紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

大根の麹漬け(沢庵) 本漬け45kg

2023年11月30日 | 我が家の食&漬物作り

1週間ほど前に塩漬けした大根。水上がりして数日が経った。大根から泡のブクブクも出ていた。

取り出して水切りし、洗浄した容器に焼酎殺菌したビニール袋を入れ、水切りした大根を並べながら麹漬けした。

いつものとおり、「甘いのが嫌い」・「着色料で真っ黄色になるのも嫌い」なので、粗塩は標準分量にしたが、砂糖・甘味料・着色料は標準分量の2割にした。

重しは、やや重い50kgほどにし、上の重石だけは傾いて転げ落ちないようロープで支えた。水上がり具合をみて重石は徐々に軽くするるもり。

3週間ほどで、ほんのり黄色く染まった「大根の麹漬け(沢庵)」が食べられる。

早く第2弾の漬け込みにかかりたいが、切り漬けも食べたいし、親戚やご近所さんに配ったりで、漬け込みに適当な太さの大根がどんどん減っていくので、次回の漬け込みはいつになることやら・・・


早生みかん おおきに! 田舎の温かさ

2023年11月28日 | 田舎暮らし&家族

早生みかんを2軒からもらった。

 

・・・みかん農家 その1・・・

電話があった。

みかん農家:『早生みかんのコマ いらん? 今年は早生の「なり(着果した果実数)」が悪くて大玉が多いんや。コマ(ミニサイズ)が少ないので、チョットでもたまればすぐに親戚やら何やらでなくなってしまう。今、コンテナ1杯のコマができたとこなんで電話したんや。食べる?』

自分:「もらう・もらう。これから取りに行く」

軽トラに、コンテナと台車と採りたての白菜を積んででかけた。

・・・・・

みかん農家:『これみてくれる。選別した大玉や。なんぼでも持って行ってくれてもエエで』。

加工で出荷する大玉みかん(3L以上)が入ったコンテナが、倉庫内にいくつも積んであった。

自分:「加工ってもったいないなあ。大玉を重宝がる人もいるかもわからんのに。でも大玉は袋ごと食べにくいし、大味やしなあ・・・ 1個だけもらっとくわ」。産地ならではの贅沢かもと思いつつ、やんわり断った。

・・・・・

軽トラで、「早生みかん」のコマをコンテナ1杯分もらってきた。真ん中に、もらってきた大玉みかん1個。

 

・・・みかん農家 その2・・・

家内が、「大根食べる?」とお隣の奥さんに電話した。

家内曰く:「今、早生みかんを選果中らしい。コマができたら持って行くつもりだったとのこと。大根、その時にもらうと言ってる」

薄暗くなってから玄関チャイムが鳴った。奥さんが台車で運んできてくれた。

我が家のコンテナに移し替えたり倉庫に運んだりするのに、自分も呼び出された。

家内が大根2本を渡しながら、『ウチは大根を「ナマス」にしたり「切り漬け」にしたり「おでん」にしたり「お味噌汁」に入れたりしている』と話していた。

傍で聞いていた自分。家内に「大根と白菜の切り漬け、この間たくさん作ったから少し食べてもらったら」と。

『そうや』と言いながら、家内が台所へ取りに行った。

みかん農家:『悪いよ。クズみかんしか持って来てないのに・・・・』

先日、家内が作った「白菜と大根の切り漬け」

用意した小ぶりの白菜1個と大根数本の量が多すぎたため、締め付けながら容器に押し込んだら白菜と大根から出てきた水分が外に相当あふれたらしい。でも、何とか収まったとのこと。

粗塩と昆布だけの切り漬け。漬け込んで1日も経たないうちから、一味をパラパラ・醤油を垂らして食べ始めている。

 

・・・田舎の温かさ・・・

田舎なら、どの家にも何らかの農産物がある。ご近所さんで作っていないとわかれば持って行く。相手が喜んでくれれば、それで満足する。それが田舎の当たり前。

農産物に限らず、他のいろんなことについても、ご近所さんのことを気遣い思いやるのも田舎の当たり前。

自分は・・・我が家は・・・ご近所さんにお世話になるばかり。

そんな温かい人々が住むこの地に生まれ育ったことに感謝している。


みかんの「ジャム」 & みかんの「冷凍」

2023年11月27日 | 我が家の食&漬物作り

・・・みかんジャム・・・

何軒かのミカン農家からもらってあった高糖度系の「ゆら早生みかん」でジャムを作った。今季2回目のみかんジャム作りだった。

カットして鍋の中へ。家内も手伝ってくれた。

煮詰まってきたので味見をした。水分が蒸発したのでコクが増していた。自分はミカン100%ジャムでいいと思ったが、家内の意見で少しだけ砂糖を加えた。

殺菌したビンに入れた。1個は冷蔵庫へ残りは全て冷凍庫へ。

 

・・・冷凍みかん・・・

倉庫には食べきれないほどのミカン。ジャム以外にも簡単にできる加工がないものか考えた。

「猛暑の夏場、喉を潤すのに、少し酸味もあってジューシーなミカンは美味しいに違いない。冷凍保存しとけばいい」と閃いた。

・・・・・

来夏は今からだと8か月後。いろんなレシピをみた。どれも冷凍保存できる期間は1~2か月となっていたが、納得できる科学的根拠は記載されていなかった。1~2か月だったら、わざわざ冷凍しなくても常温でも保存できるのにと思った。

ネットで冷凍ミカンが販売されているのを見つけた。『賞味期限は製造から1年。マイナス18度C以下で保存ください。開封後はすぐにお召し上がりください』と。

あった! これや! よっしゃ! 

冷凍室がマイナス何度かは知らないが・・・ まあエエッか!

・・・・・

「ゆら早生みかん75個」、皮を剥き、ラップし、小分けしてビニール袋に入れ、倉庫にある冷蔵庫の冷凍室で保存した。

来夏が楽しみ・・・ でも、「すいか」には勝てないかも・・・

 


うなぎのセイロ蒸し

2023年11月25日 | 我が家の食&漬物作り

冷凍保存してあった貰い物の「うなぎの蒲焼」をセイロ蒸しにした。

自分の分はタレに絡めたご飯がタップリの1合半。

家内はご飯が少な目で半合。

数十年前、福岡・柳川で食べたセイロ蒸しが忘れられず、以来、我が家で「うなぎの蒲焼」を食べる時はセイロ蒸しと決まっている。

我が家で使っている「うなぎ専用」のセイロ

添付されていた蒲焼のパンフレット

 

・・・寒風散歩・・・

「うなぎのセイロ蒸し」をお腹いっぱい食べたからか元気が湧いてきた。

腹ごなしを兼ねて、歩いて青春クラブの会員宅へ団体傷害保険の証書を配って回る気になった。家内が『これ、上に着て行かな寒いで』とジャンパーを出してくれた。ジャンパーを着て帽子もかぶり、書類を入れたカバンを持って家を出た。

冷たい寒風の中、地区内を端から端まで歩いた。途中、両側がミカン畑の道も通り抜けた。

収穫間際の早生みかん

お昼時だったので、留守は1軒だけだった。いろんな声掛けをしてもらった。

「柿、ある?」

「みかん どう?」

「今年、和歌山大根植えたらサッパリや・・・お宅はどう?」

「健康体操、12月はバタバタするからしばらく休んだらどうやろか?」

「輪投げ、いつも最下位争いや。でも体を動かすので運動になってエエしワイワイ話もできるので楽しい!」

「お義母さん 具合どう?」 etc.

家を出る時、家内に言ってあった。

「地区内を歩いて回るけど、途中、寒すぎて辛抱できなくなったり、疲れてしんどくなったりしたら電話するから迎えに来てもらうかもわからんで」と。

リタイヤすることなく、1時間半ほどで歩いて回ってきた。それもこれも、「うなぎのセイロ蒸し」が元気をくれたからだと思っている。


早生みかん 少しやけど

2023年11月23日 | 家庭園芸&直売所

隣のミカン農家が、『これっ 少しやけど』と「早生みかん」のミニサイズが入ったコンテナを台車に乗せ、持って来てくれた。思わず言葉が出た。「忙しいのにわざわざ持ってきてくれて・・・電話くれたら貰いに行ったのに。おおきに」と。

曰く:『極早生みかんは採り始めてから出荷期限までが短かったので人を7人雇って採り切ったけど、この早生みかんは来月中旬までやから今はまだ1人しか雇ってへん』

でも我が地区では、極早生みかん・中生(なかて)みかん・晩生(おくて)みかんよりも、早生みかんの収穫量が最も多い。「猫の手も借りたい」ほどの忙しい日々に変わりはない。

 

・・・ミカン農家の日々・・・

この時期のミカン農家は、日中はミカンを収穫、暗くなれば倉庫で夜なべして家庭選果、翌朝にはJA共撰へ出荷するという日々が続く。雨が降ればミカン採りはできないが、倉庫に山積みし残っているミカンの選別作業をしたりで休みはない。

 

・・・頭が下がる思い・・・

近隣のミカン農家は若手後継者が減っていて多くが高齢者。兼業農家から定年後に専業農家となった農家もある。自分と年齢が大して変わらない農家もいれば80歳超の農家も数軒。

平地ならまだしも、段々畑での収穫は大変すぎる。今の自分だと、手ぶらで山を上り下りするだけでも息切れするのに・・・

口癖は、『しんどいけど やらな しゃーないし・・・』

その体力・気力には頭が下がる思いがする。

親爺がリタイアした時、自分は和歌山市内勤務でしかも土曜日も半日勤務で休日が少なかった時代だった。とても兼業でのミカン栽培は無理と判断してミカン山を放棄し、平地も適当にしか管理せず、時間的余裕のある定年後になっても気ままな家庭園芸の日々しか過ごしてこなかった。

親の代のミカン畑を維持しようと頑張り続けている高齢者には、「敬意を表しての声掛け」をすることぐらいしかできない。


大根の麹漬け:45kg下漬け

2023年11月21日 | 我が家の食&漬物作り

週間天気予報をみながら、お天気がよく所用もない日を待っていた。今日は所用もなく、風もないポカポカ陽気の漬物作りに絶好のお天気だった。

朝から大根の麹漬けの下準備にとりかかった。家内も助っ人してくれた。

洗い終わった45kgの大根。

塩漬け。

重しは約60kg。重石が傾いて落ちないようにロープで支えた。

水の上がり具合をみながら重石を軽くしたりしながら、大根が塩水で浸かるのを待つことに。

1週間~10日後には「麹漬け」にとりかかれるので、お正月には「大根の麹漬け」が食べられそう。

 

・・・大根アート・・・

今回、大根アートらしきは1本だけだった。

 

・・・お昼は外で・・・

自分は作業着が汚れているので外で食べたいと、家内に出前を頼んだ。作業を手伝ってくれていた家内が家に入ってパッパッと用意して持って来てくれた。

定番の「鰹節を挟んだ日の丸弁当」ではなかったが、レトルトカレーも美味しかった。

 

・・・12月の寒風が気にかかる・・・

「甘くない沢庵」を待ってくれている人も多いので、例年、90kg以上の大根を漬け込む。

畑にはまだまだ成長途上の大根が残っているが、第2弾に取り掛かれるのは12月。もし寒風吹き荒れる日が続いたとしたら、鼻水垂らしながらも大根の水洗いをしなきゃならない。

12月は、大根の太り具合と天気予報をにらっめこする日が続きそう。


白菜 アブラムシ防除

2023年11月19日 | 家庭園芸&直売所

大根との切り漬け作りや鍋物用にと白菜を数個収穫した。

白菜の外葉にアブラムシをチョクチョクみかけたが想定内だった。ただ小さな芋虫が1匹とはいえ見つかったのは想定外だった。

しっかりと防虫ネットしているのに・・・

ゴマ粒みたいなアブラムシが隙間から侵入しても仕方ないが、なぜ蝶々の幼虫の芋虫が・・・?

アレコレ思い巡らした。

たまたま風で防虫ネットがめくれた時、蝶々が飛んできて卵を産んだに違いないが、そう多くはないはず。まあエエッか。

アブラムシだけの農薬散布なら残留期間が3日間だけだし、今日採った分で3日以上はあるし・・・

防虫ネットをめくりアブラムシ退治用の農薬を散布した。

・・・・・・

畑に出たついでに、当面食べるだけの富有柿を収穫してきた。

 

・・・昨日は寒かった・・・

それにしても昨日は寒かった。最高気温が10度を下回った上に、強風が吹き荒れた。

寒さに滅法弱い自分。家内は娘とイオンモールで不在。家の中は自分一人。

ホームコタツに足を突っ込み、のんびりとアジア野球やサッカーをテレビ観戦した。まさかアルゼンチンに勝つとは・・・


頑張れ! お義母さん!

2023年11月17日 | 旅行・街歩き・お店・写真

義母が転院するので家内と義妹を乗せて医大病院に行った。病室への面会や立ち入りは2人に限定されているので、病棟の待合室で待った。

容態が気になりながらも、ストレッチャーに乗せられ病室より出てくるまで外の景色を見て待つほかなかった。

・・・・・

12Fの待合室から紀三井寺が見えた。

紀三井寺は、和歌山・那智大社隣接の青岸渡寺を1番札所とし岐阜・華厳寺を33番札所とする西国33カ所巡礼の2番札所。

左端は本堂、正面に見えるのは仏殿。仏殿内には、寄木の立像としては日本一の高さ12メートルの千手観音立像が安置されている。そっと義母のご無事を祈った。

・・・・・

先日、義母が転倒し頭を強く打って救急車で医大病院に搬送された。検査では脳内出血は少しだったものの血をサラサラにする薬を飲んでいたこともあって悪化し緊急手術となった。手術は無事に終わったものの予断を許さない容態が続いていた。

医大病院は高度専門医療機関なので高度治療の必要がなくなれば転院を余儀なくされる。

ストレッチャーに乗せたまま介護ワゴンタクシーで管内にある転院先の病院に運んでもらった。

転院先の病院は面会制限が医大病院より厳しかった。「平日、一週間に1回1人だけの15分間」だった。しかも事前予約制だった。それを聞いて自分が面会できる余地はないと思った。

担当医師が病室へ行く前の義母と会えるようにしてくれた。家内からは意識がハッキリしていないと聞いていたが、声掛けをしたら弱々しくだったが頷いてくれたのが何よりだった。

・・・・・

かつて、「花屋さん」をしていた義母の手伝いで花の問屋さんへ仕入れに何回か同行したことが、昨日ことのように想い浮かんできた。

頑張れ! お義母さん!


みかんジャムを作った

2023年11月16日 | 我が家の食&漬物作り

「早生みかん」の収穫が始まった。例年、11月下旬~12月上旬には数軒のミカン農家から『早生みかん いる?』と声がかかる。

今、倉庫のコンテナに2杯残っている「極早生みかん」。今月中に食べきれそうにもないしと、ほんの一部だけだったがジャムにした。

ミカンを食べる時のように4つ割りして皮を剥くと、助っ人の小3の孫が包丁で実を半分にカットし、鍋にいれてくれた。

中弱火で煮た。少量ずつ砂糖を加えつつ、味見役の孫から「OK」が出たところでストップ。

冷ましてから殺菌したビンに入れた。

さて、あと何回作ろうかなあ・・・


畑で季節がわかる?

2023年11月13日 | 家庭園芸&直売所

果実や野菜には旬がある。畑の果実や野菜をみれば季節がわかるが、時には勘違いすることもある。

今は11月中旬。なのに、我が家の畑では夏野菜が頑張っていた。

  • ジャンボピーマン:なぜか延々と実をつけてくれるピーマン。いつまで続くのやら・・・とても食べきれない・・・

  • なすび:もう実は期待できないと思っていたのに、久しぶりに見回ったら立派な実ができていた。今季最後の「なすび」になりそう。

数日前まで暖かすぎたせいで、彼らが勘違いしていたに違いない。でも、今週からの急の寒さにあわてふためいているはず。

 

・・・・・・

今週から朝晩が冷え込み始めたので色づきが一層すすみそう。

  • 富有柿:不作だったので摘果しなかったら、鈴なりになった枝もあった。でも小玉果ばかり・・・

  • 隣地の早生みかん:収穫待機中?


切り漬け用の大根を採ってきた

2023年11月11日 | 我が家の食&漬物作り

数日前に家内が作った「白菜と大根の切り漬け」が少なくなってきたので、また作ってもらおうと大根を採りに行った。

<9月中旬に種まきした大根畑>

<漬物用(麹漬け)に不向きそうな大根を引いてきた>

ここから先の「切り漬け」作りは、家内にお任せ。2日程待てば、「切り漬け」が食べられる。

・・・・・

前回 家内が作った「切り漬け」は・・・・・

大根特有のホロ苦さがある「切り漬け」。

孫の口には合わないと思っていたら、まさかのことに孫の1人が「美味しい!」 

所用で寄った義妹も「美味しい!」

そんなこんなで、たくさんあった「切り漬け」がみるみる減ってきた。

<残り少なくなってきた「切り漬け」>

 

・・・薬剤散布 できない・・・

モンシロチョウがたくさん飛んできていた。孫達に、1匹捕まえたら「50円」やでと言ったら、すでに約20匹捕まえてくれたので、青虫被害は少ないかも知れない。

ただ、大根の葉っぱにアブラムシをちらほらみかけるようになった。先日まで異常に気温が高かったせいかも知れない。

でも今薬剤散布すれば、農薬残留期間の14日間は収穫できない。大根の切り漬けどころか、もしかしたら大根の麹漬けにもとりかかれないかもしれないと農薬散布はあきらめた。

異常に暖かかった気候のせいか、病害虫心配はあるものの、大根や白菜は予想以上にスクスク育っている気もしている。露地栽培、気候次第で頭を抱えたり喜んだりは常の事かもしれないが・・・


今季初 大根と白菜の切り漬け

2023年11月08日 | 我が家の食&漬物作り

数日前に初採りした白菜は寄せ鍋にしたが、半分残っていた。初収穫だけに、どう使うか考えた。

大根と一緒に切り漬けにしようと、生育途中の大根を畑から初採りしてきた。

9月中旬に1粒まきした大根は、それなりに成長していた。切り漬けなので葉のついた茎も半分ぐらい残し、3本だけ収穫してきた。

漬物作りの主担当は自分だが、台所で手軽にできる大根・白菜などの「切り漬け作り」は家内が主担当。

白菜1/2と大根3本を細かく刻むと量が多すぎて漬物容器に収まらないのではと心配したが、締め付けて水分を絞り出すと半分ぐらいで収まった。上部の黄緑色の液体部分は全て大根と白菜から出てきた水分。

2~3日後から食べるつもりが、待ちきれずに漬け込みしてから1日で食べ始めた。一味をパラパラとふりかけた。

大根のほのかな苦みと大根の茎のシャキシャキ食感が堪らなく美味しかった。残念ながら白菜は脇役だった。

家内は「ご飯に合う。おにぎりに混ぜても美味しいはず」と。

自分は「茶粥にも合うで」「薄塩やから、少しだけ醤油を垂らしてもいいかも」と。


白菜初採り 寄せ鍋に

2023年11月06日 | 家庭園芸&直売所

9月上旬に種まきした白菜が約100個。防虫ネットで覆っているので巻き具合がわかりにくく、試しに大きそうにみえた白菜を1個だけ収穫してみた。

収穫適期は11月下旬だが意外としっかり巻いていた。葉に小さな虫食い穴があった外葉は勿体ないかなと迷いながらも何枚か廃棄した。

計量すると1.2kgもあった。

せっかくの初物なので、白菜をたっぷり使おうと味噌風味の寄せ鍋を作った。

久しぶりの寄せ鍋。ほんだし以外、調味料の酒・醤油・砂糖・味噌は味見しながら少量ずつ加えた。小学生の孫2人も一緒に食事するので、彼女らに味見をしてもらいながら味を調えた。

「メッチャ美味しい」と言ってくれた味噌風味の寄せ鍋ができた。

彼女らは白菜や豚肉なども食べてくれたが、味が染みこんだ「うどん」をしきりに食べていた・・・

・・・・・

早朝からバスケの遠征試合で徳島に行った中学生の孫と付き添いで行った両親が帰ってきた。

フェリーを使わず、車で明石海峡大橋・淡路島・大鳴門橋を通って行ってきたので、道中、淡路島名産のお土産を買ってきてくれた。

「せっかくの渦潮、大鳴門橋から見てきたのかなあ・・・?」


有田みかん宅配 & お昼はハンバーグ

2023年11月05日 | 旅行・街歩き・お店・写真

昨日、ご近所さんからもらった「有田みかんのコマ(ミニサイズ)」を車に積み込み知人など3軒へ宅配してきた。

行先は和歌山市内と紀の川市内。いつもは高速道路利用が基本なので一般道は全行程の2割程度しか走らないが、今回はノンビリと街並みも見ようと一般道を8割程度使った。

途中、食事休憩したり、立ち寄った先で一休みしたりしながらも久しぶりに延べ約3時間もハンドルを握った。片方の視力が弱ってきている影響からか、帰宅後は視神経の疲れがドッと出てきてバタンキューしてしまった。気がついたら1時間あまり眠ってしまっていた。

 

・・・昼食はハンバーグ・・・

車で走りながら家内と相談し、お気に入りの寛屋の「ハンバーグ」にした。土曜日だったので、お得な平日限定の日替わりランチはなかった。家内は150gのスモールサイズ、自分は200gのレギュラーサイズのハンバーグにした。

スマホ画面で会員証を提示すると、サービスの「梅ゼリー」が出てきた。

シャキシャキ食感の大根サラダ。食べている途中に気づいてパチリ。

ご飯はいつものとおり、「麦ごはん」を頼んだ。お替り自由だが、いつもと違ってお代わりしなかった。

200gのハンバーグ。熱した鉄板に半分に切って広げソースをかけてくれた。ジュ―と脂がはじけた。

ハンバーグが以前とは少し違う気がした。以前ほど肉の旨みやジューシーさを感じなかった。

鉄板が変わったためか鉄板温度が下がり脂やソースの飛び撥ね度合が少なかった。焼き加減が変わったことで味わいに影響しているのか、或いは肉質が変わってしまったのか、それとも我が味覚が変わってしまったのか・・・

でも、家内は「いつもどおりで美味しいやん!」と。

家内の味覚が羨ましかった!


ゆら早生みかん 持ってきたで

2023年11月03日 | 我が家の食&漬物作り

夕方暗くなってからだった。玄関口から『ゆら早生みかん持ってきたで』の声がした。お隣のミカン農家の声だった。

外に出ると、みかんの入ったコンテナを台車に載せて運んできてくれていた。

自分:「忙しいのに、わざわざ持って来てくれて」

ミカン農家:『選ってへんので腐りが入っているかもわからんで』

自分:「そんなん かまへん・かまへん。ミカン採り、7人も雇っていると、いろいろ大変やろなあ」

ミカン農家:『雇い賃払ったら何してるコッチャわからん。でも、ミカン採ってしまわなアカンし・・・』

自分:「体だけは無理したらアカンで」

無理せな しゃーないのがわかっていながら、そんな声掛けしかできなかった。

ミカン農家:『おおきに』

そんな大変さが詰まっている「ゆら早生みかん」

 

・・・段々畑のミカンの収穫・・・

機械化がすすんでもミカン採りは手作業。段々畑だと上がったり下りたりするだけでも体力がいる。

木が大きいと、テボ(収穫カゴ)を首にかけて木に登り、両手を離して不安定な状態のまま、片手で小枝を手繰り寄せ、もう片手でミカンを収穫するという「片手採り」も必要になる。木から落ちたり、下の段まで転げ落ちたり、ケガや骨折したりした人もいる。

収穫したミカンが入ったコンテナをモノラック(運搬車)のレールのあるところまで運ぶのも、傾斜があるし枝が張り出ていたりもするし、しかもコンテナ1杯が約20kgもあるので何杯も運ぶのは体力仕事。

モノラックに4~6個のコンテナを積み込めば、エンジンをかけ軽トラなどが置いてある場所までスタートさせる。人は乗れないので、坂道を降りる。モノラックは終点で自動的に止まる仕組みになっている。モノラックでの運搬を何回も繰り返し、収穫したコンテナを全て車へ積み込んでやっと収穫が完了する。

倉庫では家庭選別が待っている・・・

昼は収穫、夜は家人だけで選別作業がよくあるパターン。選別し、翌日JA共撰に出荷して、やっと収穫~出荷が完了する。

今、ミカン農家は寝る間も惜しんで頑張っている。