紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

ブログ 休みます

2020年03月28日 | ブログ変遷とコメント

まもなく新年度。これを機にライフスタイルを変えてみようと思い立った。その結論が、ブログ更新とブログ拝見の休止だった。

ブログを拝見し、励みとなったり、ホッコリ気分にさせてくれたり、感動したり、教えられたり、旅気分にしてくれたりの有意義な時間を過ごせました。

自分自身、テーマを模索したり文章を考えたりで脳トレにもなりました。

・・・・・

まもなく新年度。ピカピカの1年生の気分になってライフスタイルを変化させてみようと思った。

田舎暮らし。基盤となる家庭園芸は変えられない。地区の青春クラブ活動も無責任なことはできない。手っ取り早く変えられるのはブログとなった。

これまで、お世話になったブログ人さんには感謝しかない。懐かしくなった時は、お邪魔をさせてもらうかもしれませんが、ひとまずお別れをさせて頂きます。

「スカーレット」同様、あっけない終わりとなりました。

 

お世話になりました。

皆様のますますのご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

ありがとうございました。


夕食の「お弁当」 学生時代は・・・

2020年03月27日 | 我が家の食&漬物作り

家内が孫守に行ってきた。娘が医者やら買い物などで外出する時間だけの、孫守だった。

娘が気を遣って、「帰ってから食事を作る暇がないと思って」と、二人分のお弁当を買ってきてくれたらしい。

久しぶりのお弁当だった。

これで充分だと思ったが、我が遺伝子が食事の締めに「お茶漬け」と「自家製の美味しい漬物・梅干し」を所望したので追加した。

外食したり、お弁当を買ったりも滅多にしない田舎暮らしにドップリの日々なので、有難く戴いた。

・・・・・・・

学生時代を思い出した。たまに自炊もしたが大半は外食だった。

今、都会暮らしで外食慣れしている若者達が、外出自粛と言われたら大変だろうなあと思った。

でも、これを機に自炊を頑張ってみれば、自分レベルの「まかないコック」ぐらいだったら、すぐにできるようになるさ。そう励ますことぐらいしかできない。

今、我が子が大都会で一人暮らししているとすれば、「パリやニューヨークみたいな事態も視野に入れとかなアカンで。無理なら帰って来いよ」と言うかも・・・

 


ジャンボレモン 飲食は家内まかせ

2020年03月26日 | 家庭園芸&直売所

今日は家庭園芸日和だった。明日から天気が崩れる予報なので、目一杯、汗を流した。

 

<レモン>

家族の誰もが、ほしいと言ってくれないので「レモン」が木に取り残されていた。

放置するほど木が傷むので収穫した。見たこともないジャンボなレモンに肥大していた。「びっくりぽん」だった。

水分が抜けてカラカラになっているかもと思ったが、1つ1つがズシリと重かった。使う使わないは別にして、切ってみるのが楽しみになってきた。

たまたま、通りがかった近所の農家のオバチャンが声をかけてきた。「何してるん?」と。

「レモン、使わんので木に残しておいたんけど、ボツボツ収穫しとかなきゃと思って」

「これ、見て」と、収穫したばかりのレモンをコンテナから取り出して見せた。

「エー、どえらい大きいなあ」

「欲しかったら、持って行ってよ」

「イヤ、他所からもらったレモンがあるんよ。使いきれんので、お風呂に入れたりしてるんよ」 

やっぱり、どの家でもレモンって不人気みたい。決めた。そのうち伐採やー。

 

<八朔剪定>

高さが背丈の倍なので、脚立を使って剪定した。切り落とした枝の片づけは、後日にした。

<その他>

①着果するはずだった梅の緑枝だったが、大凶作だった南高梅と小梅の緑枝をバッサリ剪定

②スイカ・バナナ瓜を植える予定にしているアライグマ対策したネット内の雑草除去

③果樹に薬剤散布

 

・・・・・おやつタイム&ビールタイム・・・・・

今日も家内が手伝ってくれた。家内が出動すると、必ず「おやつ」が出てくる。

アンパンとカフェオレとホテル川久のミネラルウォターだった。

今日は暖かかったので汗が吹き出てきた。

作業後、シャワーを浴びるとスッキリポンした。家内がビール飲みたいと言うのでお付き合いした。つまみにイカの姿焼きが出てきた。バタピーも出てきた。

家内が畑仕事に出てくると、食べたり飲んだりのお付き合いが必定。夕食、どうするんやろ・・・

明日からの雨は、のんびり気分で過ごせそう。

 


畑の花 梅の幼果

2020年03月25日 | 家庭園芸&直売所

桃の花

先日は2輪の花が開いていたが、今日見回ると二分咲きになっていた。

花も奇麗だが、自分は蕾のボンボリが好き。

かつて、何回も義母のお手伝いで花の問屋さんに行った。仕入れる花は「蕾の具合」と「枝の良しあし」をみて判断していた。

市場から仕入れてきた花の問屋さんに置かれている花は、ランや洋花などの一部を除き、殆どの花は蕾のまま。売れ残って開いた花は、大安売りするか処分されていた。

花屋さんでも、売れ残り開き切った花は処分する。そんな経験から花を蕾でみるようになったのかも知れない。

「アンタは、梅みたいに不作になったらアカンでえー」「いっぱい着果してよー」 声かけをしといた。

 

名前を忘れた庭木(カタカナの名前だった)

畑の一角に親の代から植えられてる庭木がある。枝が広がったり伸びたりで邪魔なので、伐採しようかなあと思った時期もあった。

あるとき、大阪・和泉市の国華園で同じ庭木が売られていたので値段をみたらビックリポン。我が家の木の大きさなら、数万円の値打ちのあることがわかった。

大きすぎて植え替えも大変なので、横に張り出してくる枝を切ったりしながら、今も畑の一角に植わっている。

植えられた場所は悪いが、花も鮮やかだし、枝ぶりは生け花みたいだし、粋な花だとは思っている。

 

普通梅(昔からの梅の木)

不作だが、何とか少しは梅干しが作れそう。今年は、アンタだけが頼りや。

 

小梅

大凶作だが、頑張って着果している枝もある。

もうすぐ花が開きそう

畑でも春を感じるようになってきた。

 


コーヒータイムは太陽光を浴びながら

2020年03月24日 | 田舎暮らし&家族

かつて、病院に行くと問診票には、「1日にコーヒーを何杯飲みますか」という項目があった。

最近は、病院の問診票から「コーヒー」が消え、逆に「1日3杯程度のブラックコーヒーは血管にいい」と言われるようになってきた。

これまで気兼ねしながら飲んできた「ブラックコーヒー」だったが、今は堂々と飲んでいる。

午後のコーヒータイムは、太陽光を浴びながら飲むことが多い。ほどほどの紫外線を浴びて「ビタミンD」を吸収している。

今や、自分のコーヒータイムは、「健康維持のためや!」と言えるようになった。

不思議な気がしないでもないが、時代が変われば・・・で、気分良く屋外でブラックコーヒーを飲んでいる。インスタントだが・・・

 

・・・・・参考になったテレビ番組・・・・・

「林修の今でしょ」

コーヒーは血管・肝臓・骨の強化になるとのこと。

 

「主治医が見つかる診療所SP」

ビタミンDには、「免疫力アップ」「アレルギー疾患改善」「ガンのリスクを下げる」「骨粗しょう・骨折予防」「うつ病リスクを下げる」効果が期待できるという。

日本人のビタミンD濃度が低いと聞けば、食材で賄いきれない自分は太陽光に頼るしかない。

 


一汁二菜 新型コロナ・クラスター対策班

2020年03月23日 | 田舎暮らし&家族

料理研究家・土井善晴さんが書いた『一汁一菜でよいという提案』の本が、忙しい奥様方をホッとさせたという。

「ごはん」と「具だくさんのみそ汁」で充分。それが「一汁一菜」だという。

今日、我が家のお昼は「一汁二菜」だった。今まで質素だと思っていた食事が、豪華に思えてきた。

 

・・・・・お昼前のこと・・・・・

家内から、「お昼、肉じゃが作るけど、お味噌汁作ってくれる?」と頼まれた。最近は、総料理長から「まかないコック」が指名されることもチョクチョク。

腕が認められたのか、自分で作るのが面倒なのかはわからないが、頼りにされているのは間違いない。

自分が作る味噌汁は気分によって変わる。手早く作りたいときは、具材は「乾燥わかめ」と細かく切った「麩」を入れるだけ。

大体は具だくさんの味噌汁が多い。今日は総料理長に指示した。「玉ねぎ」「大根」「キャベツ」を切っといてと。

豚肉を入れて豚汁をと思ったが、解凍したり肉を切ったりの手間が煩わしく思えてきた。代わりに「ベーコン」を適当な大きさに切って入れることにした。

初めての試みだった。あるものは何でも使ってみるのが、我流の「まかないコック」の本領。傍らで家内が、「エー、そんなん入れるん?」とあきれていた。

味見をした。野菜だけの味噌汁では味わえない風味がした。豚汁より上品な味がした。家内にも味見してもらった。「ウン、エエ味やなあ」と。「ベーコン」のレパートリーが広がった。

家にある食材を使うのが「まかないコック」。ただ、使う「お味噌」だけは、こだわっている。

隣では、家内が肉じゃがを煮ていた。

・・・・・社協へ行ってきた・・・・・

先日、青春クラブの監査をしてもらった。社協提出書類もチェックしてもらった。

午後、今年度の活動明細・入手金明細・決算書、来年度の計画書・予算書・役員体制・会員異動名簿など8種類の書類、および添付の領収書を社協へ提出してきた。

ただ、新型コロナウイルスの終息を見極めるまで活動を休止することにしているので、しばらくはクラブ活動のお世話もお休み。

今は、正確なコロナ情報を収集するだけ。

 

・・・・・クラスター対策班(厚生省)では・・・・・

情報収集のため、録画しておいたNHKの「パンデミックとの闘い(感染拡大は封じ込めるのか)」をみた。

厚生省に設置された「クラスター対策班」で指揮をとる東北大学の「押谷仁」教授への取材が中心だった。

全国の感染状況・感染経路・世界の感染状況など、最新情報にもとづき分析した結果や注視しているポイントについて説明してくれた。

番組では、ウイルスの飛沫が換気の悪い室内で漂う映像が流れた。せき・くしゃみだけでなく、大声での会話でも飛沫が空中を20分間ほどさまようこともわかった。

印象に残ったのは、「このウイルスは、他のウイルスと違って生き抜く賢さを備えている」と。忍者のように見つからないように潜伏し、人から人へ感染させる特異性を持ったウイルスという意味だった。

感染者が爆発的に増加するオーバーシュート現象が起これば、諸外国のような地域封鎖・外出規制は避けられないし、医療も崩壊する。家にこもるしかなくなる。

それがいつ起きてもおかしくないと彼らはみている。感染者数が増えている大都市ほどリスクは高い。

感染経路をたどれない感染者が増えてくれば、事態は緊迫してくると覚悟しなければならない。

それを心配しながら、彼らは情報収集と分析と対策に日夜奮闘してくれている。

オーバーシュートになるかならないかは、緩やかな規制で収まっている我が国では、国民一人一人の認識度・協力度如何だと受け止めた。

 


ジューシー唐揚げ初挑戦 果樹は躾かも?

2020年03月22日 | 我が家の食&漬物作り

レパートリーが少なく腕前も我流レベルの「まかないコック」が唐揚げを作った。

これまでにも唐揚げは作ったことがあったが、今回は外が「カリッ」、中が「ジューシー」の店でも出せるような「唐揚げ」に挑戦した。

前夜、皮をとった鶏肉を適当な大きさに切り、自家製タレにつけ冷蔵庫で一晩寝かせておいた。

自家製タレの「酒・醤油・みりん」は一般のレシピどおりだが、味をみながら砂糖も少々入れてみた。生姜やニンニクは使わなかった。

ここで裏技を使った。揚げてから時間が経っても、ジューシーさを保ってくれるというマヨネーズも適当に使った。

マヨネーズがダマにならないように、先にマヨネーズをボールに入れ醤油を少しずつ入れて溶いていった。

今日、タレに付け込んでおいた鶏肉に片栗粉をつけ、しばらく冷蔵庫で寝かせた。

片栗粉が鶏肉の水分を吸い込み、白い片栗粉の色が変わったので油で揚げた。

外は「カリッ」、中は「ジューシー」でタレの味がしみ込んでいた。家内に味見をしてもらった。「中、柔らかくてジューシーやなあ。美味しいやん!」

居間で遊んでいた孫二人にも食べてもらった。彼女等は唐揚げ大好きで、アチコチのお店でも食べている食通なので、どう反応するが心配だった。

2人そろって、「美味しい!」と言ってくれた。初挑戦にしては上出来の滑り出しだった。

漬け込む特性ダレの調味料や分量を変えれば、いろんな味の唐揚げが作れることも、よくわかった。

ただ、最近、美味しいと言われるような店の唐揚げは食べたことがないので、味の違いは比較できなかったものの、3人に褒めてもらったことで、「まかないコック」のレパートリーに加えることにした。

 

・・・・・定番の今朝の朝食:フルーツはお替り自由やで・・・・・

 

・・・・・ミカン農家、体調に構ってはいられない・・・・・

かろうじて少しの実がついていた「普通梅」を眺めていた時だった。隣のミカン農家さんがとおりかかった。

「今、何をしてるん?」と聞いてみた。

「今日は、午後から人に来てもらって春肥えをやる予定」

腕が痛いと聞いていたが、まだ治っていないみたいだった。体調がどうあろうと、今、肥料をやっておかないと収穫にまで影響してくるので、人を雇ってでも、やるべきことをやっとかなきゃならないので大変だ。

我がズボラな家庭園芸とは大違い。ズボラな育てられ方をしている我が家の果樹は、肥料なんて贅沢品と思ってくれているので、たまに施肥するだけで満足してくれる。

果樹も躾が肝心や・・・?

 


「虫刺され」「春彼岸」「桃開花」

2020年03月21日 | 田舎暮らし&家族

・・・・・家内が畑で虫に刺された・・・・・

先日、家内が畑仕事中、顔を虫に刺された。「前夜、薬を塗ったのに膨れが大きくなった」というので、顔をみたらポコッと腫れていた。

「畑で、どんな虫かわからんけど刺されてから痒かったので、指でかいた」とのことだった。

「それやったら、虫刺されよりも指からバイ菌が入ったかもわからんし、病院へ行った方がエエ」とすすめた。

もうチョット様子を見てからにすると言うので、とりあえず、傷口の中を殺菌するのに「ヨードチンキ」で手当てした。

しばらくすると、心配になったのか「病院に行ってくるわ」と。

病院から電話がかかってきた。何事かと思ったら、「虫の種類を聞かれたけど、わからんて答えた」「抗生物質と毒消しの点滴をしてもらうことになったので、遅くなる」と。

 

・・・・・小菊とスプレー菊・・・・・

春彼岸で、お坊さんが参ってくれる。仏さんの花がいくつか足らんという。

家内に処方された塗り薬は、外出するときは塗らないようにと言われている。早く治したいから塗らなアカン・・・ しかも「お岩さん」ほどではないが「小岩さん」みたいな顔やしと、自分が直売所へ花を買いに行くことにした。

「黄色の小菊」と言われていたが、「小菊」は見当たらず「スプレー菊」しか出荷されていなかった。まあエエかと、スプレー菊を買って帰った。

かつて、義母の手伝いで花問屋さんへ何度も行っていたので、「小菊」も「スプレー菊」も知っていた。ただ和菊と洋菊の違いは知っていたが、どちらも似たような花で、その違いまでは知らなかった。

家内に、「小菊」がなかったので「スプレー菊」を買ってきたと説明したら、OKが出た。違いを聞いた。いろいろ言ってくれたが、実物を照らし合わせながらでないと理解できなかった。

 

・・・・・お坊さんがお参りしてくれた・・・・・

お坊さんが仏さんに彼岸のお参りをしてくれた。

いつもどおり、お勤めが終わると「どう 一服させてもらおう」と言って軒下の縁台に座り、一緒に煙草をくゆらしながら雑談した。

お坊さんが檀家さんの研修バスツアーの話を切り出した。研修ツアーでは、お寺さんだけでなく、ホテルでのランチや観光地巡りも組み込む。

予約時、「有田」からというと先方はどこも迷惑そうな反応だったらしい。当時、「済生会有田病院」で院内コロナ感染がおこり、新聞やテレビで大々的に報じられた後だった。

その後、行事中止と決めたのでキャンセルの電話をしたら、様相が変わっていて懸命に引き止められたと言う。

マスコミは事実を報道するだけでなく、競うようにセンセーショナルに取り上げた。その影響だった。

「済生会有田病院」を「済生会病院」ならまだしも「有田病院」と地域名で言ったマスコミもあった。病院名が「済生会湯浅病院」という町名だったら、地域全体への影響が少なかったのかも知れない。

我が地域には、市・郡を包含する「有田」という地域名が入った病院がほかにもあり、勘違いする人もいた。

地域に「有田病院」って呼ぶ病院は存在しない。「それ、どこよ?」となる。当時、義母は「有田市立病院」に入院していたので、アチコチに心配をかけることになった。

そういう言い方が、風評被害を大きくするなんてことを彼らは配慮しないその結果、どれだけ、地域全体が精神的・経済的に迷惑を被ったことか。

「八ッ」と気づいた。

「お坊さん、はよ(早く)腰上げな、あとあとの檀家さん、まだかまだかと待ってくれてるで」と。

 

・・・・・桃の花が開花・・・・・

畑の桃の花が、数輪、開花していた。

自分は花よりも蕾が好き。ほんのりピンクの「ぼんぼり」がいい。

でも、桃は花桃と違って、着果してくれるかどうかにかかっている。

庭から向こうの山の山桜も見えた。

春彼岸、のんびりと過ごせそう。

 


南高梅大凶作・普通梅凶作

2020年03月20日 | 家庭園芸&直売所

今日、梅の着果具合を見て回った。

南高梅は大凶作だとわかった。殆どの花が着果せず芽が吹き出ていた。

南高梅は他の梅の花と交配しなければ着果しない。花が満開のころ、何回か見回ったがミツバチを見かけなかったので不吉な予感がしていた。予感が的中した。

・・・・・・・

普通梅は南高梅ほどではなかったが凶作だった。この梅は自家受粉してくれるのに、着果が平年の2~3割ぐらいだった。

暖冬のせいか、隔年結果のせいかはわからない。

小梅も大凶作なので、今季の梅干しづくりは大幅に少なくなるのは確実となった。

暖冬という天候異変が影響しているに違いないと思うことにした。自然任せで天の恵みの農産物。人間がどうこうできる世界ではない。

 

・・・・・ブルーベリー開花中:さてどうなるか・・・・・

・・・・・レモンは木に残ったまま・・・・・

家族からの「欲しいコール」がないので、木に放置したまま。可哀そう・・・伐採すべきかも・・・

 


悩む葬儀 「お酒」で安らぎ

2020年03月19日 | 田舎暮らし&家族

定年後、間もないご近所さんが亡くなった。

故人は校長先生を退職して1年足らず。これから優雅に余生を送れるはずだった。地元の活動でも活躍してくれるはずだった。さぞ、無念だったに違いない。

ご家族は盛大な葬儀で多くの人にも見送ってもらいたかったはず。でも、喪主でもある奥さんは現役の学校の先生。今、学校関係者は新型コロナウイルスに敏感になっている。

一般葬だと学校関係者がたくさんお参りしてくれる。もし何かあったら先生だけじゃなく児童にも迷惑がかかることになる。

そんな心配をされて「家族葬」にされた。

朝から隣保班が公民館に集合した。喪主の意向を伝えた。「旧町内へのJA有線電話放送による葬儀案内、地区内各戸への葬儀案内ビラ配布、隣保班の手伝いを辞退された。ただ、お参りはしてもらって結構だが香典は辞退」と。

隣保班恒例のお供えをさせてもらうことだけを決め、解散した。隣保班の取り決めではないが、お参りだけはさせてもらおうと思っている。

最後の別れをしないなんて、故人に失礼すぎる。故人も寂しがるはず・・・

残された奥さんと娘さんも気がかり。お悔みに行っての帰り際、「娘のエエお相手ないやろか」と話題を切り替えた奥さん。いろんなことが脳裏をよぎっている様子が痛いほど伝わってきた。

新型コロナウイルスは、故人との最後の別れまで邪魔をしにきた。家族をも苦悩させた。

そんな憎き新型コロナウイルスだが、世界のアチコチで国境封鎖や地域封鎖や外出禁止などで行動が制限されたりを知るとき、我が国の感染がそこまで進んでいないのは、関係者の英断と対策・国民の理解と協力・医療スタッフの奮闘の結果だと受け止めている。

ご近所の葬儀に際し、いろんなことが頭に浮かんできた。誕生祝でもらったお酒をチョビチョビ舐めながら、「アレコレ考えてみたところでどうなるものでもないし」と気を鎮めた。

 


5歳の孫が管理機で耕してくれた! びっくりぽん!

2020年03月18日 | 家庭園芸&直売所

今日もポカポカ陽気だった。

野菜畑を管理機で耕していると、5歳の孫がやってきた。見ると、長靴を履いていた。やる気満々の恰好だった。

2回目の耕耘中で土も柔らかくなっていたので、これなら危なくないやろと思い、「やってみる?」と聞いた。

嬉しそうに「ウン」とうなずいた。管理機を動かしたり止めたりする操作だけを教え、見守った。

上手やん!

遠くに何かを発見?

管理機を使っている妹に驚いたような表情で眺めている「お兄ちゃん」と「お姉ちゃん」に向かって、得意げな表情で愛想していた。

管理機の振動も手に伝わるし、手でバランスも取らなアカンし、押したりもせなアカンしで、すぐにギブアップすると思っていた。

Uターン操作はお手伝いしたが、「もう、それくらいで終わろう」と言うまで、何筋も耕耘してくれた。

家内ですら、管理機を使おうとしないのに・・・ 近くで雑草を取っていた家内も、見守る自分も「びっくりぽん」だった。

 

・・・・・休憩のおやつ・・・・・

家内が、おやつに「肉まん」を用意してくれた。孫に殆ど食べられたが、自分も家内も一言も言えなかった。

堂々と「おやつ」をほおばる孫

休憩後は、家内のお手伝いに回り、玉ねぎに肥料をやってくれた。

庭でバドミントンをしているお姉ちゃんやお兄ちゃん達と違って、末っ子は働き者だと思った。

この畑の相続人は、パパでもなくお兄ちゃん達でもなく、彼女が適任かもと思ったりして・・・一瞬、そんな気がした・・・

 


孫のお相手 幸せやと気づかなアカン!

2020年03月17日 | 田舎暮らし&家族

朝から連れだって男組2人と女組2人の孫が、別々に入ってきた。男組は、ゲームでもするのか居間に向かった。

女組は、入ってくるなり自分にまとわりついてきた。嬉しかったのは最初の数分だけ。何とか振りほどこうと、彼女等に「写真見る?」と聞くと「見たい・見たい」と。

自分の部屋のパソコンで、家族写真をスライドショーにして見せると、ワイワイしながら機嫌よく遊んでくれていた。これが良かった。

先日の庭遊び写真を見たのか、しばらくすると「庭でお絵描きをする」と言い出した。遊びを見つけたのか、機嫌よく外に飛び出た。

2人とも思い思いに描いていた

何を描いたんかな?

「おじいちゃん すき」の文字が・・・

いつもお茶目な5歳児:終わってからのドヤ顔?

ほどなくすると、車検が終わった軽トラを知人が届けてくれたので、彼女等から解放された。

 

・・・・・何を言い出すのかと思ったら・・・・・

車検費用の支払いから戻って一息ついてたら、今度は最年長の男組の1人が何を思い出したのか、突然言い出した。「おじいちゃん、この間のお菓子、美味しかったんで作ってよ」と。

「材料ないわ。もうすぐ、おばあちゃん買い物に行くから頼んどくわ」「そやから、昼からでないと作られへんで」

「その代わり、おじいちゃんも手伝うから自分で作るんやで」

「わかった。何時から作るん?」

「そうやなあ・・・おやつに食べるんやから、2時頃からや」

 

・・・・・おやつを孫たちと作った・・・・・

時間通りに彼らは入ってきた。ホットケーキ・小麦粉・卵・砂糖・ハチミツシロップ・塩を用意し、彼らに入れてもらった。

量は適当。彼らにゆっくりと材料を入れてもらい、そばから自分が適当なところで「ストップ」と声をかけた。

混ぜてもらい味見をしてもらった。「どう?」と聞いたら、「美味しい!」と。ホンマかいな・・・

油で揚げるのは、危ないので自分がすることに。

<サーター:砂糖、アンダ:油、アギ:揚げ>

サーターアンダギーができた。

・・・・・幸せなんや!・・・・・

ポカポカ陽気のエエ天気なので、残っている果樹の剪定には絶好の日和だったが、孫たちのお相手であきらめた。

そんなとき、ご近所さん達の言葉を思い出す。

「エエなあ・・・孫さんが寄ってきてくれて。ウチの孫は大きいので相手にしてくれへん」 「エエなあ・・・孫さんがそばにいて。ウチは遠いんで滅多に会われへん」etc.

気づかなアカン。かなわんなあ・しんどいなあと思ったらアカン。孫たちが戯れに来てくれている今が、おじいちゃんと声をかけてくれる今が、幸せやと思わなアカン!

 


元気がもらえる「ポツンと一軒家」

2020年03月16日 | 田舎暮らし&家族

ある調査によると、3/15の日曜日20時台で、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」など他局よりも視聴率が高かったという「ポツンと一軒家」を録画で見た。

1つ目は三重県の山奥だった。

造園業だったという男性が、75歳から山奥に造り始めたという公園のスケールの大きさに「びっくりぽん」した。仲間と集う家も建てた。健康寿命を越えてからのパワーに驚愕するばかりだった。今、ご家族がそれらを維持しようと、遠方から手入れに来られている姿にも感動した。

2つ目は福岡県の山奥だった。

市内でホテルの朝食づくりをしながらの居酒屋経営で休む日もなく20数年働いた男性が、50代で居酒屋を閉め、山奥に土地を買って開発・造成し、家や楽しむ施設を作ったことに驚愕した。突然、電気もない水道もない山奥に引っ越すことになった奥さんの一言も素晴らしかった。スタッフの問いに「主人を信用していますから」と。

毎回のことながら、最寄りの集落で道を尋ねるスタッフを車で先導し案内する田舎人の親切さにもホッコリさせてもらっている。

この番組を見ている時間だけは、自分がシャキッとなる時間でもある。作られたドラマでは得られない感動とパワーをもらえている。

ありがとう!

 


老人クラブ:田舎ゆえの自動退会ルール!

2020年03月15日 | 青春クラブ・自治会・お寺

地区組織でもあり老人クラブ連合会の会員でもある「青春クラブ」ができて、丸7年。

設立当時の会員の中には、丸7年も経つと老化で体が衰えたり亡くなられたりの人もあったり、新会員も入ってきたりで活動実態も様変わりしてきた。

そこで、組織や運営を見直すことになった。その1つが、登録してくれた会員の自動削除ルールだった。

・・・・・会員資格の自動削除・・・・・

イベント活動の都度、全会員に開催案内してきたが、近年は全く参加しない人もあって、連絡する方も受ける方も気まずい思いをしているという声がアチコチから聞こえてきた。

そこで思い切ったルールを作り、2月の総会に諮った。

「1年間、1回も活動に参加しなかった会員は、翌年度からは自動的に会員名簿から削除する」と。

田舎のことなので、会員除外となると、「村八分」にされたと誤解されはしないかと心配した。「何もそこまで、しなくても」との反発も覚悟した。

そこで、ルールを作った背景を丁寧に説明した。また、参加したくなった時点で申し出れば、即座に会員に復帰できるとも説明した。総会では異論なく賛同を得た。

総会欠席者の内、削除対象者には事務局で手分けして個別に説明に回った。いずれもホッとした様子で、「長い間、お世話になりました」と逆に感謝してくれた。

退会を申し出れば、「付き合いが悪い」とか思われるのを気にしていた様子だった。これからは、言い出しにくい退会も、申し出ることなく自動的に退会できるようになった。

この措置で、50数人の会員数が約2割減少した。

効率や成果を重視する企業社会とは違い、人と人が助け合い共存する田舎社会では気遣いと遠慮が満ち溢れていることを痛感した。

 

・・・・・しばらくは、パソコンとにらめっこ・・・・・

クラブ活動はコロナ対策で休止中。皆が楽しみにしてくれていた「鳴門渦潮バスツアー」も無期延期した。

でも、いつでも再開できる準備だけは怠れない。

今月中に、今年度の報告書類・来年度の計画書類など、全部で8種類もの資料を作成して町に提出せなアカン。

補助金が厳格化され提出書類も増えたことで、「少しの補助金もらうために、そんなにたくさんの書類作るのかなわん」と、老人クラブ連合会から脱退する老人クラブがいくつも出てきた。役員後継者がなければ解散するしかない。

高齢化がすすむ田舎で、逆に老人クラブが衰退するという異変が起こりつつある。昭和38年にできた老人福祉法の趣旨・手段が様変わりしつつあるのかも知れない。パソコンも使えない事務経験もないお年寄りに、たくさんの書類を作れというのは酷すぎる。

裕福で何でもできるお年寄りはいい。元気で一人で走り回れるお年寄りもいい。自分で趣味仲間を作れるお年寄りもいい。現役で農業や事業を続けられるお年寄りもいい。そうでないお年寄りが元気になれる場は、近隣の仲間が支えてくれる地域の場しかない。

 

・・・・・自分も・・・・・

ボケ防止になると思って事務局を引き受けさせてもらっているが、パソコンとにらめっこする日が続くのは憂鬱だし、関係者と小まめに相談したりというのも慌ただしすぎる・・・

この時期になると思う。「ボツボツ、誰かにバトンタッチできないやろか・・・」と。

若い時は平気だったことが、歳行くほど面倒で細かい作業は避けたくなってくる・・・年1回のEXCEL関数なんて思い出せる訳がない・・・

でも、誰かがやらなきゃ、他地区のように、地区の高齢者の拠り所がなくなる・・・


レモン・レモネード食卓に & 孫の庭遊びにメロメロ 

2020年03月14日 | 我が家の食&漬物作り

朝、起きると小雨が降っていた。予報より早かった。雨が降るとのんびり気分になる。

ゆっくりと朝食づくりにとりかかった。ふと、先日のJA直売所で出会った「レモン・レモネード」を思い出した。

デコポン・八朔・せとかなどに出番を奪われ、園主に存在すらも忘れられ、収穫後は倉庫に眠ったままになっていた「レモン・レモネード」に登場願った。

味見をした。1か月ほど貯蔵していたので、味がまろやかになっていた。収穫直後は、グレープフルーツに近い風味だと感じていたが、甘さが増していた。

「まかないコック」が作った定番の朝食(手前がレモンレモネード)

 

・・・・・孫の庭遊び・・・・・

昨日のポカポカ陽気の昼下がりのことだった。

「おじいちゃん、描いてあげる」

5歳の孫が、庭に棒で絵を描き始めた。

「おばあちゃんのも描く」

作業に没頭する光景に、絵を描いてくれていることに熱いものを感じつつ、みとれるばかりだった。

孫が、輝いて見えた!

絵を描いてくれて、ありがとう!

絵描きさんに、何か、お礼しなくっちゃ!

ますます、5歳の孫にメロメロになった!