紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

バレンタインも誕生祝も続いている?

2022年02月28日 | 田舎暮らし&家族

本県に「まん延防止等重点措置」が適用されている影響からか、今年のバレンタインと誕生祝が断続的に続いている。

 

・・・数日前、娘からもらったバレンタイン・・・

いろんな「お酒」が入ったチョコなので、大事に1日1個ずつ味わうつもり。バレンタインの余韻が続いている。

 

・・・数日前、JAからもらった誕生祝・・・

今年は「エコバッグ」だった。車に常備しておけば、ウッカリ忘れた時に役立ちそう。

毎年、誕生日には年金振込者に記念品を届けてくれる。生活費に消えてしまうだけで貯金をする訳でもないのに・・・申し訳ない気がする・・・

日が経ってから誕生祝をもらうと、「アレッ また歳を取ったか」と勘違いしてしまいそう。

・・・・・・・

コロナ禍がバレンタインや誕生祝いにまで影響を及ぼしている?


ブルーベリーの鳥除けネット

2022年02月27日 | 家庭園芸&直売所

昨日は、風もなく暖かな畑日和だった。

風があればネット張りができないし、脚立に上っての作業も怖い。昨日は、そんな心配もなかったので、朝から夕方までブルーベリーの「鳥除けネット」を作り直す作業をした。

以前の鳥除けネットでは、ブルーベリーの木の成長を妨げるかもと、大きくしようと考えた。

資材は家にあるものをアチコチからかき集めながら作ることにしたので、頭で考えたイメージの材料が足らず悪戦苦闘した。

  • パイプを組み直したり、基礎をし直したり、高さを調節し直したりで手こずった。
  • ネットの破れた箇所を繕ったりするのも面倒だった。
  • 余っていたブルーのネットはマス目が小さくて、ロープ紐や演芸用ワイヤーを通すのに難儀した。
  • 2.5mの高さにしたので脚立に上ったり下りたりの作業が厄介だった。

途中、以前のままでも間に合ったのにと悔やんだりしたことも・・・

細かい作業は残っているものの、ほぼ出来上がった。入口にはマス目のやや粗いグリーンのネットを使った。

幅3mはそのままにしたが、高さが1.7mから2.5m、奥行きが2.5mから3mとネット内が大きくなった。

資材が足らずホームセンターに買いに走ったのは、ロープ紐と園芸ワイヤーだけですんだ。

ホームセンターへ行ったついでに、ブルーベリー畑がやや広くなるのを見越し苗木も2本買ってきた。成長すれば、また狭くなるかもと思いつつ・・・

お昼は、家内に出前弁当を作ってもらった。

根気よく、しかも終日、よく頑張ったもんだ!

自分でもびっくりぽん! 

「今日は風が吹く」という家内の声に、骨休みにするかどうか思案中!


賄いコックの小っちゃな矜持

2022年02月26日 | 我が家の食&漬物作り

最近、家内が買ってくる食パンは最安値のモーニングスター。しかも6枚切り。薄いので我流サンドには適さない。

でも賄いコックにも矜持がある。意地がある。

何とか我流サンドを作ってみた。

2日続きでチャレンジした。

冷凍して硬くなっていたので、何とか真ん中に切れ目が入った。

八朔2個分も剥いておいたので、食べ放題。

重ね合わせのサンドイッチではなく、食べている時に具がこぼれにくい我流サンドイッチが作れた。1枚で作れる我流サンドイッチが作れた。

賄いコックの矜持が貫けた。


「電熱ベスト」でポッカポカ

2022年02月25日 | 旅行・街歩き・お店・写真

コロナ禍の中、わざわざ娘が誕生祝を届けてくれた。まさかの「電熱ベスト」だった。

 

・・・不思議な力?・・・

寒さに滅法弱い自分。「電熱ベスト」の広告を見たとき欲しいとは思ったが、気ままな家庭園芸の自分には高価だし贅沢すぎるとあきらめていた。

そんな気持ちは家内にも誰にも言ってなかった。

高価な物なのに、娘からは事前に「電熱ベスト、持ってる?」とか、「電熱ベスト、着る?」とかの打診もなかった。

どうして察知したのか不思議だった。唯心論者の自分。『きっと目に見えない何かが作用した』と思った

 

・・・もらった電熱ベスト・・・

前と後ろにヒーターがついていた。

ヒーターのスイッチは前と後ろが独立していて、それぞれ3段階の温度に設定できるようになっていた。

バッテリーは内ポケットに入れ本体と接続する仕組みだった。USB充電用のケーブルが付属していた。

着てみた。すぐに温かさを実感した。

 

・・・寒風の中、試してみた・・・

外は、寒風。雪もチラついていたが、着て試してみたくなった。

風を通さない上下のスポーツウェア、頭や耳をスッポリ覆う帽子、手袋、マスクも用意した。

「よし」と外に出た。雪がちらついていたので、止むまでしばらく軒下の椅子に座って待機した。

今年初めての散歩だった。

歩行者・自転車専用道の「ポッポみち(私鉄廃線跡)」を散歩した。始点から終点までは全長5.2kmだが、自分は「ポッポみち」の一部を往復することに。

私鉄跡だけに、曲がりくねった道はない。

いつの間にか、「おむすび」の絵も描かれていた。

目の付近は寒風にさらされたが、体は電熱ベストでポッカポカだった。久し振りに小一時間ほどのブラブラ散歩を楽しんだ。

「電熱ベスト」は体を温かくしてくれただけでなく、寒さで縮こまっていた気持ちまでホットにしてくれた。

ありがとう!!!


漬物大好き 両雄並び立たず

2022年02月24日 | 我が家の食&漬物作り

漬け込んでいる「大根の麹漬け(沢庵)」は、必要の都度、手作りした簡易物置のポリ容器から取り出してくる。

大体、1回に3本取り出すことが多い。1本は我が家用、1本は長男家族用、1本は予備で冷蔵庫に入れておき訪問者などに渡したりもする。

沢庵:甘くないサッパリ味とパリパリする歯ごたえが堪らない。

白菜:冷凍庫から必要の都度、解凍して食べている。自分は一味をパラパラとふりかけ醤油を垂らして食べるのが好き。キムチ好きの家内は、口の中が戦争になるほどタップリの一味をふりかけ醤油を垂らして食べている。

・・・両雄 並び立たず・・・

自分が沢庵ばかり食べていたりすると、横から家内が「白菜の漬物の方が美味しいのに」と、あてつけがましく言う。

その都度、「沢庵のサッパリ味、たまらん。白菜も美味しいけど、そんなに一味かけたら白菜の旨みがわからんようになる」と反撃する。

不思議なもので、1つの漬物しか食卓に出ていなけれ2人とも「美味しい」と言いながらほおばるのに、2つの漬物が同時に食卓に並ぶと、会話のバトルが始まったりする。

2つとも精魂込めて手作りした漬物。美味しくないはずがない。

ただ、好みも味覚も人それぞれ。その日の気分によって、嗜好も変わったりする。

「両雄並び立たず」じゃないが、同時に食卓に並べたのが間違いだった。


北国の大雪をみて&いつもの朝食づくり

2022年02月23日 | 我が家の食&漬物作り

今季の雪国に降る大雪は異常らしい。過去最高の積雪量を記録する地域が続出しているとも聞く。

ニュース写真やYouTubeのLIVE映像やブログ写真でしか様子はわからないが、雪のない我が地域からすると、「信じられない光景」ばかり。

JR札幌駅発着の電車が全便運転中止となったり、新千歳空港では終日全便が欠航したりと、除雪対策が追いつかないらしい。

<今朝の新千歳空港(STVライブカメラより)>

<今朝の北海道・留萌(STVライブカメラより)>

各家庭では、除雪、買い物や病院通い、通勤・通学、屋内の暖房対策など、想像を絶するご苦労をされているに違いないと思った。

出産や急病など、無事を祈るばかり。

・・・・・・・

そんな雪国とは比較にならない我が地といえども、ここ数日は寒風にさらされている。

寒さに反応した体がエネルギー補給を必要としているのか、今朝は無性に「ご飯」を食べたくなった。自分のだけ「ご飯食」を作った。

「味付けした卵焼き」「炒めたベーコン」「味付け海苔」「沢庵」「フルーツ」を添えた。

いつもは、「パン食」。でも食パン1枚だけだと、お昼前にエネルギー切れすることが多いので、自分には「肉まん」などを追加したりもする。

たまには、レタス・ベーコン・ハム・卵などを使ってサンドイッチを作りたいとは思っているが、値段が高いからか、「我流サンドイッチ」を作りやすいダブルソフトを買ってきてくれなくなった・・・

家にあるものを使うのが賄いコック。

普通のサンドイッチを作るしかなさそう・・・

だが、賄いコックといえども矜持はある。吹けば飛ぶような小っちゃな矜持だが・・・


八朔・デコポン 愛着ゆえに・・・

2022年02月22日 | 家庭園芸&直売所

今日も朝から雪が舞い散った。寒風も吹き荒れていた。

そんな中、我が家と長男家族が当面食べるだけの「八朔・不知火(デコポン)」を収穫してきた。

八朔

不知火(デコポン)

八朔は剥いたのが冷蔵庫に残っていたので、デコポンだけ鉢一杯分だけ剥き冷蔵庫に保管した。

デコポンは皮むきすると、香しい匂いが一面に拡がる。実も美味しい上に、皮むきでも癒される優れものだと思っている。

ただ、八朔・デコポンはちょっと食べようと思っても、ミカンと違って皮を剥いたり種を取ったりがついつい面倒でパスしがち。

でも、我が家庭園芸の果物は、適当ながらも剪定・防除・施肥もして育ててきただけに、愛着がある。

そんな八朔・デコポンだけに、我が家の冷蔵庫には、食べたいときにいつでも食べられるようにと、剥いてから保管するようにしている。

 

・・果物の宿命・・・

味が気に入らないのならともかく、食べたいと思っても皮むきなどが面倒で、ついつい食べやすい「みかん・イチゴ・バナナ」などの果物に押されがちな八朔・デコポン。

彼ら同様、そんな宿命を背負った果物も多い。

でも、日常、万人が手を出しにくい果物だけに、皆が味わっていない味覚を、日々、楽しめているのは贅沢なのかも知れない。


孫は外 爺は内

2022年02月21日 | 田舎暮らし&家族

昨日の気温はそれほど低くはなかったが、風が強かったので寒い1日となった。

そんな風吹く中、外から孫たちの「キャーキャー」という声が聞こえてきた。

外に出ると、玄関の先に孫たちがうずくまっていた。

「何してるん?」と聞いた。

2人の孫:『ウン ダンゴ虫 探してるん!

この寒い日に外に出て、しかもダンゴ虫を探して遊ぼうとしている孫たちの気持ちは理解できなかった。探す手伝いをする気にもなれなかった。

「あっ そう」とだけ言って、屋内に戻った。

 

・・・寒風吹き荒れる日は・・・

寒風吹き荒れる中、庭で遊んでいる孫たちを尻目に、自分はエアコンで部屋を暖房し、コタツに足を突っ込み、加湿空気清浄機で乾燥を防ぎ、パラダイス気分でオリンピックやYouTubeを見たり昼寝したりで、ほぼ1日を過ごした。

今、寒風の中に無理して畑に出て、もし風邪でも引いて熱とか咳が出たら・・・もしかしてコロナかもと不安になるし・・・

寒風の中、コタツで過ごすのも疑似コロナ対策?

 

・・・加湿空気清浄機の思い出話・・・

何十年もの馴染みの店員さんで、いつも相談したり、いつも頑張って割引してくれる大手家電店の店員さんとの話から加湿空気清浄機を置くようになった。

たしか、10数年以上前の話だった気がするが・・・

自分:「エアコンつけたら空気が乾燥し過ぎて、喉が痛くなったりするので加湿器を置こうと思って・・・」と相談した。

店員さん:「加湿器置いたら確かに湿度は保てるけど、空気が汚れたまま循環させるだけやで」

自分:「エアコンのフィルターで空気も奇麗にしてくれるんと違うの?」

店員さん:「大きな埃はフィルターで取れるけど、基本的にエアコンは室内の空気を循環させるだけ。ハウスダストとか綺麗にはならん」

自分:「フーン・・・」

以来、「加湿機能付きの空気清浄機」をおくようになった。

冬場、エアコンをつけた時、湿度が40%以下にならないよう、加湿空気清浄機を重宝している。2日に1回ぐらい、タンクに給水することも。

 

・・・「ロコ・ソラーレ」に感動・・・

予選敗退と思って一度は涙した世界ランク7位の日本が、準決勝にすすめたのは、まさに女神の微笑み。スウェーデン様々。

応援している日本中が湧いた。

予選リーグでロコ・ソラーレも負けた予選1位通過のスイス。そのスイスと準決勝で再戦し、藤澤五月選手のビッグプレーもあって勝利した。

またまた、応援している日本中が湧いた。

決勝は残念だったが、前回の「銅メダル」を上回る輝かしい「銀メダル」。

「ロコ・ソラーレ」には、何度も感動させてもらった。ありがとう!

封印したと言われる「そだねー」。聞きなれないが、ホッコリする響き。せめて決勝では解禁してほしかったなあ!


賄いコックの腕前が上がった?

2022年02月20日 | 我が家の食&漬物作り

冬場、家内の定番は2回続けて食べられる鍋料理がもっぱら。

昨日のお昼前だった。

『お昼、白菜たくさんあるし鶏肉入れて水炊きにする。どう?』と問いかけられた。

「お昼も夜も、水炊きか・・・ 鶏肉、たまには照り焼き風、どう?」と聞いてみた。

『作ってくれるんやったら・・・』

家内の得意である返し技が出た。

「鶏肉切ってくれる? レタスサラダも用意してくれる。そしたら作る。どう?」と踏ん張ったつもりだったが・・・

あっけなく押し切られてしまった。

 

一口サイズに切ってくれた鶏肉をフライパンを使い、オリーブオイルで焼いてから、「お酒・醤油・砂糖・みりん・お味噌」のタレを絡ませ、煮詰めた。タレがほどよく煮詰まったので、片栗粉は入れなかった。

自分のレタスサラダには、いつものとおり我流の自家製ドレッシングをかけた。

今回は、いつもと違ってタレにお味噌を加えてみた。

家内曰く、『このタレ、美味しいなあ。お皿に残っているの、棄てるんもったいないから保存しとこう』。

「ホンマ? そんなに美味しい? でもいつでも作れるし・・・ 棄てたら」と。

そこまでベタ褒めするのも家内の術中かもと思いつつ、「また作らなしゃーないか・・・」という気にさせられてしまった。

タレにお味噌を使ったのは初めてだった。焼肉のタレに味噌味があるので真似をしてみたら、まろやかで予想以上に美味しいと自分も思った。

賄いコックの腕前が上がった気がした・・・

作らせてくれている家内のおかげかも?


確定申告 終わった

2022年02月19日 | 田舎暮らし&家族

確定申告は国税庁のシステムを使って作成し、プリントアウトして提出する。提出時には税金も納めてくるのがいつものこと。今年も終わった。

毎年、税務署からは確定申告のお知らせが届き、「e―Tax」をしきりにおすすめしてくるが馴染めない。

 

・・・昔は大変だった・・・・

昔は全てが手書きだった。

電卓片手に計算したので、再計算してのチェックも欠かせなかった。収支内訳書の細かい項目を手作業で記入するのに神経を使った。納付する税金も税額表で調べた。

提出書類を書損で何度も書き直す時は心が折れかけた。

 

・・・便利になった・・・

今は国税庁の申告システムがあるので便利。計算もやってくれる。前年記載事項も引き継いでくれる。昔の手作業で申告書を作成した時とは月とスッポン。

ただ、オフィスワーク経験がない高齢者はパソコンが苦手な人ばかり。JAや役場や税理士に聞きに行ったり相談しながら、何日もかかって手作業で作成している。自分も、このシステムがなかったら、計算や作業が煩わしくて今頃は税理士さんにお願いしていたかも知れない。

 

・・・JAの青色申告支援システム・・・

収支内訳書や青色申告している人の記帳整理は大変だ。

組合員なら誰でも利用できる県内JAの青色申告支援システムを申し込めば、肥料・農薬・資材の購入費用や販売代金、貯金通帳内容など、JAとの全ての取引内容1年分を全て項目別・日付順にプリントし集計もしてくれるので、記帳代わりとなる。

これが助かる。

自分は、農業関係だけでなく、電気代・水道代・ガソリン代・クレジット代など1年間の家計状況を把握したりするのにも利用させてもらっている。

 

・・・家財没収!・・・

確定申告作業で四苦八苦し、僅かばかりの所得に、なけなしのお金で所得税を払っている者がいる一方で、新聞を賑わす脱税者は大金を持っている高額所得者ばかり。

自己申告制度では公平さが保てないのかも知れない。

重加算税では弱い。悪質者には、時代劇にみかける「お上をたばかった不届きにつき、家財没収」の沙汰があれば、脱税を根絶させられるかも知れない。


誕生日 心の老い

2022年02月18日 | 田舎暮らし&家族

先日、誕生日を迎えた。

コロナ禍、ひっそりの誕生日だった。家内がショートケーキでお祝いをしてくれた。

JALとANAが、バースデーカードをプレゼントしてくれた。

若い時は華やいだ心で誕生日を迎えたが、古希を過ぎた頃からは誕生日を迎える度に、「自分の健康寿命はいつまでやろか」「平均寿命まであと何年やろか」とかが脳裏をよぎるようになった。

体の無理が利かなくなりアチコチが傷んでくると、心まで老いを気にするようになってきた。

そんな時、いつも詩の一節が我が心を戒めてくれる。

『青春とは人生の或る期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ』

今年の誕生日も、「天国への階段を一歩 イヤ数歩 上ったか・・・」と、つぶやいてしまった。

たまたま、そんなことをイメージさせる雲が目に入った。階段上の雲の先が天国に向かっていた・・・

すぐに自分を戒めた。あの階段に乗ったらアカン!

『天命を全うするまで、心は青春や!』

誕生日は、そんなことを繰り返す日となってしまった。

 

・・・自分を戒めてくれる詩<全文>・・・

青春(原作:サミエル・ウルマン、邦訳:岡田 義夫)

青春とは人生の或る期間を言うのではなく、心の様相をいうのだ

優れた創造力、逞(タクマ)しき意志、炎ゆる情熱、怯懦(キョウダ)を却(シリゾ)ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、こういう様相を青春と言うのだ。

年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ。

苦悶や、孤疑(コギ)や、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰(アタカ)も長年月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥(アクタ)に帰せしめてしまう。

年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。

曰(イワ)く、「驚異への愛慕心」、「空にきらめく星辰(セイシン)」、「その輝きにも似たる事物や思想に対する欽仰(キンギョウ)」、「事に処する剛毅(ゴウキ)な挑戦」、「小児の如く求めてやまぬ探求心、人生への歓喜と興味」。

人は信念と共に若く、疑惑と共に老ゆる。

人は自信と共に若く、恐怖と共に老ゆる。

希望ある限り若く、失望と共に老い朽ちる。

大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、 そして偉大の霊感を受ける限り、人の若さは失われない。これらの霊感が絶え、悲歎(ヒタン)の白雪が人の心の奥までも蔽(オオ)いつくし、皮肉の厚氷(あつごおり)がこれを固くとざすに至れば、この時にこそ人は全くに老いて、神の憐れみを乞うるほかはなくなる。


まさかの雪化粧

2022年02月17日 | 田舎暮らし&家族

今朝、庭から孫たちのキャ―キャーと騒ぐ声が聞こえてきた。何事かと外に出た。

まさかの雪化粧だった。

前回は溶けて一部しか雪が残っていなかったが、今回はほぼ真っ白。

「これが雪化粧や!」

今季、初めての雪化粧に魅入るばかりだった。

ワクワク気分で写真を撮った。

庭の山茶花

畑の道具小屋

南高梅の木

ブルーベリー畑の仮ネット

我が愛車

深夜、何回か続けて雷が鳴る音におぼろげながら気がついた。でも、雨音が聞こえなかったので不思議だなと思いつつ、すぐ眠ってしまった。

我が地では、近くで雷が鳴ると土砂降りの雨が降り出す体験しか知らない。今回のように雷が雪を連れてきたのは、人生初の体験だった。

「エエ歳こいて 雪降って はしゃぎ回るなんて アホかいな」

そう家族に笑われたっていい。近隣の人々に笑われたっていい。

年老いても嬉しければ、はしゃぎ回りたいやん!

でも、大雪でご苦労されている雪国の人々に申し訳ない気がしている・・・


「防鳥ネット」で畑遊び?

2022年02月16日 | 家庭園芸&直売所

2~3時間、運動するつもりで畑に出た。

大きく張り直そうと思っていたブルーベリーの防鳥ネットが目についた。しばし考えた結果、我が家にある単管パイプとネットだけで何とか作り直そうと考えた。

使えるパイプやネットの数量や寸法をキッチリ計らないまま、適当にとりかかった。

パイプを組んでは、あーでもない・こーでもない。

また、パイプを組み直す。

仮ネットを張ってみて、あーでもない・こーでもない

また、パイプを組み直す。

アチコチに置いてある器材を整理し、1つ1つの寸法を計り、図面に書いてから作業にかかれば効率的とわかっているのに・・・

これぐらいの作業、何とかなるさで始めてみたものの、そうは問屋がおろさなかった。

でも、「あーでもない・こーでもない」と考えながらなので、アート作品を作っているような楽しさもあった。同じようなことを繰り返すので、運動不足解消にもなった。

<高さ2~3mで試作中のアート作品>

所詮、家庭園芸は遊び! 農業とは違う。

効率よく立派にできても面白くないし・・・

楽しさがなきゃ面白くないし・・・

失敗するから運動量も増えるし・・・

勝手な理屈をつけながら、悪戦苦闘している・・・

・・・・・・・

今日は朝から小雨が降っている。空気も冷たい。

確定申告、ボツボツとりかかるか・・・


コロナ禍 和んだ「バレンタインチョコ」

2022年02月15日 | 田舎暮らし&家族

本県には、2/5から「まん延防止等重点措置」が適用されている。

毎日、防災無線のスピーカーが『不要不急の外出を控え、今まで以上に基本的な感染防止対策の徹底をお願いします』と呼びかける。

その都度、スマホにもメッセージが届く。月始めの配布物にもコロナ感染防止のチラシが入っていた。

そんな中でのバレンタインだったが、ヤングママが気分を少しでも明るくしようと気を利かしてくれたのか、わざわざチョコを用意してくれた。

思いもよらないプレゼントに、気分が和んだ。

 

・・・月初めに配布されたチラシ・・・

いまさらながらと思いつつ、新規感染者数が高止まり状態で推移し、病院施設も医療関係者も保健所職員も極限状態が続いている状況だけに、効果のほどは別にして、少しでも感染者を減らせればとの思いから県内全世帯に配布したのかも知れない。

無症状の人でも感染に不安を感じる人は、無料でPCR検査が受けられることを周知しようとしているのかも知れない。

放送やチラシの効果はあるとしても、疫学調査や濃厚接触者対策まで手が回りかねている現状では、感染者を一気には減らせそうもない気がする・・・

 

・・・昨年の8月末だった・・・

学童保育でコロナのクラスターが発生し、スポーツクラブや2学期の始業式が終わったばかりの小学校にまで影響した。

孫1人は、スポーツクラブの関係者として保健所から、学校の関係者として先生から、それぞれ自宅待機とPCR検査の旨、連絡が来た。2回もPCR検査を受けることになった。

もう1人の孫はスポーツクラブの濃厚接触者と認定され、保健所から自宅待機とPCR検査の連絡が来た。

別棟の長男家族全員が自宅待機となった。

対象者が多かったからか、PCR検査は2~3日後だった。検査結果が出て連絡が来たのも、日が経っていた。

当時、感染者は症状の有無にかかわらず全員入院させるのが県の方針だった。そんなこともあって、

もし孫が陽性だったらどうしよう・・・

孫1人で入院は可哀そうすぎる・・・

家族にも感染していたら・・・

など、いろんなことが頭の中を駆け巡った。気が気ではなかった。

幸い2人とも陰性との連絡があった。自宅待機は続いたが、嬉しくて思わず孫を抱きかかえた。涙がこぼれそうだった。

 

・・・コロナの怖さ・・・

1人の感染者が出ると濃厚接触者や関係者だけでなく、その家族や職場にも影響が及ぶ。

コロナ感染は、病状が重症化するかも知れないという怖さもあるが、周辺の何十人もの人々を不安に陥れ日常生活を狂わせてしまう怖さも持っている。

 

・・・2020年の今頃だった・・・

管内の済生会病院の外科医がコロナ感染したとの情報が飛び交った。その後、マスコミでも大々的に放送され、日本中の注目を集めることとなった。

あれから2年も経つというのに・・・今になって最悪の事態を迎えるとは・・・

今のオミクロン感染者が少なくなっても、コロナ菌が変異し続けることになれば、一難去ってまた一難を繰り返すことになる。どんな事態になるかもわからない。

今は、ただただ、嵐が過ぎ去るのをじっとこらえて待つしかない。

できるとすれば、不安のない日々が来ることを祈ることだけ・・・

コロナのブログ記事、書いても空しいだけとは思いつつ・・・


玉レタスで包んだ焼肉

2022年02月14日 | 我が家の食&漬物作り

家内がすき焼き用にと安い牛肉を買ってきていた。

いつものとおり、白菜やら何やらをたくさん入れて2食分を賄うつもりのようだった。

「ちょっと 待った! 今、玉レタスがリーフレタスで食べられる。焼肉にして葉っぱで包んで食べてみたい」と待ったをかけた。

『たまには焼肉もエエなあ。焼肉のタレも買ってあるし』とあっさりOKが出たどころか、タレまで準備されていた。さすが、気が利くエエ奥さんや!

『小間切れ肉やけど・・・』 ⇒ 「かまへん かまへん」

我が家の焼肉は、いつ頃からか「焼き肉用の牛肉」ではなく、食べやすくてタレの絡み具合がいい「薄い牛肉」を使うようになった。「こま切れ肉」でも十分だった。

 

雨降る中、畑へ行ってリーフレタス状態の「玉レタス」を採ってきた。

少しずつ焼きながら食べることに。

タレにつけた焼肉をレタスに包んで頬張った。

食べる・頬張る・食べる・頬張る・・・

我が家で使う焼肉のタレ

リーフレタスで包むとサッパリとして美味しかった。ご飯もすすんだ。約300gの牛肉で二人ともお腹が一杯になった。

全身にパワーがみなぎってきた。