『取得できています』と。

ヤフーアドレスだと、迷惑メールとみなされ、はじかれることがあるとわかった。

それにしても、クレジットの認証パスワードって入力できなかったのに、なぜ? 完了画面も出なかったのに、なぜ? 今もわからんことだらけ。田舎暮らしの年寄りが気軽に入れる世界ではないと痛感した。

何はともあれ、電子チケットが取得できたんやから、めでたし! めでたし!

<次回は、④温泉予約編>


わかやまリフレッシュプラン ②チャレンジ編

2021年10月24日 | パソコン・スマホ・機器

昼間、働いている人も「電子チケット」が取得できるようにと、19時からの発売となった。スマホで入力するのは苦手なので、パソコンから挑戦した。

・・・つながりません!!!・・・

HPのチケット購入欄からPassMeへの移動時に「混雑しているので繋がりません」。やっとPassMeに入ったと思ったら「クレジット支払い入力」画面で「混雑しているので繋がりません」。

最初こそ今度こそ今度こそと思っていたが、途中からはあきらめ半分のヤケクソ半分で最初から何度もやり直した。

マウスをクリックし続けること約20分、ようやく入力画面にたどり着いた。クレジット情報を入力し、電子チケット枚数を入力し終わったと思ったら、今度はクレジットの「本人認証パスワード」なるものを求められた。

そんなん わからん!!!

あれこれ調べたりしながら操作しているうちに、今まで入力した画面が消えてしまっていた。

結局、完了画面までたどり着けなかった。

発売開始から30~40分ほどで完売となった。

 

アーア・・・ あきらめきれなかったが、あきらめざるを得なかった。

隣で白浜温泉を期待し見守っていた家内も、「難しいなあ・・・」と慰めてくれた。

でも未知なる世界へチャレンジし、あと一歩のところまで出来たんやから、「よう頑張った」と思わなしゃーない。自分で自分を慰めた。

高校野球に例えるなら、創部1年目で優勝候補相手に9回ツーアウトまで追い詰めてから負けたみたいなもの。そう思えば善戦や! 次は勝つぞ!

<次回は、③びっくりぽん編>


わかやまリフレッシュプラン ①電子チケット編

2021年10月23日 | パソコン・スマホ・機器

報道で、「わかやまリフレッシュプラン」なるものを知った。

知ったがために、ここから未知なる世界を「さ迷う」ことになった。その「さ迷う」顛末を、数回に分けてブログ掲載するつもりです。

県民を対象にしたプランで、対象の県内宿泊施設を利用する場合は、最大で半額になるサービスだとわかった。

コロナ禍で昨年の1月以来ストップしていた白浜温泉旅が思い浮かんだ。次のコロナ感染爆発がいつ起こるか気になるものの今は小康状態だし、温泉も恋しくなる季節になってきたし、宿泊代が安くなるのであればと利用を思い立った。

電子チケット1枚5000円が2500円とあるけど、電子チケットって?

どういう買い方するんやろ? 

どういう使い方するんやろ? 

1人10枚以内購入となっているけど何枚買えばいい? 

2000円クーポンもついてくる?

 わからん?

 

・・・説明を読んでみた・・・

「わかやまリフレッシュプラン」電子チケットのご購入には、PassMe!への会員登録(無料)が必要となります。まずはPassMe!への会員登録を行ってください。

PassMe!(パスミー)とは、スマートフォン(PCでも)から電子チケットを購入して、受付(認証)をスマートフォンで実現する電子チケット販売・電子認証システムです。

フーン わかったようでわからん?

 

・・・電子チケットって何?・・・

紙でないチケットだとはわかるが、仕組みがわからなかった。

電子チケットの販売とか購入とかの表現があるのに、「わかやまリフレッシュプラン」の電子チケット取得には、お金が不要だとわかった。買うんじゃないとわかった。「権利の取得やんか!」

リフレッシュプランでは、電子チケットとは「仮の金券?」みたいなものらしいとわかった。施設を利用したときには1枚5000円の金券として使える代わりに、その時点で2500円を支払う仕組みだった。取得しても、使わなければ紙屑みたいなものだと理解した。

ただ、スマホがないと利用できないともわかった。

 

・・・どうすれば電子チケットが取得できる?・・・

HPにあった「県民向けマニュアル」を読んだ。

まず、事前にスマホからPassMe(JTB運営)に会員登録しておく必要があった。

チケット発売日時に、スマホやパソコンを使い、「リフレッシュプラン画面」から「チケット購入」にすすみ、「PassMe」に移動し、そこで「電子チケット」を購入する仕組みだとわかった。

ただ、お金を支払う必要がないはずなのに、PassMeでクレジットなどの決済情報が必要だった。解せなかったがシステムを流用しているせいかもと思った。ただ入力しなければ「電子チケット」が獲得できないともわかった。

電子チケットの取得方法が、おぼろげにわかってきた。

<次回は、②チャレンジ編>


深夜に獣が屋敷内に侵入

2021年10月22日 | 田舎暮らし&家族

この時季、畑での獣害被害もなくなったので、遊び半分で監視カメラを屋敷内に移動してあった。

今朝、確認してみた。ネコが徘徊する映像もあったが、異様な獣も映っていた。

<10/22 AM3:55の映像>

よく畑にも出没する獣だった。

まさか犬走を歩くとは。動画で動く様子を観察すると、軒下の通風孔の前で立ち止まり匂いを嗅いだりしていたが、中に入れるはずもなく、立ち去って行った。

まさかとは思っていたが、屋敷内にも徘徊してくることがわかった。

倉庫を開けっ放しにしたり、農産物を外に放置したりしたらアカン!


宅配 一段落

2021年10月21日 | 家庭園芸&直売所

先日から、親戚へは「安納芋」「紅はるか」のさつま芋と「ゆら早生みかん」、知人やご近所さんへは「さつま芋」を配ってきた。

10数軒、ほぼ配り終えた。

道が狭くて乗用車では入らない家もあった。親戚へは家内と一緒なので、「宅配荷物」は軽トラの荷台へ。

<家内の愛車:軽トラの荷台へ>

 

・・・残り少なくなってきた・・・

宅配で届けた量は、さつま芋だと6~8本。ミニサイズのみかんだと80~100数十個。自宅でお渡ししたこともあった。

たくさんあった「さつま芋」も、残り少なくなってきた。11月下旬の二番苗収穫まで、アチコチ配りは一休み。

<「紅はるか」を収穫した時の写真(今、残っているのは殆どがミニサイズ>

「ゆら早生みかん」の「おすそ分け用」も少なくなってきた。「宮川早生みかん」の収穫が始まり、ご近所のミカン農家からコンテナで貰えるようになれば、「おすそ分け」が再開できる。

『しばらく 待ってて おくんなまし』


いつもの朝食作り&ありがとう松坂投手

2021年10月20日 | 我が家の食&漬物作り

いつもの朝食を作った。

パンに添えるのは、この時季はいつも「大秋柿」と「ゆら早生みかん」。今日は、「安納芋」の焼き芋も添えた。貰った卵がたくさんあったので「目玉焼き」も作った。

やっぱり、「安納芋」の焼き芋はネットリで甘くて美味しい。不作で再生産意欲が薄らいでいたが、やっぱり来季も作らなくちゃという気が湧いてきた。

・・・朝の総料理長は降板しない・・・

「柿」や「みかん」を食べやすく切ったり、焼き芋の皮を剥いたりに夢中になってしまったのか、「目玉焼き」を焼いていることをコロッと忘れていた。気がついた時は焦げつく寸前だった。

ボケが始まったのか、神経が散漫だったのかはわからない・・・

でも食べられるし、まあ「エエっか」と。

この先、ますますボケがすすんだとしても、目玉焼きを真っ黒けにすることがあったとしても、朝の総料理長はまだまだ降板しない。松坂投手みたいにボロボロになってでも頑張らなきゃ。

彼は高校野球ファン・プロ野球ファン・大リーグファンを熱狂させてくれたばかりか、何度ものリハビリ生活に耐え再起を目指してのひたむきさには心打たれるものがあった。


和歌山市内へ ③イオンモール編

2021年10月19日 | 旅行・街歩き・お店・写真

先日、所用で和歌山市へ行った時のこと。

帰るには早いし、平日だし、人も少ないだろうし、家内も喜ぶだろうし、自分は1~3階の広い通路を散歩できるしと、「イオンモール和歌山」に向かった。

いつものとおり、集合時間を決めた。店内に人は少なかった。混雑率50%以内と表示されていた。

散歩しながら、以前に寄ったことのある紳士服売り場をグルっと回るつもりで入った。

バーゲンらしき「千円」の表示につられて覗き込むと、直感的に気に入ったズボンをみつけた。ジーンズとは違った。照明の加減かどうかはわからなかったが、グレーっぽくも緑っぽくも見えるような粋な色合いだった。洒落た感じもした。3点しかなかったが、たまたまサイズの合うのがあった。あとで家内に相談してからと、その場を離れた。

散歩しながら家内の入りそうな店を覗き込むと、手にいくつかの商品を持ちながら物色真っ最中だった。出てくるのをじっと待った。

「ズボン、エエのみつけたんやけど」と、家内を案内した。

「色合いがエエやん。手触りもいいし伸びる生地やから楽。大幅値下げしてるやん。お買い得やん。エエのよう見つけたなあ。サイズが合うか試着せなアカン」と。履き心地もサイズも良かった。気に入ってくれた。

<写真では、気に入った粋な色合いや柔らか生地が伝わりにくいが・・・>

家内は40分以上かけて物色し、買った服は1つ。

我が買い物は、バーゲン品5分。でも、ガラガラのモール内を30分ぐらいは散歩できたので満足だった。


寒い日は「鍋」

2021年10月18日 | 我が家の食&漬物作り

昨日から気温が一気に10度も下がった。早朝、いつものように「マイ喫茶(軒下の椅子)」でブラックコーヒーをすすりながら新聞を読むつもりで庭に出た。

『オー 寒っ!』

急激に下がった気温と今季初めての冷たい北風に体が拒否反応をおこした。『こりゃ かなわん』と屋内にUターン。

気温が下がると思って、前日より少しは暖かい服装にしていたが甘かった。

 

・・・そんな日の夕食は・・・

家内が、『牛肉170gほどしかないけど、すき焼きにする?』と聞いてくれた。

もちろん、大賛成。

すかさず、『用意したら味付けしてくれる』と一言。

もちろん、OK。

昔から、なぜか、鍋料理になると、準備は家内で味付けは自分と決まっている。

「お酒・みりん・醤油・砂糖」に隠し味で「お味噌」を、それぞれ適当に入れるだけなのに。適当なので、途中で味見しながら調整する。

が、何回も味見していると、そのうちに美味しいのかどうかがわからなくなってくるので、最後は家内に最終チェックしてもらってから出来上がる。

家内が用意してくれた具材は、「牛肉・玉ねぎ・白菜・木綿豆腐・うどん」だった。

2人で味見をしてから仕上がるので、食べる時は、どちらからともなく「エエ味や!」と。

食べ始めは、いつも味が浸み込んだ「うどん」から。久しぶりに、「すき焼き」を堪能させてもらった。

体も温かくなって寒さを忘れた。でも、明日からは、もっと暖かい服装にしなくっちゃ。

七分袖の服装で寒さを気にしない家内が信じられない。歳の差10歳を痛感した。


和歌山市内へ ②親戚編

2021年10月17日 | 田舎暮らし&家族

数日前、和歌山市内の親戚へもらったばかりの「ゆら早生みかん」を届けてきた。

大騒ぎになった約1週間の断水も収まり、安堵していた。トイレのタンクに水を補充するのが煩わしかったと聞いた。アチコチの親戚からは、「水」が送られてきていた。

 

・・・ミカンもいろいろ・・・

「これ、ゆら早生みかん」と、ビニール袋に入れたミニサイズ100数十個を渡した。大喜びしてくれた。

やおら、冷蔵庫から「数個のミカン」を取り出した。

『みかん食べたくて。近くで、これ買ったんやけど。いっぺん、食べてみて』と。大きさも見た目も立派なこの時季に出回る「極早生みかん」だった。

でも、見ただけでわかった。「いらん。食べなくてもわかる。食べたくない」と断った。

ばれたかのようの笑いながら、「そうよ、味が薄いんよ。とても、食べられへん」と。

この時期の「極早生みかん」は、糖度10度ぐらいが普通。酸がきれているので酸っぱくはない。ミカンの味覚を知っている親戚だけに、「味が薄い」という表現をした。

持って行った「ゆら早生みかん」をほおばり、「味が違う。濃い」と。

 

・・・外見で、自分が美味しいと判断するミカン・・・

同じ「ゆら早生みかん」でも、園地・木・日当たりで味が違う。

パッとみて、ヘソの周りに小さなコブみたいなのが盛り上がっているミカンは間違いなく糖度が高い。ただ、酸がどれくらい残っているかはわからないが・・・

<外見>

<味見した>

いつものとおり四つ割りして、一切れを口に入れた。糖度12度前後はありそうだった。袋も薄いので、割るときに剥がれたりもする。

 

・・・思った・・・

見た目の立派さよりも、少しぐらい表皮が綺麗でなくても甘くて美味しい果実を食べたいと思う人が多いはず。

数日前ブログの「霜害リンゴ」じゃないが、見た目で買う消費者に、糖度11度以上・12度以上などの表示が添えられたら、「見た目」だけで判断されることもなかったかも知れない・・・そう思った。

リンゴは知らないが、みかんはJA選果場の選果機で、1個1個光センサーで判別され、規格(大きさ)・品質(表皮の状態)だけでなく、糖度も測定できる時代だけに。