本県には、2/5から「まん延防止等重点措置」が適用されている。
毎日、防災無線のスピーカーが『不要不急の外出を控え、今まで以上に基本的な感染防止対策の徹底をお願いします』と呼びかける。
その都度、スマホにもメッセージが届く。月始めの配布物にもコロナ感染防止のチラシが入っていた。
そんな中でのバレンタインだったが、ヤングママが気分を少しでも明るくしようと気を利かしてくれたのか、わざわざチョコを用意してくれた。
思いもよらないプレゼントに、気分が和んだ。
・・・月初めに配布されたチラシ・・・
いまさらながらと思いつつ、新規感染者数が高止まり状態で推移し、病院施設も医療関係者も保健所職員も極限状態が続いている状況だけに、効果のほどは別にして、少しでも感染者を減らせればとの思いから県内全世帯に配布したのかも知れない。
無症状の人でも感染に不安を感じる人は、無料でPCR検査が受けられることを周知しようとしているのかも知れない。
放送やチラシの効果はあるとしても、疫学調査や濃厚接触者対策まで手が回りかねている現状では、感染者を一気には減らせそうもない気がする・・・
・・・昨年の8月末だった・・・
学童保育でコロナのクラスターが発生し、スポーツクラブや2学期の始業式が終わったばかりの小学校にまで影響した。
孫1人は、スポーツクラブの関係者として保健所から、学校の関係者として先生から、それぞれ自宅待機とPCR検査の旨、連絡が来た。2回もPCR検査を受けることになった。
もう1人の孫はスポーツクラブの濃厚接触者と認定され、保健所から自宅待機とPCR検査の連絡が来た。
別棟の長男家族全員が自宅待機となった。
対象者が多かったからか、PCR検査は2~3日後だった。検査結果が出て連絡が来たのも、日が経っていた。
当時、感染者は症状の有無にかかわらず全員入院させるのが県の方針だった。そんなこともあって、
もし孫が陽性だったらどうしよう・・・
孫1人で入院は可哀そうすぎる・・・
家族にも感染していたら・・・
など、いろんなことが頭の中を駆け巡った。気が気ではなかった。
幸い2人とも陰性との連絡があった。自宅待機は続いたが、嬉しくて思わず孫を抱きかかえた。涙がこぼれそうだった。
・・・コロナの怖さ・・・
1人の感染者が出ると濃厚接触者や関係者だけでなく、その家族や職場にも影響が及ぶ。
コロナ感染は、病状が重症化するかも知れないという怖さもあるが、周辺の何十人もの人々を不安に陥れ日常生活を狂わせてしまう怖さも持っている。
・・・2020年の今頃だった・・・
管内の済生会病院の外科医がコロナ感染したとの情報が飛び交った。その後、マスコミでも大々的に放送され、日本中の注目を集めることとなった。
あれから2年も経つというのに・・・今になって最悪の事態を迎えるとは・・・
今のオミクロン感染者が少なくなっても、コロナ菌が変異し続けることになれば、一難去ってまた一難を繰り返すことになる。どんな事態になるかもわからない。
今は、ただただ、嵐が過ぎ去るのをじっとこらえて待つしかない。
できるとすれば、不安のない日々が来ることを祈ることだけ・・・
コロナのブログ記事、書いても空しいだけとは思いつつ・・・