紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

ゆら早生みかん 取りに来てくれる

2022年10月30日 | 我が家の食&漬物作り

昨日の午後、近所のミカン農家から電話があった。

ミカン農家:「みかんのコマ(ミニサイズ) 食べる?」

自分:「もらう・もらう。ゆら早生?」

ミカン農家:「ウン、ゆら早生。今、倉庫で選果してるんで取りに来てくれる」

自分:「これから、もらいに行く」

 

軽トラに空コンテナを積み、ミカン農家の倉庫へ向かった。

ミカン農家:「体の調子もあって、摘果、あまり出来へんかったので、コマが多いんや」

自分:「有難い。M・Sサイズより、3Sサイズのコマが好きなんや。おおきに」

持ってきた「さつま芋」と「大秋柿」を渡した。

ミカン農家:「収穫したけど、まだ選果していないコンテナがあれだけ残ってんのよ。ようけコマが出る。選果終わったら、また電話するわ」

自分:「おおきに。もらう」

コンテナ1杯20kgほどもあるので、ミカン農家の倉庫~軽トラ、軽トラ~我が家の倉庫間は台車に載せて運んだ。

もらってきたコンテナ2杯の「ゆら早生みかん・コマ」

 

・・・親戚配り・・・

先日、別のミカン農家からもらった「ゆら早生みかん」が、まだ倉庫にコンテナ1杯分残っている。もらった2杯分は、親戚配りすることにした。

今日は高速道路料金が3割引き。

急遽、高速道路を使う親戚2軒に配ろうと、「ゆら早生みかん」を各10数kgと、「さつま芋」・「大秋柿」を積み込み配ってきた。

往復、約100kmのドライブだった。

 

・・・役立ってくれている「大秋柿」・・・

我が家で食べきれない大秋柿が、「この時期の甘柿って珍しいし、美味しい」と、ミカン農家や親戚から思った以上に喜んでもらっている。

家内の口癖:「大秋柿って、見た目は富有柿ほど朱色でないし綺麗でもないけど、皮を剥いたら綺麗やし甘い」

役立ってくれている「大秋柿」


日本菊花全国大会

2022年10月27日 | 旅行・街歩き・お店・写真

大阪・貝塚市の国華園・二色の浜店で開催中の「日本菊花全国大会」に行ってきた。

<国華園HPより>

・・・花よりもコロナ・・・

この菊花展を見に行くのは数年ぶりだった。以前は、傾斜地に作られた「国華園・和泉本店」で開催されていたが、いつからか阪神高速4号湾岸線沿いにある広くてアクセスのよい「二色の浜店」に変更されていた。全国各地からの出品者や見学者の利便性を考えれば、当然かも知れない。

出品者は審査日の11/5に最高の開花状態になるように準備するので、審査日前後に見学するのがベスト。審査日直前に見学すれば、自分でどれが「日本一」になるかなどを予想しながら眺めるし、審査日以降であれば、受賞した作品だけをじっくりみれる。

でもコロナ禍。ベストな日は見学者で混みあうはず。花はみたいけど人混みは避けたいので、十分開花していないのを承知で行ってきた。

 

・・・入口には・・・

・・・日本一は?・・・

どの作品も工夫され手が込んでいた。花が開花していないのが多かったので迷ったが、自分が日本一になるかもと絞ったのは、この2点。

そんなお城があれば、行ってみたいと思わせた作品。

鶴や富士山や庭などをモチーフにした目を奪われる作品もあった。

ただ、花が満開になれば、また印象が変わるかも知れない・・・

 

・・・その他の展示部門・・・

何十年もかけて作り上げた作品、手間暇惜しまずに育て上げた作品など、どれも見ごたえがあった。

 

・・・帰路はドライブがてら・・・

お天気も良く久し振りの遠出だったので、ゆっくりドライブしながら走ろうと、帰路は大阪・貝塚市から和歌山・海南市までの区間は高速道路を使わずに一般道を走った。

何十年も走っていない国道26号だったが、大阪・泉南から和歌山市内までが、信号のない名阪国道のような自動車専用道路に変わっていた。スイスイ走れた。

この専用道路からは和歌山イオンが近い。助手席の家内の声に押されて寄り道した。泉南イオンと違って人が少なくノンビリできた。軽食後は、いつものとおり集合時間を決めて解散した。

・・・・・・

自分も家内も、楽しい1日だった。久しぶりに100数十kmを走ったマイカーも喜んでいるに違いなかった。


ワーオ ゆら早生みかんや!

2022年10月24日 | 我が家の食&漬物作り

地域のミカン農家が一目置く「みかん作り名人」が、「ゆら早生みかん」を持ってきてくれた。

我が家のコンテナに移し替えた。20kgぐらいはありそう。

古希を過ぎた基礎疾患持ちの名人は、今では息子に経営移譲し、早朝からのJA共撰への出荷など半日程度の手伝いしかしていないとのこと。見事に後継者にバトンタッチした。

・・・・・

先日、別のみかん農家からもらった10kgほどの「ゆら早生みかん」が残り数kgとなっていた。

が、今回もらったコンテナ1杯分で11月中旬の早生みかんが出回るまでには食べきれないほどになった。親戚にも味見程度は、「おすそ分け」できそう。

糖度が高くてコクのある小粒な「ゆら早生みかん」が食べ放題!

有難いこと! 

・・・・・・

「さつま芋(紅はるか)」と「柿(大秋柿)」を持って帰ってもらった。


気になる白菜&スクスク大根 

2022年10月21日 | 家庭園芸&直売所

一気に秋めいてきた。

これじゃ遅くに蒔いた白菜の成長が鈍く「葉っぱが巻いてくれない恐れがある」かもと思い、ビニールで覆った。

散水もできるよう所々に切れ目も入れた。これで昼間は夏場みたいに気温が上がる、夜の冷え込みも緩和される、害虫被害も減る。

葉っぱが巻かなくても、家で食べる分には支障がないと開き直りつつ・・・

 

・・・あきらめた・・・

厄介なこともある。

せっかく芽が出た苗なのに、一晩毎に1つ、また1つと根こそぎ消えている箇所があった。カタツムリかナメクジの仕業に違いない。

昼間は雑草防止用に敷いた黒マルチの中に隠れ、夜間になると出没して苗を食い荒らすだけに、探して駆除するのは厄介。

また、早くから成長した苗の中に、葉っぱが食い荒らされているのも見つかった。

とりあえず、倉庫にあったモスピランを電動簡易噴霧器で散布してからビニールで覆った。これで葉っぱの被害もなくなるのか、苗が立派に成長してくれるのかはわからない。

でも・・・

『それなりのベストは尽くした。害虫被害で全滅することもないだろうし、まあ エエッか」と。

 

・・・大根さん・・・

防虫ネットが成長の妨げになってきたので、オープンした。

立派にスクスクと育ってくれている。

『アンタは手もかからず、孝行者や!』


ささ寿司

2022年10月19日 | 我が家の食&漬物作り

「太刀魚漁獲量・日本一」の有田市の箕島漁港にある直売所「浜のうたせ」で買ってきたという「ささ寿司」をもらった。

我が地域に多い「鯖寿司」をアセの葉で包んだ「早寿司」と兄弟分だとは知っていたが、食べた記憶が思い出せない。

葉っぱはアセに似ていたが、押し寿司ではなく鯖寿司を包んだお寿司だった。いつも食べる「早寿司」と違って横に長かったが厚みが薄かった。でも、味は兄弟分だった。

 

・・・昔は「なれ寿司」だった・・・

10月は秋祭りシーズン。我が地域の神社は、今年も「神輿」「神楽(獅子舞)」が中止となり、宮総代など関係者だけで神事が執り行われた。氏子でありながら、神社に参拝もしなかった。

昔は秋祭りになれば、どこの家庭でも作った「なれ寿司」。世代交代がすすんだ今、作るのに手間と時間がかかる「なれ寿司」は各家庭から殆ど消えた。食べたいときはスーパーで売っている地元業者が作った「なれ寿司」。

両親が健在だった頃、「なれ寿司」作りに必要な「アセの葉」調達は自分の役割だった。アチコチの野山を駆け回って集めてきたのを思い出す。使う鯖も漁師さんに直接頼んでいたほどだった。

今、我が家が食べるのは、発酵した塩味の「なれ寿司」ではなく、食べやすい酢飯の「早寿司」。

孫たちは、「なれ寿司」がどんなお寿司なのかさえ知らない時代になってきた。


町から応援クーポン

2022年10月17日 | 田舎暮らし&家族

朝から小雨が降っている。予報では終日の小雨とか。伸びかけた白菜苗が喜んでいるはず。

・・・応援クーポン・・・ 

コロナで疲弊した町内を活性化させようと、町が町内の事業者限定で使える「応援クーポン券」を、町民1人につき1万円ずつ配った。9月の町議会で可決されると聞いていたので、いつ送られてくるのか心待ちにしていた。

クーポン券(第4弾)

不意な出費で頭を抱えることが多いのに、予期しない収入は全くない我が家。それだけに、家計をやりくりしてくれている家内は大喜び。

町内の事業者が対象なので、家内がいつも利用するスーパーなどのチェーン店は対象外。どう使うかの裁量権は家計担当大臣の家内。使える事業所が限られているので、しばらくは対象の事業所一覧と「にらめっこ」する日々が続きそう。

 

・・・散歩途中・・・

思わず立ち止まって眺めてしまった2箇所。

エッ もう紅葉! 周辺を眺めると1本だけが「秋深し」だった。

エッ 「ハウスミカン」栽培みたいに、1本だけ紐で丁寧に釣っている。

重みを支え日当たりを良くするためかと思ったが、それにしては、なぜか日光を反射させるマルチを地面に敷いていなかった・・・

重みを支えるだけなのかも・・・


ゆら早生みかん 今季の初物

2022年10月15日 | 我が家の食&漬物作り

近所のミカン農家が、「ゆら早生みかん」が入ったコンテナを台車に載せて持ってきてくれた。我が家のコンテナに移し替えた。

ミカン農家;「今年は、コマ(ミニサイズ)が少ないので、これだけしかないけど・・・」と。

自分:「親戚へも持って行かなアカンのと違うん? そんなに少ないのにウチで貰ってもエエん?」

ミカン農家:「かまへん・かまへん」

自分:「悪いなあ・・・おおきに!」

帰りに採ってあった「大秋柿」を持って帰ってもらった。

 

・・・味見した・・・

早速、剥いて食べてみた。

表皮が薄い。袋も薄いので、4つ割りにすると袋が裂けて実が見えたりもする。食べなくても美味しいのが一目瞭然。

先日食べた極早生みかんと違って、糖度が高く酸もほどほどあって「コク」があった。我が味覚では糖度12度前後。この時期にこんな高糖度のみかんはない。

そんな「ゆら早生みかん」を、もらって食べ放題できるのは産地ならではの贅沢だと思っている。

 

・・・ミニサイズ(規格が3S以下)が少ない・・・

ミニサイズが少ないのは、摘果が行き届いたのか、隔年結果によるものか、雨が多かったのか、それともそれらが複合したのかはわからない。

農家にとっては出荷率が上がるので喜ばしいことだが、「おこぼれ」を待つ我が家にとっては複雑な気持ち。

もしかしたら「ゆら早生みかん」、他のミカン農家からも多くは期待できないのかもしれない。我が家で消費する分は心配ないとしても、我が家からの「おすそ分け」を待っている親戚には、大量に収穫できる11月中旬の「早生みかん」まで待ってもらうしかなさそう。


焼き餅 あれこれ話

2022年10月14日 | 我が家の食&漬物作り

買物に行った時、ふと目についたのが「切り餅」。滅多に買い物には行かない自分だけに、「食べたい」と思ったら衝動買いすることが多い。

「切り餅」を買った。

家に帰ってから気づいた。聞いたことのないメーカーだったが、米どころの新潟のメーカーだったので安心した。

 

・・・焼き餅・・・

お餅の食べ方は決まっている。砂糖入りの醤油を入れてレンジでチンすると、すぐにできるし柔らかくはなるが、そうはしない。

オーブントースターで焼く。

お餅の角や端がカリッとなり、香ばしくなった部分をお箸でつぶしながら「砂糖&醤油」を染みこませる。この角や端の香ばしい箇所に「砂糖&醤油」が浸み込んだ部分が大好きなので、いつもトースターを使う。

また、トースターで焼くと、真ん中の部分はレンジを使ったのと同じような柔らかさにもなるので、香ばしさと柔らかさの2通りの味わいを楽しむこともできる。

先日、焼き餅が大好きな孫4人に食べてもらったら、全員「美味しかった。また食べたい」と。

以来、暇な小学生組はほぼ毎日のように、「お爺ちゃんの焼いたお餅を食べたい」とやってくる。昨夜も風呂上がりに連れ立ってやってきた。

コメントも嬉しい。

「このカリッとしたところが美味しいので、最後に残しておいてから食べる(小2)」

「焼き鳥のタレみたいな味で美味しい。お砂糖の割合、どれくらいにしたら、こんな味になるん?(小5)」

「明日の晩、お風呂に入りに来るわ」と言って帰って行った。風呂上がり、髪をドライヤーで乾かしたりと、今度はお婆ちゃんが慌ただしくなる。

孫に「せがまれたり」「褒められたり」すると、忙しかろうと何だろうと、ついつい優先してしまう。


極早生みかん 今季の初物

2022年10月12日 | 我が家の食&漬物作り

近所のミカン農家から「極早生みかん」を貰った。

ミカン農家:コレッ、少しだけやけど「極早生みかん」。「日南」なんで、あまり美味しくないけど食べてくれるんやったら・・・

自分:初物や! 貰う・貰う!

ミカン農家:「ゆら早生みかん」、まだ採ってないんよ。採ったら持ってくる。

自分:おおきに! 

倉庫にあった「さつま芋」を持って帰ってもらった。

 

・・・味見した・・・

「日南」は過去に食べたことはある気もするが、味覚についての印象は残っていない。

お尻がボコボコと盛り上がった美味しそうなのを選んだ。

いつものとおり四つ割りにし、4口で食べた。

我が味覚では、糖度10.5度前後、酸は殆ど切れていた(酸が少なくなっていた)。さっぱり甘いミカンだった。

この時期の「極早生みかん」としては上出来の味だとは思ったが、「ゆら早生みかん」の味覚を知っているだけに、好んで食べたいミカンでもなかった。

ミカン農家が「あまり美味しくないけど・・・」と言ったのも、自分と同じ「ゆら早生みかん」と比較しての味覚に違いない。

でも、貴重な初物みかん。食べ切らなくっちゃ・・・

ミカン産地ならではの贅沢な感覚かも知れない・・・


朝食は「新米」のご飯食

2022年10月10日 | 我が家の食&漬物作り

昨日は午後から雨が降り続いた。記録的短時間大雨情報も発表されたが、猛烈な雨が降ったのは県南部の新宮市や那智勝浦町付近だった。

我が地は、庭や畑のところどころに水たまりが出来ている程度で、今朝は霧雨程度。まもなく雨も上がりそう。

 

・・・ご飯が違う・・・

先日から、ご近所さんから貰った地区産の「新米」を頂いている。ふっくら美味しくて、いつも家内が買ってくる価格重視の「お米」とは違った。

 

・・・朝食づくり・・・

自分は「ご飯食」が好き。でも、いつも作る朝食は「パン食」。

家内は、朝食に「ご飯食」は食べない。「コーヒーだけでもいい。トーストがあれば、それで十分」と言う。食が細いのではない。間食が多いから、そういうことが言えるのだと理解している。

朝起きるのが早いこともあって、いつの間にか朝食担当の料理長になってしまった自分。2種類作るのも面倒なので「パン食」を作る。ただ家内の言うトーストだけだと物足りないので、サンドイッチにしたりフルーツや目玉焼きなどを添えたりもする。

 

・・・ご飯食・・・

ここ数日、美味しい新米が食べたくて、自分のだけは「ご飯食」にしている。

フルーツは、甘くて柔らかみも増してきた自家製の「大秋柿」。梅干しも自家製の「小梅」。

キャベツには、JA直売所で買った「シークァサー」を絞った果汁をマヨネーズ・ケチャップ・一味と混ぜ合わせ作った手作りドレッシング。

「パン食」と違って、「ご飯食」を食べると、なぜか「食べた!」という感じがする。農家に生まれ育った我が遺伝子のせいかも知れない。


柿の葉寿司

2022年10月09日 | 旅行・街歩き・お店・写真

近隣では売っていないこともあって、滅多に買うことのない「柿の葉寿司」をもらった。

大きな柿の葉っぱに包まれた「柿の葉寿司」が、3種類21個も入っていた。

大好きな「さば」・・・

「鯛」や「さけ」もあった。

・・・先人の知恵・・・

我が地域でよく食べるのは、「すし飯」の上に酢で締めた鯖の切り身をのせた「鯖寿司」。その「鯖寿司」を「あせの葉」で包み押し寿司にした「早寿司」。ラーメン店に「早寿司」が置いてあるのも和歌山ならではのこと。

お隣の奈良・五條や柿の生産量日本一の高野山の麓の紀北地域では、「柿の葉」で包み押し寿司にした「柿の葉寿司」が主流。

「あせの葉」も「柿の葉」も殺菌作用があるので、冷蔵庫がない時代の先人の知恵から生まれた料理らしい。

 

・・・久し振りの柿の葉寿司だった・・・

我が味覚が変わったのかも知れないが、同じ製造元なのに以前よりも塩気が多くなったように感じた・・・早寿司との違いかも・・・

最近、胃袋が小さくなったのか、「お吸い物」と「柿の葉寿司5個」を頂くとお腹が一杯になってしまった・・・


時季外れの白菜の漬物

2022年10月07日 | 家庭園芸&直売所

未明から雨がシトシト降っている。育ち始めた野菜が喜んでいるはず。

昨年12月、漬けた白菜を味が変わらないうちにと冷凍保存した。今も食べたいときに解凍しながら頂いている。

ただ家内と自分では調味料の量が違うので、取り皿でお好みにして味わっている。

家内は、「一味」タップリ 醤油はやや多め

自分は、「一味」パラパラ 醤油は垂らす程度

・・・漬物の冷凍・・・

ご近所さんで白菜の漬物を冷凍保存して食べる人はいないし、冷凍保存する食べ物とも思ってもいない。

冷凍した白菜の漬物を冷蔵庫で解凍してから食べると、冷凍せずに食べるよりも深みのある味わいがする。冷凍保存して凍った旨みが、解凍する過程で白菜全体に染み渡るのかも知れない。

もともと、漬物の味が変わらないうちには食べきれないからと、冷凍保存し始めたのがきっかけだが、まさかの味わい深さにはまっている。

・・・今季、種まきした白菜・・・

今季もたくさんの白菜の漬物を作ろうと、150か所に種を2粒蒔きした。なのに成長しているのは、40株ほど。

9月中旬の台風14号で防虫ネットがまくれ上がった時に苗をみたら、虫に食べられたり、雨風でたたきつけられたり、防虫ネットになぎ倒されたりで、40株ほどしか苗が育っていなかったのがわかった。

「40株もあれば我が家で食べる分には十分」と一時は考えたが、数日後、去年の白菜の漬物を食べているうちに、「やっぱり、足りないかも」と思い直し、時期的に遅いとは思いつつ、9月下旬に残っていた種を直播した。

芽が出てきた。

うまく育つかどうかは、これからの気候次第。お天道様に見放されそうになれば、白マルチで覆って暖かくしてやるつもり。

 

・・・大根は・・・

白菜と同時期に1粒蒔きした大根は、発芽率や台風の影響もあって、7割ぐらいになっていた。

それでも300本以上はある。これだけあれば、今季の「大根の麹漬け」には十分だと思っている。

自然の恵みで育つ露地栽培。工業製品みたいにはいかないからこそ、ワクワクしたりアーアと嘆いたりの一喜一憂や収穫の喜びを感じさせてくれる。


地区内で収穫された「新米」

2022年10月05日 | 田舎暮らし&家族

我が地区の農地の殆どが「みかん畑」。そんな中、家庭で食べるお米だけを共同で作っている「こだわり農家」が数軒。

先日、そんな貴重な地区産の「新米」を今年も頂いた。

我が家から離れたところにある数十坪の遊休農地。水稲の苗作り用地として彼らに貸しているお礼とか。

・・・・・

遊休農地といえども放置すれば病害虫の温床になり周辺に迷惑がかかるので、年に数回の雑草退治が欠かせない。彼らに貸してからは、年中の雑草退治もしてくれるようになったので我が家としてはそれだけで大助かりしている。

それなのに、貴重な「お米」まで頂くとは・・・

地産・地消というより、地区産・地区消とも呼ぶべき希少な「新米」。地区内で味わえる人はごく少数。1粒1粒、噛みしめながら、大切に味わいたいと思っている。


農作業、気分一新!

2022年10月04日 | 旅行・街歩き・お店・写真

気ままな家庭園芸。この時期は時々でしか畑に出ないが、それでも作業着の傷みが目立ってきたので買い替えようとワークマンに行ってきた。買ったのは3点。

 

・・・作業ズボン・・・

選んだポイントは2つ。

漬物作りやさつま芋の土落としなど水を使う作業もするので「撥水」機能があって、且つ野菜栽培では立ったり座ったりの作業が多いので「伸縮」機能があるズボンを探した。

<正面>

<後側>

帰宅してから、膝上をチャックがグルリと一回りしているのに気づいた。試着したが気づかなかった。

<説明書き>

説明書きをよく見ていなかった。「撥水」「伸縮」だけでなく、「ショートパンツにもなる2WAY仕様」や「飛び火にも強い」ともあった。

畑に出るのにショートパンツなんて使わないと思いつつ、「まあ エエッか」と。

帰宅してから家内に見せた。家内から一言。「エエやん! 若々しいやん!」

 

・・・シャツ・・・

汗をかいたりした時に脱ぎやすくて、しかも果樹作業する時に枝で擦れても丈夫な生地を探した。デニムのシャツになった。

家内から一言。「これ、普段着でも着れるやん!」

 

・・・長靴・・・

いつも畑で履くのは地下足袋ではなく運動靴。長靴は水仕事をしたり管理機で土を耕したり地面が湿っているときにしか履かない。でも必需品。

いくつかの種類の中から、「新潟のメーカー」・「価格」・「デザイン」がポイントとなり決めた。

家内から一言。「ホームセンターではみかけんデザインやなあ・・・ エエやん!」

家内と一緒に買い物すると、「アレがいい・コレがいい」と横から口出しされるが、今回は自分1人で行ってきた。チョイスした。でも、家内からはお褒めの言葉ばかり。いい買い物をした気分になった。

「おNEW」を身につけると気分が変わる!

でも気ままな家庭園芸ぶりは変わらない!


アライグマ 対 大秋柿:防御ネット

2022年10月02日 | 家庭園芸&直売所

大秋柿がアライグマ被害に遭ったので、周囲を防虫ネットで囲った。

奴らが「防虫ネットによじ登るのか・土を掘って下から潜るのか・あきらめて退散するのか」、その反応を観察するため監視カメラを設置しておいた。

何と! ネットの端を口で咥えて引っ張っている!

(映像日時 2022/09/29 21:45:34)

まさか、引っ張るなんて・・・そんなことをするとは・・・

ネット下部を鉄パイプで押さえておいたのが良かった・・・

 

・・・鉢合わせ?・・・

1匹がネット防御にあきらめてその場を去ろうとした時、別の1匹が現れ驚いた様子だった。しばらく睨み合っていたが、威嚇器が反応し始め、驚いて2匹とも走り去った。

(映像日時 2022/09/29 21:02:12)

他にも監視カメラ映像には何匹も映っていた。何匹もの徘徊コースになっているのは間違いない。

どうやら、我が家に甘い柿があるのが、奴らの世界に知れ渡ったのかも知れない・・・

アライグマは捕獲し町役場に持って行けば謝礼金が出るが、捕獲して持って行くのも厄介なので、昨年からご近所さんに借りっぱなしになっている捕獲器は倉庫に眠ったまま。

 

・・・聞いた話では・・・

9月初旬、ミカン農家から聞いた話。

平地にある公民館の近くのミカン園が、イノシシ(イノブタ)に荒らされた。芋類など掘られて全滅した畑もある。今、周辺のみかん園では、周囲を電柵で囲み始めたとのこと。

9月初旬、自治会区長から聞いた話。

5~6月頃、農作物被害が出ていると聞いたので、檻を仕掛けたら「アナグマ」を5~6匹捕獲した。駆除対象外なので、遠くへ持って行って放してきた。

数日前、イノシシ(イノブタ)が目撃され、ミカン被害も出ていると連絡があったので町役場に対処するよう連絡したら、「夏場は暑さで猟犬がへばっているので、10月以降でないと対応できない」と言われたとのこと。

平地で猟銃は使えないので、猟犬で追い払うしか対策がなさそう。どうも1匹や2匹どころではないらしい。

そう言えば・・・

昨季、我がスイカ畑に「アナグマ」らしき動物がネット下部を掘って入り込み、被害が出た。今季は、被害どころか設置してあった監視カメラにさえ映っていなかった。自治会が捕獲してくれたお陰だと思った。

なのに、9月になって、今度はアライグマが出没し始めた。

真偽のほどはわからないが、「イノシシが出ると、アライグマは消える」との話もある。我が家の「大秋柿」をねらうアライグマ。ここならイノシシの心配がないと思っているのかも・・・

 

・・・生態に異変?・・・

10数年前は、イノシシ(イノブタ)どころか、アライグマ被害もなかったのに・・・

10数年の間に異常繁殖したのか、新たなテリトリーを求めてアチコチに出没するようになってきた。彼らも生きるのに必死なのかもしれないが、せっかく育てた農産物が食い荒らされるのは見過ごせない。