今宵、青春クラブの「銘酒をたしなむ会」があり、男女15人が参加し約3時間のひとときを過ごした。
青春クラブは、解散した地区老人クラブを復活してほしいとの意見を受け3年前に設立した組織で、地区住民であれば老若男女誰でも入会できるし、趣味や価値観に応じて12のサークル部会があり複数のサークルに入ることもできる。「銘酒をたしなむ会」は、そのサークルの1つ。高齢者に限定しグランドゴルフとかゲートボールが中心の一般の老人クラブとは異なり、地域住民の交流の場となることをめざしている。
世話人の準備が大変なので居酒屋で開くことが多いが、今回は地区公民館を使用。今回のメインはお酒「黒牛」2升。また、事前酒に発泡酒500mlを2缶ずつ、料理はスーパーに注文しておいた9品入りのミニミニ懐石風を準備。これで、会費2000円。
「銘酒をたしなむ会」といっても、ほろ酔い気分の人もいれば酔いがまわっている人もいるし、車なのでとウーロン茶の人もいる。いろんな銘酒を取り寄せて利き酒や飲み比べをしようとする訳でもない。盛り上がるのは銘酒でもなく料理でもない。地域で起こった出来事は勿論、政治から身の上話まで幅広い話題が主役となる。漫才コンビのようにボケとツッコミに分かれて談笑する一幕もある。参加者はお酒ではなく皆とワイワイする場を求めて集まっている。「飲み会」ではなく「銘酒をたしなむ会」としているから泥酔したり悪酔いするほどの酒量を用意しないことにしている。もちろん二次会や三次会もなく、殆ど飲まない人や女性でも参加しやすい健康的なサークルとして活動している。