何かの拍子に、ふと、青梅を塩漬けしていたことを思い出した。と同時に、いくつかの不安が脳裏をよぎった。
「いつ塩漬けしたんやろ」 「何日間、漬け込んだんやろ」 「カビが浮いてきてないやろか」・・・
すぐに、塩漬けしたポリ容器の置いてある簡易倉庫に走った。蓋を開け、重石と中蓋を取り除いた。
きれいな梅酢が見えてホッとした。程よく塩漬けができていた。
すぐに、「天日干し」した。
ど忘れに気づいた時は一瞬ドキッとしたものの、多少塩漬け期間が長くなってしまったものの、無事に天日干しを終えホッとしている。
歳とりゃ、ど忘れするのは当たり前。そう思うことにしている。
・・・知人が旅立った・・・
和歌山市に住むご年配の知人が旅立った。82歳だった。
この10数年、年に1~2回は夫婦で集まって食事したり、季節ごとにタケノコや晩柑類を届けてくれたり、自分も漬物やさつま芋やスイカなどを届けたりと、親しくさせてもらっていた間柄だった。
今年の春にお会いした時は、元気だったのに・・・
何日も経ってから旅立ったことを知った。隣保班や知り合いにも連絡せず、近親者だけで葬儀したと知った。約1か月の入院生活で旅立ったと聞いた。
先日、家内と御仏壇にお参りし、知人が好きだった「すいか」をお供えさせてもらい、ご冥福をお祈りしてきた。
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知人が入院してから、奥さんも食欲がなくなり痩せてしまったと電話で聞いていたので、好物の「ぬか漬け」を持参した。
後日、『「おかいさん(茶粥)」と食べた「ぬか漬け」が美味しかった。食欲が湧いてきた。ありがとう』と、わざわざ電話をくれた。良かったー。
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旅だった知人は、健康寿命と寿命がほぼ一緒だった。
常々、そうありたいと願っている自分。
なので、家庭園芸や青春クラブのお世話ができているうちは、お迎えが来たとしてもお断りさせてもらおうと思っている!