録画した番組で熱中症と水分補給のポイントを知った。
人間の体の水分が、3%失われると熱中症になるとのこと。
水分を失うのは、殆どがオシッコと汗だけと思っていたら違った。呼吸する時の「息」からも失うとのこと。寝ている間の呼吸で、何と2%の水分を失うと知って「びっくりぽん」した。
寝る前の水分補給が最も大切さだとわかった。朝、起きた時の水分補給の大切さもわかった。
熱中症にならないために、1日に必要な水分量の計算方法も知った。体重1kgに対し30mlらしく、50kgの人だと1.5L、70kgの人だと2.1L。
でも、そんなに水は飲めないし・・・ビールならジョッキでグイグイ飲めるけど・・・そりゃアカン・・・ビールは利尿作用があるので体内から水分摂取してしまい脱水症状につながるとか・・・
カフェインが含まれているお茶やコーヒーも利尿作用があるし・・・血液中に含まれている水分だけに、不足すればドロドロ血になって脳や心臓疾患の病気をも引き起こすし・・・熱中症対策・ドロドロ血を防ぐには、やっぱり「水」を飲むしかない・・・
人類が生誕した時から自然界に水があった。水があったから人類は生き延びて来られた。水を小細工し、調味料を加えて美味しさを求める人間の欲求を、遺伝子が嫌っているのかも知れない・・・
・・・・・暑熱順化トレーニングって?・・・・・
録画している早朝のNHKニュースを早送りでチェックしていた時、「熱中症対策」の文字が目にとまった。じっくり見ることにした。ある消防署で実施している熱中症対策だった。
火災が起これば猛暑であろうと炎天下であろうと、彼等は防火服や防護マスクで全身をスッポリ覆って動き回らなければならない。動作の1分・1秒に人の命がかかっていることもある。
過酷な暑さに耐えうるため、日々、完全装備で階段を昇り降りしたりして「暑熱順化トレーニング」に取り組んでいると言う。要は体を暑さに慣らしておくことが重要なポイントだと言う。
「なるほど」と思った。ただ彼等のようなハードなトレーニングは次元が違うと思ってみていたら、一般人の「暑熱トレーニング」は、早朝の涼しい時間帯に30分以上歩くだけで効果があると言う。それなら自分でも可能やと思ったが、多分「3日坊主」で終わるやろとも思った。
結局、自分に適した「暑熱トレーニング」なるものはなかった。「楽して体を鍛えたい」という根性から叩き直すしかない・・・
今日も暑い。「暑熱トレーニング」をしていない体は、気力だけで野良仕事をしようとすると危険かも知れないと悟った・・・